船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2024/04/08

諫早久山港で船飲み 今年最初のキャビン夜話会

event_note4月 08, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forum4 comments

諫早久山港に係船しているひじゅんⅢ(山崎さん)から上架整備が終わったタイミングでキャビン夜話会のお誘い、同じメンバーで年に3,4回集まって船の中で飲んで食べて四方山話をするだけの回なんですがこれが楽しいんですよね。

今日が当日、今日明日ともほとんど風が無い予報なのではなっから帆走は諦めて100%機走の予定です。 ちょうどいい機会だから機走時の燃料消費量を調べてみることにしました。

宴会用の食料、飲み物を持って船へ、船に積み込むときにはバウスプリット(船の舳先に取り付けられたピノキオの鼻のような奴)から積み込むことになるんですがここで役に立つのが落下防止用のネット。 ここに荷物を一旦放り込んで乗り込んだ後にキャビンまで運べば安全かつ効率的です。

ネットを取り付けた時にはペリカンののど袋みたいでちょっと不格好だなと思っていましたが意外な使い道で重宝しています。

荷物を運びこんだら出発前に燃料タンクの重量測定、燃料タンクはポータブルタイプなので引っ張り出して体重計に。 17.7kgでした。



港を出たら一番気持ちよく回ってくれるところにエンジンをセット、崎野自然公園、堂崎の桜を眺めながら走ります。


両方とも盛りが過ぎて葉桜気味、前回来たときにはまだ開花していなかったのにほんと花見の期間は短いですね。
気持ちのいい回転数での速度は5.8ノット前後、6ノットまで上げると排気が黒くなってくるのでこれ以上の速度は欲張らない方が良いような気がします。


約2時間で久山港の近くまで来ましたが高回転を続けてきたので気になるのはアイドリング、ハーフスロットル程度に速度を落として少しクーリングした後にアイドリングまでスロットルレバーを戻すとピーと警報音が鳴ってエンスト、あららまた駄目ですか。
再起動して暫くニュートラルでアイドリングをした後入港して末續さんのはなみずきに横付け。 末續さんがボートフックで掴んでくれたところでまたしてもエンストしてしまいました。 
無事付けれて一安心、このままエンジンが熱い状態でアイドリング調整をしておくことにしてエンジンルームの扉を開けて調整を済ませました。
今勉強中のマイコン制御を早く完成させないと安心できませんね。

アイドリング調整をやっているうちにひじゅんⅢ(H3)の山崎さん、口之津から山本さんも到着、早速H3キャビン内での乾杯タイムとなりました。 


なんだかんだといろんな話題で盛り上がりましたが最後の話題はクロマニヨンとかホモサピエンスだとか人類の歴史、この辺りは末續さんが詳しく不勉強な私は「へ~そうなんだと}聞き役。
話はまだまだ続きそうでしたが山崎さんからストップの声が掛かって時計を見るとなんと3時を回ろうとしていました。 今までで一番遅いお開きです。


翌朝は少し重たい頭での少し遅い目覚め、取敢えずコーヒーを入れて朝食会場に持参、朝食会場ははなみずきのキャビンになりました。


朝食時の話題は末續さんも山本さんもご先祖は小豆島から島原に移住してこられたとのことで島原の歴史、島原の乱でほとんどの農民が死んで働き手が居なくなったので小豆島から送られたとのこと、はい、私はまたしても「へ~」っと聞き役です。
11時を回った頃に山本さんが午後に用事があるからと席を立たれたのをきっかけにお開きです。
私も諫早組の末續さんと山崎さんに見送ってもらい久山港を後にしました。

今日は昨日にも増して風が無くべた凪、ただ残念なことに雨になりました。

鏡のような海面なので綺麗な八の字の形の航跡が残ります。

久山港を出て暫くしたらお昼、宴会と朝食の残りのフランスパンとチータラでサンドイッチを作り、


これに泡は出るけどすぐ消えてしまう飲み物を合わせてドジャーの中から前方を見ながらもぐもぐ。

このチータラサンドイッチ結構いけましたよ。

最初から最後までべた凪の中を通って赤灯台内側まで到着、ここでアイドリングテストをしますが昨日の調整の効果でエンストまで回転数が低下することはありませんでした。
それでもエンストに気を付けながら無事着岸です。

