さて前回の続きの作業です。
硬化不良が疑われたパテですが溝の中に残ったパテを突っついてみると固そうだしこの傷の中に残ったパテを綺麗に取り除くもは大変そうなのでなのでそのまま作業を続けることにしました。
傷の上に乗っけるFRPを厚めにしておけば中が少し柔らかくても大丈夫でしょう。
昨日サンドペーパーでこすってはいたんですが念のためガラスクロステープを貼る場所にサンドペーパーを掛けて面を荒らしておきます。
下地の準備が整ったところでガラスクロステープを必要な長さに切っておきFRP用のポリエステル樹脂を混合します。
ガラスクロステープは手持ちに7.5mm幅300g/㎡のものが有ったのでこれを使いました。
樹脂はエポキシを使おうかとも思いましたがポリエステル樹脂の方が硬化が早いので採用。
これはウォーターロックを作った(挫折しましたけどね)時に使った残りを使いました。
先ずは刷毛で樹脂を補修部分に塗り伸ばしこの上にガラスクロステープを置いて位置決め、さらに樹脂を刷毛で塗って含ませます。
テープが薄めなので刷毛だけで気泡もなく吸い込んでくれました。ガラスクロステープをさらに重ねて同じ作業を繰り返し4枚を重ねましたがこれだけ重ねれば十分でしょう。
1枚当たり厚さ0.3mmとすると1.2mmの厚みになります。
意外でしたがこれだけ重ねても樹脂がしっかり浸み込むと透明になって下がしっかり透けて見えます。
あとは樹脂の硬化を待つだけ、今考えると傷の深さは1mmくらいのもんですからわざわざパテで埋めなくても樹脂を流しただけで十分埋まってくれてパテ硬化不良の心配も残らずに済んだんでしょうね。 ちょっと悔しい😞
ま、何もやらないより安全性は増したはずですから「やってよかった」にしておきます。
それにしてもこんな調子でやっていたら何時エンジンルームが出来上がることやら全く予測が付きません。 月単位はおろか年単位になりそう。
ちょっと勢いをつけるために1杯やることにします。