船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2014/04/21

船を作ろう 前後接続部防水、エンジンマウント高さ調整

event_note4月 21, 2014 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
前後船体の継ぎ目から水が上がってくる対策としてドアに使う隙間テープの類をホームセンターで2種類物色してきました。
一つはモヘアのテープ、もう一つはゴム製の中空になったパッキン状のもの(袋を捨ててしまって商品名が分かりません。)。
これを写真のように2重に貼り付けました。

それと、スズキの2馬力DF2は取り扱い説明書を見るとキャビテーションプレートの位置を船底から0~25mmを推奨しています、ホンダのBF2に合わせてトランサムの高さを調整していたので足が長いスズキだと船底よりも4cmほど下に来てしまいます。
ホンダとスズキの推奨値(ホンダ0~50mm、スズキ0~25mm)を満足させる為せっかく切り込んで下げてたエンジンマウントの位置を高くすることにしました。

ちょうどいい材料を探していたら紫檀の角材があったのでこれを使うことにしました。(ぜいたく~)
この紫檀、耐朽性は極めて大きくて何の処理無しでもぼろぼろになることは無さそうです。
これを切り出してトランサムにネジ止め。
結局、オリジナルの設計のままエンジンマウントを低くしなければ何もせずにすんだようです。
ホンダ推奨値の0~50mmの中間値に合わせて25mm下げたのが仇になてしまいました。
 
ここまで準備してエンジンを取り付けてみるとホンダはラダー取り付けのガジョン(ヒンジ)をうまく交わしてくれますが、スズキはしっかり干渉してしまいます。
一瞬エンジン側をヤスリで削ってしまおうかとも考えましたがここはスクリューの推力を船体に伝える大事な部分みたいだし、強度を下げることになるのでこれは取りやめ。
エンジンマウント部分にスペーサーをかませて対処することにしました。

なにはともあれ二つの作業が終わったので結果を試してみたくてたまりません。
ちょっと夕方に近くなってしまったけど嫁さんに手伝ってもらって試運転。
この試運転はエンジンでの走行のみなので港での準備は早いです。
船を出して早速はしらせると継ぎ目からの水は出てこなくなり対策大成功。 でもこんどは、ダガーボードケースに追加していた蓋の隙間からからちょびちょびと水が上がってきます。これは追加の対策が必要です。
もう一つはエンジン位置を少し高くしたのでバウアップが少しは緩和されるかなと期待してたけどこれは目立った効果なし。
バウアップは座る位置を前のほうにするしかなさそうです。う~んスロットル延長バーを作らなきゃー。