船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2020/05/31

SB2 ギャレー ルビコン川を渡ってしまいました。

event_note5月 31, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
ギャレー、今の80cm幅の中でどうアレンジしようか悩みましたがもとに戻さずにモディファイするならこのまま残していても仕方ないよねということで結局全部ばらしてしまいました。ちなみにこれは悩んでいる最中の写真、シンクを縦に置いたらどうかななんてやってる所です。

2020/05/29

SB2 ギャレー どう作りましょう

event_note5月 29, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forum4 comments
さて次はメインキャビンの整備の番ですが何処から手をつけましょうということで一番大変そうで他に及ぼす影響が大きそうなギャレーからやってみることにしました。
このギャレー横幅が狭いのでアレンジに苦労しそうです。
上側のキャビネットは取り払っています。
この船、建造時の航海用の計器は遠洋航海にも対応できそうな当時の最新機器満載だったのに対してギャレーは小さくちょいとそこまでに対応している感じ。
下二つが我が家に来た時のその写真です。

先ず最初の難関がこのガスコンロ用ジンバル、寸法を測ると265Wx270Dmmとかなり小さくここに収まるガスコンロが見当たりません。
燃料のことを考えるとカセットガスのコンロを使いたいところですがほとんどの製品が巾350mm以上、100歩譲ってプロパンガスのコンロを探しても一番小さいのが巾272mm奥行270mm、惜しいことに幅が数mmオーバーしています。
奥の方にガスホースを通していたと思われる穴があるので建造当時はこのジンバルに乗るような小さなプロパンガスのコンロが有ったんでしょうね。
それならばとジンバルを外してみてもおけるコンロは335mmの幅が限度。
「もう、どうしたらいいのよ」と言いたくなってしまいます。
電子レンジなどの設置なども考えるとギャレースペースの幅を広げてジンバルを作り直すのが一番良さそうですが 
左側の隔壁が船体にくっ付いていて移動は簡単ではなさそうです。
あ~、困った!

次に困るのが水タンクが有りません。
足元に足踏みのポンプが設置されていた跡は有るのですが水タンクはどこに置いてあったんでしょうね?
シンクの下の扉の中かもと思いますがここにはそんなに大きな水タンクは置けそうにないし???
18Lポリタンクを突っ込んでみたら入るんでしょうか?

なんて悩みながらもう少しばらしてみたらいい案が浮かぶかもということで扉とかカウンタートップも取り外してみました。


ここで止まってしまったのはコンロ周りのデコラ板(メラミン化粧板)が接着されているようで外せなかったからです。
これを無理やり外してしまうとルビコン川を渡ってしまうことになって引き返せなくなってしまいそう。
ここで時間切れですが帰り際にシンク下に18Lポリタンクを突っ込んでみました。

扉部分から入るには入りますが力が落ちてきた私には満杯にした18kgのポリタンを持ち込んでセットするのは骨が折れそうです。

これらの写真を脇で見ていた嫁さん「ちまちま外さずにがばっと全部外してしまえば」だって。確かに自由度は上がりますが1から作るのって大変なんですよね。

さてどうしましょう、
上部キャビネットも含めてもとに戻してジンバルだけ作り直すのが一番楽ちんですがそれではあまり面白みが無いし、
硬いメラミン化粧板の加工が自分でちゃんと出来そうだったら1からやり直してみても面白そうですけどね。
と、悩みながら1杯が2杯---となりそう。



2020/05/26

SB2 物入とトイレにカーテンが付きました

event_note5月 26, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forum1 comment
手曲げしたカーテンレールをトイレ前に、出来合いのカーテンレールを物入に取り付け、嫁さんが作ってくれたカーテンをぶら下げました。

2020/05/24

SB2 頂いたレギュレータスプリングを取り付けやっと元に戻りました。

event_note5月 24, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
塗装が乾燥したところで短くしたYS12用のレギュレータスプリングを持って船へ。
取り付ける前にΦ15mmのスポンジチューブを被せました。
スプリングの径が17mmですからぎちぎちです。このぎちぎち状態、いい方に転ぶのか悪い方に転ぶのかエンジンを回すまで判りません。

