船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2020/10/26

SB2 今年やっと2度目のセイリング、でも残念ながら凪でした

event_note10月 26, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
友人の凪男君と一緒に船を出しました。 本当は先の土曜日に出す予定にしてたんですがその日の天気予報は7mの風、ちょっと強すぎるかもとのことで今日に延期したんですが逆に今日の予報は1~2m。
きっと走ってくれないよねと思いつつ港に行ったらそこそこ風が吹いています。
よしよしということで船を出して港を出たところでセイルをセッティングし帆走開始。
最初の内は2~3ノットで順調に走りましたがそのうちに風が弱いゾーンに入ってしまいました。
調度お昼の時間になったので練習をしたかったヒーブ・ツー(風の中で帆を上げたまま船を停めておくこと、細かい事はこちらを参照ください)を試しながらお弁当タイム。
やってみると下手くそ船長がタッキング(ジグザグに風上に上るために方向を変えること)に失敗した時の状態みたいなもんでした。
風が弱い状態なんで簡単に出来ましたが次回はもう少し風が有る状態で練習してみたいと思います。
ヒーブ・ツーしながらお弁当タイム、もぐもぐしながら周りを見渡すと大村方向に白い帆が見えます、ひょっとしたらお仲間の「ひじゅんⅢ」かもと思って電話してみましたが別の船でした。

お弁当が終わったのでもう一度帆走開始、でも風が弱く走ってくれません、諦めてエンジンの慣らしを兼ねて機帆走で長崎空港を目指すことに、誘導灯あたりの真下で見る飛行機って迫力あるんですよね。
機帆走の良い所は帆がスタビライザーの役割をしてくれるのでローリングが少なくなることと舵の役目も果たしてくれるのか直進性も良くなるようです。
実際、途中ですれ違った空港からの連絡船の引き波でも横揺れはあまり有りませんでした。

エンジンは順調に動いてくれて5ノットちょいのスピードで走ります。固定にしたダガーボードが効いているのかセイルが効いているのかは判りませんが以前のようにまっすぐ走るのに苦労しなくなりました。
以前は後ろの航跡を見るとくねくねとうねっていましたが今日はほぼ真っ直ぐです。

さて空港の誘導灯には着いたもののコロナの影響で減便してるのでなかなか飛行機が来てくれません。 
せっかくここまで来たので臼島を一回りして帰ることにしました。
この後ろに見える島が臼島です。

初めての場所だし浅瀬も有りそうだったのでスマホのC-Mapで水深を確認しながら一回り。
ほんと便利な時代になりましたね。
途中競艇発祥の地「大村競艇場」を背景にパチリ。
臼島を回った所で波が立って風が出たようなのでエンジンを止めて帆走を試みましたが早いときでも1.5ノット程度、このままだと港に帰り着くのは明日になりそうなので再度機帆走。
結局、帰り道は全く風が無くなり完全に凪状態、水面は鏡のようになってしまいました。

ま、風が吹かない予報でしたけどここまでの凪とは思いませんでした。
おかげで港に戻ってのお尻からの着岸は風に流されることも無くスムーズに出来ました。

セイリングと言う意味では残念でしたが、ヒーブ・ツーの練習も出来たし、エンジンは順調に動いてくれたし、それなりに楽しめました。
で、ここで1杯となるんですが今日は結婚記念日なので嫁さんと外での1杯となりました。