後片付けを終わって再度燃料タンクの重量測定、12.5㎏でした。
久山港往復に使った軽油は17.7-12.5=5.2㎏となります。

C-Mapで計測した航行距離は


行き10.8海里、帰りも10.8海里、ということで計算すると1㎏で走れる距離は
10.8x2÷5.2=4.15海里
軽油は0.82㎏/1LですからLあたりに換算すると
4.15x0.82=3.4 となって3.4海里/1Lとの結果になります。

帆走は出来ませんでしたが楽しいキャビン夜話会も堪能し、いままで測ったことが無かった燃料消費率も計測できたし有意義な二日間でした。



2024/04/02

SB2 冷却水フィルターユニット交換

event_note4月 02, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
YCエンジンのオーバーホールが終わった時から冷却水取水口にフィルターと逆止弁を取り付けていましたが気になっていたのはフィルターユニットのサイズ、実は今まで使っていたやつは清水タンクからポンプまでの間に入れるのを目的としたもので冷却水用として設計されたものではありませんでした。
当時はVETUS(ヴィータス)社のものしかなく大きすぎるしお値段は2万数千円 こんなに出せないということで安い清水用フィルターを使った経緯があります。 その時の記事はこれ

設置してから特にこれといった問題も無く働いてくれていたんですが一抹の不安はフィルター本体のサイズとフィルターメッシュのサイズが小さいこと。
小さなごみまでキャッチしてくれますがその分目詰まりの危険性も大きくなります。 もう少し粗いものが無いか折に触れて物色していましたがAmazonでSEAFLOの冷却水フィルターを発見。 価格も3千円弱とリーズナブル、でポチッとして購入したのが2,022年末、その後腕の怪我なども有ってほったらかしになっていました。
車庫の片付けをやっていたら目に入ったのを機会にやっと取り換えにかかることにしました。

取り換え自体は古いのを取り外して新しいものを取り付けるだけの簡単なもの、
今まではこんな感じで取り付けられていましたが、

これを取り外して、新旧比較


直径も10.5cmとかなり大きいし高さも高いしメッシュも少し粗目で目詰まりは起こしにくそうです。

新しいものの取り付けは排気管の向こう側からねじを止めるこ出来る位置にしました。

取付が終わったらフィルターの蓋を開けて水を満たしてエンジン起動、船尾に回って排気管から冷却水が出てることを確認して交換作業終了です。
これで長距離走ったとしても目詰まりの心配が少なくなりました。

2024/03/31

少し早すぎた海から花見セイリング 臼島も回りました

event_note3月 31, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
明日はお天気もいまいちだし里帰りしている娘家族を空港まで送らなきゃいけないし今日が3月最後の船出しのチャンス。 娘家族は孫を連れて市内見物の予定だし風具合もそこそこ、
嫁さんも船出すならサンドイッチ作るよと言ってくれたのでお言葉に甘えて船出し決定。

2024/03/28

国際VHF無線 試験を受けてハンディのトランシーバーも買ってしまいました

event_note3月 28, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forum6 comments
以前、二島でお会いした田川さんから末續さん経由で五島へのクルージングのお誘いがあった。 数艇で連れ立って行くとのこと。 まだ一度も大村湾を出たことが無い私にとっては願ったり叶ったり、みんなで渡れば怖くない、不安を抱えるYCエンジンがトラブっても何とかなりそうです。 と言うことで喜んで参加させていただくことにしました。

2024/03/17

別府志高湖でのキャンプと由布岳登山 2日目 登山と温泉

event_note3月 17, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forum4 comments
最初にお断り、今日の写真は私が自分のカメラを家に置き忘れたのですべて廣ちゃんカメラからの拝借です。

昨夜は目覚ましを掛けて寝ましたが目覚ましの時間前にトイレで目覚め、用は足したもののまだ朦朧としていて再びシェラフの中に、2度目の目覚めは目覚ましに起こされてからでした。
トレーラーから出た時には既に義弟2人で朝食の準備が出来ていました。
毎度のことながら朝はいつも役立たずでごめんなさい。

朝食も終わり、出すべきものも出して、さて由布岳に出発です。
由布岳登山口は志高湖のキャンプ場から車で15分ちょい、ここには無料の駐車場と有料の駐車場が在りますが無料駐車場にスペースを見つけて駐車。
さて登山開始です。