2020/05/23

SB2 レギュレータスプリング

event_note5月 23, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
折ってしまったレギュレータスプリング、そもそも何で長すぎるんだろうということでノギスを持ってスロットル側とガバナー側のスプリング取り付け穴間の間隔を測ってみました。

2020/05/22

SB2 エンジン うまく行ったと思っていたのにどんでん返しが 再調整しようとして壊してしまいました

event_note5月 22, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
昨日はハンチング対策もうまく行って気持ちよく眠れました。
気分よく次回の出航のため帆関連の準備をしておこうと船に出かけ、着いたらすぐにもう一度エンジンを掛けてみました。

2020/05/20

SB2 エンジン ガバナーハンチングとその対策

event_note5月 20, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
船首キャビン関連の作業に行った際にエンジンの慣らしとご機嫌伺いそれとペラのフジツボ付着防止を兼ねて時々係留運転をやっていましたがアイドリングが低すぎたのかエンジンマウントが音を上げるんじゃないかと思えるほどの振動、おかげで船体全部がガタガタと振動してしまいます。エンジン音から算出してみましたが610RPM、これ低すぎ。
で、振動が少なくなるところまで回転数を上げてみました。こちらもエンジン音から算出して740RPM、ま、いいところでしょう。

2020/05/19

SB2 船首側キャビン クッションシートサイズ変更 椅子屋さんをこなしました

event_note5月 19, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
船首側キャビン(物入を作った部屋です)を完成形にしたくって取り外していたクッションシートを戻してみることにしました。

2020/05/16

SB2 トイレ用カーテンレール パイプベンダー自作して曲げました

event_note5月 16, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forum4 comments
トイレの前にカーテンを付ける予定にしていますがなかなか思ったようなカーテンレールが見つかりません。
単純な直線だったら簡単なんですが 90度曲がった曲線のレールが必要だし、天井側には支えも無いし、おまけに錆びない材質じゃなきゃいけないしーー。

嫁さんと一緒にホームセンターにカーテンを物色した時に見つけたのが12.7mmのステンレスパイプ。これを曲げて使えば何とかなりそうだということで買ってしまいました。
ただ買ったはいいもののどうやって曲げるかが問題、こういったパイプは道具無しで曲げるとペコっと潰れて折れ曲がってしまいます。
パイプの中に砂を詰めて曲げれば潰れ防止が出来ることは知っていますが綺麗なRに曲げれるかどうか自信はありません。
(かなり昔、アルミパイプに砂を入れて曲げたことは有りますがこの時はRの出来栄えは無視できました)
やはり工具が必要だよねということでボートステーションの松尾さんに尋ねてみましたが手持ちは20mmが最小でこんな細いパイプ用は持ってないとのこと。
じゃ、買うしかないかとネットで工具を調べてみましたが3,500+送料で一度だけ使うにはもったいなくって二の足を踏んでしまいます。

え、早く本題に入れって、いつも前置きが長くなってすみません。m(__)m

結局自前のパイプベンダーを作って曲げてみることにしました。
市販のパイプベンダーは曲げRが固定ですが自作すれば好きなRに出来るメリットも有りますしね。

先ずはベニヤ板の端材を使って曲げるためのRをこしらえます。
コンパスで線を引いてジグソーで切り出し、
これを台になるベニヤ板の上にねじ止め、大きな力が掛かるかもしれないと思ったので多めのねじで固定しました。
曲げるのは90度までなんですが弾性で戻ることも考えて90度以上のRにしています。
あ、線が2本あるのは最初125mmRの線を引いたんですが150mmRが良いかなと引き直したためです。

ここでパイプを置いて余分な部分が曲がらないようにパイプ押さえの板をねじ止め。
ここで直線部を確保します。
今度はRの中心にボルト穴を開けボルトを通します、ここでは8mmのボルトを使いました。 これで固定側完了。

