2日目の朝は嫁さんに起こされて朝食。
泊まっているのはB&B(Bed and Breakfast)で日本でいう民宿です。
ここは客室は二部屋しかなく朝食は家主の奥さんが作ってくれます。
で、今日の朝食は手作りのクロワッサン(でかい)と果物、これを部屋の外に置いてあるテーブルでいただきます。
ここ予約したときに期待したのよりもずーっと素敵で大正解といったところ。
部屋は広くて快適、庭も奇麗に手入れされていて何処にも行かずにここでのんびりもいいかなと思えてしまいます。
こんなとこにはツアーでは絶対泊まれませんよね。
なんて思いながら朝食を済ませてのんびりを決め込んでいたら「どこか行こうよ」と嫁さん、少し遅い出発ですがマウイ島南東部にある
ワイルア滝を見るために出発です。
今になって気づいたんですが嫁さん滝を見るのが好きらしく言った先々で滝を見に行っています。
すぐに着くだろうと思って出発したんですがマウイ島は思ったより大きな島でおまけに宿舎からは3,000m級のハレアカラ山のすそ野をぐるーっとらなきゃいけません特にマ
ウイ島の北東海岸から下るハナ・ハイウェイは狭い曲がりくねった道なので運転には気を使います。
道中の谷にかかった小さな橋はどれも1車線分しかなく離合不可、先に入ったほう優先の譲り合い、おまけに橋の近くには近くの小さな滝とか橋の下を流れるせせらぎを見るために人がうろうろしていて余計に気を使います。
我々日本人にとってはちょっとした山村のどこにでもある谷川ですがだだっ広いアメリカ本土の平原に住んでる人たちには珍しい場所なんでしょうね。
特に滝と滝壺が有るような場所では水着姿の若い男女も多くとってもアメリカ的。
飛び込み禁止と書かれた滝で飛び込みしているアホな若者もおりました。
嫁さんが設定した目的地ワイルア滝まで走りますが途中には食事ができる店もほとんどなくトイレも公衆トイレは2か所のみ、おまけに故障していて使えなかったりで大変です。
で、トイレをどうしようかと思っているところでハナ空港の看板が目に入り、ここだったらちゃんとしたトイレがあるだろうとちょいとわき道にそれて行ってみました。
すぐに空港に着きましたが まー、なんと可愛い空港で着いた時には人影もなく無人、日本のローカル鉄道の無人駅舎より小さな建物の中にはチェックインカウンターが1個だけ、それでもトイレはちゃんと水が流れるものが有りました。よかった。
ワイルア滝まで約3時間近くかかってたどり着きましたが正直滝の規模的にはわざわざ見に来るまでもないかなとの思いが本音。
ここでも小さな滝壺でビキニのお嬢さんが泳いでいました。
道中マウイとはこんな島なんだと実感するのが目的と思ったほうが正解のようです。
滝を見た後はそのまま先に進んで山すそを1周する形で宿舎に戻るのが近道だったんですが途中が未舗装でレンタカー会社の契約書にはここは走ってはいけないとなっているようで諦め、また来た道を戻りました。
ゆっくり飲みながら食事をしたかったんで帰り道のスーパーで惣菜を購入して宿舎に戻り庭のテーブルで遅い夕食を取って2日目が終わりました。