船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2019/02/08

SB2 キャビンの床を取っ払ってしまいました

event_note2月 08, 2019 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
エンジンルームの床を綺麗にした後は 壁、天井、などを洗剤を使ってせっせと掃除していました。
雑巾とバケツの水は真っ黒けになりましたが壁の色は目立つほどには変わってくれません。 やはり綺麗にするには塗り直しをするしかなさそうです。
それはさておき毎回キャビンの入り口を開けるたびに油の臭いが鼻を突きます。
エンジンルームの床とか壁なんか結構きれいになったはずなんですがなかなか臭いが減ってくれません。

やはり床下に残った油汚れが問題なんでしょうかね。
床下を覗いてみると前の持ち主が5年近くほったらかしにしている間に雨漏れで床まで溜まった水とそれに浮いた軽油などの油がしっかりこびり付いています。
掃除をしようにも隙間が狭いのでブラシ類を使うことすら出来ません。
さて、どうしたもんでしょうね。
エンジンルームをきちんと作ってキャビンから臭いの元を切り離せば臭わなくなってくれるんでしょうか?
それともこの際、床を引っぺがして綺麗に掃除をしておくべきなんでしょうか?

この話を嫁さんにしたら「臭い、臭いって言わずにさっさと床はぐって掃除すればいいんじゃない」って単純な答え。
ま、そうなんですけどね、 ただ、床を剥いでしまうと作り直しが大変そうなんでちょっと腰が引けてしまいます。
一度は床を全部剥いでしまう気になったことは有るんですが挫折してしまっちゃったし。(その時の状況はこちら

「う~ん、どうしよう」と酒をなめながら考えてみましたが 毒を食らわば皿まで、案ずるより産むがやすし、虎穴に入らざれば虎子を得ず、なんて言葉も浮かんできて床を剥がさなきゃ先に進めないよと私の背中を押しにかかります。
確かに問題は床の張り直しだけなので「やってみれば意外と簡単かも」ということで酔いも手伝って床を剥がしてしまうことに決定。

翌日、酔いが醒めても方針が変わらなかったので床の切り取りにかかります。
何で切ろうかと思いましたが念のためディスクグラインダー、丸鋸、ジグソーを持って行きました。
最初は間違って船底を切ってしまわないようにジグソーで切ってみることにしました。なんと言っても海に浮かんだ状態での作業ですから丸鋸なんかで間違って船底を切ってしまったら悲惨なことになりますからね。
ジグソーだったら鋸の頭が船底に当たったとしてもゴトゴトと音がするだけで穴は開きませんから沈没につながる危険はありません。
でも実際にやってみると船底に鋸の頭が当たるとジグソー本体が飛び跳ねてうまく切れません。

で、やはり丸鋸しかないかということで床板がぴったり切れる深さに慎重に歯の出具合を調整してチャレンジ。
やはり丸鋸の威力はすごい、切っていくスピードはジグソーの比ではありません。
次に床を張りなおすときのために周囲に3cmほど残して切っていきました。
丸鋸が入らない部分は切り残しが出ますがここは回し引き鋸で地道に切っていきました。
ま、後先考えなければこういった破壊に近い作業は楽しいんですけどね。
ただ、歯の出幅は板厚に合わせていたんですが床板の一部に裏側を削って薄くしてあった部分が有ってここは船底まで切り込んでしまいました。あ~らら!
ま、幸い船は浮いていて深さは1mmもないんであまり問題にはならないような気がします。
で、床を切り取ってしまった後がこちら、真っ黒けの油とゴミが混じったものがこびり付いています。薄茶色に見えるのは鋸屑です。
トングで少しほじくってみるとこんなふうにぺろりとアスファルトみたいな塊がめくれてきます。
「なんでこんな悲惨な船買っちゃったんだ!」との思いもちょっぴりよぎります。
本来の目的はキャビン付きボート自作のための教材として買ったんですけどレストアだけで終わってしまいそうです。
ま、今更悔やんでいても仕方がないんで可哀そうなこの船綺麗にしてあげることにします。 
今日のところはこれまでで次回はこの厚い油汚れに挑戦です。
がんばらなきゃー。





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