船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2024/03/17

別府志高湖でのキャンプと由布岳登山 2日目 登山と温泉

event_note3月 17, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forum4 comments
最初にお断り、今日の写真は私が自分のカメラを家に置き忘れたのですべて廣ちゃんカメラからの拝借です。

昨夜は目覚ましを掛けて寝ましたが目覚ましの時間前にトイレで目覚め、用は足したもののまだ朦朧としていて再びシェラフの中に、2度目の目覚めは目覚ましに起こされてからでした。
トレーラーから出た時には既に義弟2人で朝食の準備が出来ていました。
毎度のことながら朝はいつも役立たずでごめんなさい。

朝食も終わり、出すべきものも出して、さて由布岳に出発です。
由布岳登山口は志高湖のキャンプ場から車で15分ちょい、ここには無料の駐車場と有料の駐車場が在りますが無料駐車場にスペースを見つけて駐車。
さて登山開始です。


最初は3人ともパーカーとかスェットとか羽織っていましたがいいお天気ですぐにTシャツ姿になってしまいました。 私は額から流れる汗を抑えるためにいつもの頭にタオルの土方スタイルに変身。

登山口からふたこぶラクダの背のような形をしている由布岳の背中の部分に当たるマタエまでは割と歩き易いつづら折りが続き途中の視界が開けた場所からは湯布院の街が一望できます。

小休止を取りながら登りますがいつもは私達より早い廣ちゃんが何故か遅れ気味。 どうしたんかしら?
マタエまで登ったところで長めの休憩、廣ちゃんの回復を待って登山再開です。
ここからの選択肢は西峰と東峰、まずは鎖場が続くちょいとチャレンジングな西峰から登ることに決定。


マタエから西峰への取っ掛かりはいきなり鎖、滑落注意なんて立て札も立っています。
鎖を登ったところからは両側が切り立ったとんでもなく狭く尾根の上の超が付く狭い道。
先を行く廣ちゃんは「なんか変、こんな道やったかな~?」なんて声が聞こえて来ます。
そうは言うものの引き返してこないし怖い思いをしながらはいつくばって続いていくと「あ~こっちが本当の道だ」との声、間違ったルートを通って本ルートに戻ったみたいです。

本ルートに戻ったとはいえここからも鎖場が続きます。
鎖見えますかね、岩肌が白っぽくなったところがルートです。

縦方向の上りが続いた後

今度は蟹の横這い、なかなかスリリングです。

(腕のリハビリはまだ継続中ですがここがこなせるところまでは回復しました。)

この後最後の鎖場を登ったら山頂は目の前、ここで廣ちゃん「あたた、足がつった~」と動けなくなってしまいました。
で、リュックから出してきたのが「コムレケア」なるゼリー状の薬、速攻で効くよと言いながら服用し5分後くらいには歩けるようになり山頂到着です。

ここでお弁当タイム、もぐもぐやりながら周りを見渡すと、
春の風物詩、野焼きの煙

すぐお隣の山、鶴見岳

そして先ほど怖い思いをして歩いたマタエから続くゴジラの背びれ、この狭く尖んがったとこ歩いたんですね。

お腹を満たしゆっくりした後は下山、鎖場を慎重に下りて


上りで間違ったところは正規ルートを歩き最後の鎖場を下ってマタエに戻ってきました。

最初の計画ではここから東峰に登る予定にしていましたが「俺よか、2人で登ってこんね」と廣ちゃん、「そんなら行ってくるね」と登りだしたとたんに今度は私の足に異変、内ももがつって「いててて」と動けなくなってしまいました。
まだ大きな声で話せる位置までしか登っていませんので廣ちゃんに「足つった」と言ったら「コムレケア」を持って来てくれました。感謝!
暫くしたら痙攣も収まりましたがここで東峰登山は諦めです。 やれやれ。
それにしても鎖場みたいなとこで足つらずに良かったです。

東峰を諦めたらとっとと下山、途中の合野越で休憩した時に廣ちゃんに再度の痙攣が来たものの無事下山。
これからは山歩きとか運動するときにはこむら返りの薬を準備しておく必要がありそうです。

さて山から下りたら次は当然のごとく温泉、私からの提案は湯布院金鱗湖わきにある公衆浴場「下ん湯」です。
「ここ混浴だよ」と言うと廣ちゃん若干引き気味。「ま、話のタネにはなるから」と言うことで湯布院の街へ向かいます。
じつはこの下ん湯、まだ若者の範疇に在るときにバイク仲間3人ほどと入ったことがあるのですがその時には後から入って来たおばさんに「こげんぬるうしてしもうて」と怒られて湯を汲み出されてしまった経験があります。我々は犯人では無かったんですが何も反論できずーー。 今日はどうでしょうね?

湯布院の街に着いたらびっくり、人人人、コロナ以前の光景に戻ったようでハングル文字とか簡体漢字で話す人たちであふれています。
先に車を進めるのも大変そうなので近くの有料中駐車場に車を止め、手に風呂道具を持って湯に向かいます。
道を間違えて遠回りしましたが下ん湯に到着。茅葺屋根の味のある佇まいです。


先ずは戸を開けて中を覗きおばさん軍団が居ないことを確認、我々には先に私たちを叱り飛ばしたおばさんのような肝っ玉はありませんからね。
幸い、先客は男性一人、よしこれならということで湯屋前に設置されている料金筒に一人300円を投入して中へ、脱衣所と風呂桶が一体となったもっとも単純なお風呂です。


こちらは露天、湯の温度はまた怒られそうなぬるめ。 おばさん来なきゃいいけど。

湯に反射した光が天井を照らしなかなかいい風情があります。

我々の後にも入浴客が戸を開けて一旦中を覗いてから入ってきますが全員男性でした。

ハプニング無しのお風呂で汗を流した後キャンプ場に戻り廣ちゃんは明日用があるからとここで撤収、風呂上がりの泡の出る飲み物は廣ちゃんを見送ってからとなりました。
飲めない人の目の前で飲むのは悪いですからね。

見送った後は勝ちゃんと二人で乾杯、菜の花を湯がき、昨日食べきれなかった烏賊の一夜干しを焼き、さらに餃子、締めくくりは嫁さんが持たせてくれたハヤシライス。
廣ちゃんカメラは帰っちゃったし、スマホは夜に弱いしでこの辺の写真は全くありません。
焚火を楽しみながら元自動車の整備を本職としていたことも手伝って船のエンジンの回転数検出などについても話が盛り上がりまたしても夜が更けていきました。
きりが無いのでいい加減で切り上げてお休みなさい~で今日1日終了です。

<追記>
3日目は朝から雨、少し寝坊してしまいまたしても朝食は勝ちゃんのお世話になってしまいました。
勝ちゃんは今日は乗馬の予定、私は帰宅ということで雨の中撤収で今回のキャンプと登山は終了です。