最初は3人ともパーカーとかスェットとか羽織っていましたがいいお天気ですぐにTシャツ姿になってしまいました。 私は額から流れる汗を抑えるためにいつもの頭にタオルの土方スタイルに変身。

登山口からふたこぶラクダの背のような形をしている由布岳の背中の部分に当たるマタエまでは割と歩き易いつづら折りが続き途中の視界が開けた場所からは湯布院の街が一望できます。

小休止を取りながら登りますがいつもは私達より早い廣ちゃんが何故か遅れ気味。 どうしたんかしら?
マタエまで登ったところで長めの休憩、廣ちゃんの回復を待って登山再開です。
ここからの選択肢は西峰と東峰、まずは鎖場が続くちょいとチャレンジングな西峰から登ることに決定。


マタエから西峰への取っ掛かりはいきなり鎖、滑落注意なんて立て札も立っています。
鎖を登ったところからは両側が切り立ったとんでもなく狭く尾根の上の超が付く狭い道。
先を行く廣ちゃんは「なんか変、こんな道やったかな~?」なんて声が聞こえて来ます。
そうは言うものの引き返してこないし怖い思いをしながらはいつくばって続いていくと「あ~こっちが本当の道だ」との声、間違ったルートを通って本ルートに戻ったみたいです。

本ルートに戻ったとはいえここからも鎖場が続きます。
鎖見えますかね、岩肌が白っぽくなったところがルートです。

縦方向の上りが続いた後

今度は蟹の横這い、なかなかスリリングです。

(腕のリハビリはまだ継続中ですがここがこなせるところまでは回復しました。)

この後最後の鎖場を登ったら山頂は目の前、ここで廣ちゃん「あたた、足がつった~」と動けなくなってしまいました。
で、リュックから出してきたのが「コムレケア」なるゼリー状の薬、速攻で効くよと言いながら服用し5分後くらいには歩けるようになり山頂到着です。

ここでお弁当タイム、もぐもぐやりながら周りを見渡すと、
春の風物詩、野焼きの煙

すぐお隣の山、鶴見岳

そして先ほど怖い思いをして歩いたマタエから続くゴジラの背びれ、この狭く尖んがったとこ歩いたんですね。

お腹を満たしゆっくりした後は下山、鎖場を慎重に下りて


上りで間違ったところは正規ルートを歩き最後の鎖場を下ってマタエに戻ってきました。

最初の計画ではここから東峰に登る予定にしていましたが「俺よか、2人で登ってこんね」と廣ちゃん、「そんなら行ってくるね」と登りだしたとたんに今度は私の足に異変、内ももがつって「いててて」と動けなくなってしまいました。
まだ大きな声で話せる位置までしか登っていませんので廣ちゃんに「足つった」と言ったら「コムレケア」を持って来てくれました。感謝!
暫くしたら痙攣も収まりましたがここで東峰登山は諦めです。 やれやれ。
それにしても鎖場みたいなとこで足つらずに良かったです。

東峰を諦めたらとっとと下山、途中の合野越で休憩した時に廣ちゃんに再度の痙攣が来たものの無事下山。
これからは山歩きとか運動するときにはこむら返りの薬を準備しておく必要がありそうです。

さて山から下りたら次は当然のごとく温泉、私からの提案は湯布院金鱗湖わきにある公衆浴場「下ん湯」です。
「ここ混浴だよ」と言うと廣ちゃん若干引き気味。「ま、話のタネにはなるから」と言うことで湯布院の街へ向かいます。
じつはこの下ん湯、まだ若者の範疇に在るときにバイク仲間3人ほどと入ったことがあるのですがその時には後から入って来たおばさんに「こげんぬるうしてしもうて」と怒られて湯を汲み出されてしまった経験があります。我々は犯人では無かったんですが何も反論できずーー。 今日はどうでしょうね?

湯布院の街に着いたらびっくり、人人人、コロナ以前の光景に戻ったようでハングル文字とか簡体漢字で話す人たちであふれています。
先に車を進めるのも大変そうなので近くの有料中駐車場に車を止め、手に風呂道具を持って湯に向かいます。
道を間違えて遠回りしましたが下ん湯に到着。茅葺屋根の味のある佇まいです。


先ずは戸を開けて中を覗きおばさん軍団が居ないことを確認、我々には先に私たちを叱り飛ばしたおばさんのような肝っ玉はありませんからね。
幸い、先客は男性一人、よしこれならということで湯屋前に設置されている料金筒に一人300円を投入して中へ、脱衣所と風呂桶が一体となったもっとも単純なお風呂です。


こちらは露天、湯の温度はまた怒られそうなぬるめ。 おばさん来なきゃいいけど。

湯に反射した光が天井を照らしなかなかいい風情があります。

我々の後にも入浴客が戸を開けて一旦中を覗いてから入ってきますが全員男性でした。

ハプニング無しのお風呂で汗を流した後キャンプ場に戻り廣ちゃんは明日用があるからとここで撤収、風呂上がりの泡の出る飲み物は廣ちゃんを見送ってからとなりました。
飲めない人の目の前で飲むのは悪いですからね。

見送った後は勝ちゃんと二人で乾杯、菜の花を湯がき、昨日食べきれなかった烏賊の一夜干しを焼き、さらに餃子、締めくくりは嫁さんが持たせてくれたハヤシライス。
廣ちゃんカメラは帰っちゃったし、スマホは夜に弱いしでこの辺の写真は全くありません。
焚火を楽しみながら元自動車の整備を本職としていたことも手伝って船のエンジンの回転数検出などについても話が盛り上がりまたしても夜が更けていきました。
きりが無いのでいい加減で切り上げてお休みなさい~で今日1日終了です。

<追記>
3日目は朝から雨、少し寝坊してしまいまたしても朝食は勝ちゃんのお世話になってしまいました。
勝ちゃんは今日は乗馬の予定、私は帰宅ということで雨の中撤収で今回のキャンプと登山は終了です。

2024/03/15

別府志高湖でのキャンプと由布岳登山 初日

event_note3月 15, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
博多の義弟(勝ちゃん)から用有って湯布院に行くのでついでにキャンプしないかとのお誘い、久留米の義弟(廣ちゃん)も加わって別府志高湖でキャンプ、由布岳登山の計画がまとまりました。

朝から準備して出発、長崎からだとちょいと時間が掛かります。半ば退屈気味で走っていたら先に着いた廣ちゃんからLINE、パーキングエリアに車を止めて開いて見るとこんな写真が、


キャンプサイトの設営も終わり早々と泡の出るお飲み物タイムに入ったようです。
「たく、も~、こっちはまだ走っているのに」と言いながらキャンプ場に到着。

ここは鶴見岳と由布岳を望む湖畔に位置した最高のロケーションですが惜しむらくは場内にお風呂が無いこと。

そうなるとお風呂は近くの温泉へと言うことになる訳ですが先着の二人はすでにほろ酔い状態、必然的に私はアッシー君、飲みたいのを我慢して近くの堀田温泉へとなりました。

帰って来て撮ったサイトの写真はこれ、


広いサイトの湖側ですがここからは由布岳も鶴見岳も望めません。
ここは何がいいかと言うとトイレに近いこと、これ歳食った我々には超重要事項です。
先に上げた見晴らしの良いサイトはトイレから遠いので選択肢から外されてしまいました。

風呂にも入ったしと言うことで本格的な宴会モードに突入、勝ちゃんがごそごそとカップ酒を引っ張り出しはじめますが「あら、ここにも在ったと」言いながら出てくること出てくる
「こりゃ~記念撮影ばせんとね」となって皆で積み上げて1枚、惜しい、あと2個あればカップ酒タワー完成だったのに。


 この後すぐに燗を付けて乾杯となりました。

焚火に火を着けて、


廣ちゃん愛用の七輪でカキフライを温め、あら焦げた、勝ちゃんは火にかけたダッチオーブンで鶏の豆乳なべの準備。


この後七輪の上には烏賊の一夜干し、豚バラの串焼き、チジミと続いて出来上がった鶏の豆乳なべでダメ押し。 もう何も入りません。


この後も焚火を囲んでなんだかんだと話も盛り上がりましたが何の話題だったのかもう思い出せません。 船のエンジンの話も出たかな?
話は尽きませんが明日の登山に備えて少し早めのお開きです。(とはいっても11時回ってますけどね。) 
トレーラーに戻って明日持って行くものをリュックに入れて目覚ましを掛けていつもは宵っ張りの私も早めのお休みなさいとなりました。