可動部側のパイプを押さえていく板をパイプにぴったりに置き、
曲げレバーになる板にボルト穴を開け、ボルトに通してこの押さえ板の上に置いたところで上からねじ止めして2つを合体。
曲げた後に撮った写真ですがこんな風になっています。
この押さえ板がRに沿ってパイプを押さえつけて曲げて行くことになります。

これで工具は出来ましたが念のためパイプの中に砂を詰めておくことにします。
うまく行かず何処かでペコっと潰れても困りますからね。
砂は流れが良いように朝から新聞紙に広げて乾燥させてあります。
パイプの口に漏斗をセットしてしっかり詰めたら口を閉めてパイプベンダーにセット、
いよいよ曲げ作業の開始です。

こんな風にパイプに板を当てて少し引きながらレバーを引いて行きます。
レバーを引くだけでも良かったのかもしれませんがこれはうまく行きました。

90度まで曲げたところでレバーを戻してみましたがやはりパイプの弾力で少し広がってしまいます。
準備したRの最後のあたりまで(120度くらいでしょうか)曲げて戻したらいい感じになりました。
ただ150mmのRで計画していましたが弾力で伸びた分計画より大きなRで仕上がってしまいました。 ま、ここはどんなRでもいいのでドンマイです。
これでカーテンレール完成。

さて、カーテンレールは出来ましたが両端をどうやってしっかり止めるか具体案が出来ていません。
今夜もいつものように1杯やりながら考えることにしましょう。





2020/05/14

SB2 こまごまとしたことをやってました

event_note5月 14, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forum4 comments
物入、トイレ周りも大物は片付いていましたが細々としたところが残っていたのでここ数日この処理をやってました。

裏返しに塗装してしまった床の巾木はちょっと長さが短かったこともあり作り直して塗装も終了、取り付けを済ませてトイレ前床張りの完了となりました。
写真が無いんですごめんなさい。ま、同じような写真を何度もアップしたのでご勘弁。


船首バルクヘッドの扉も取り付けました。(扉の製作はこちら
枠も塗装したので綺麗になっています。
扉の取っ手とロックを兼ねてステンレスのPラッチを考えていましたがあまりにも味気ないので真鍮製のかんぬきをネットで探して購入しました。
この小さな扉には少し大きいような気もしますがステンレスのPラッチよりはうんとましでしょう。これだったら船が揺れても勝手に開くことは有りません。
何と言ってもボロボロに朽ちていた扉が新しくなって見栄えも良くなりとっても満足。

物入奥には家で長い間眠っていたコートフックを取り付け、耐荷重は判りませんが折れたとしても大きな事故にはならないでしょうから「ま、いいか」の世界です。
トイレの蓋が後ろに倒れ込む対策として荷物飛び出し防止も兼ねて棒を渡しました。
前回の記事で対策部品製作中と書いてたのがこれです。
この房はスリットに落とし込んでいるだけなので簡単に取り外し出来ます。
これで蓋が後ろ側に倒れ込むことも無くなり落ち着いて座れるようになりました。

今回やった訳ではないですが天井モールもニスをぬったおかげでちゃんと仕上げられた感じになり、スカイライトハッチの枠は欅の美しさが戻りました。
ま、100点満点とは言えませんが及第点には届いたでしょう。

トイレットペーパーホルダーも取り付けました。
ちょっと見にはとんでもないような位置に取り付いていますがこれには訳が。
左側の物入の壁に取り付けるとホルダーが脇腹付近に来て右利きの人には取りづらいし、右側のごく普通の位置に取り付けるとポンプを押し引きする際の邪魔になるし、かと言って後ろ側に移動しただけでは肩に当たるしでなかなかいい場所が有りません。
ポンプ操作の邪魔にもならず、肩にも当たらず、かつ手が届くところ、ということで「何でこんなところに?」と思われる場所に落ち着いてしまいました。

まだ物入とトイレの目隠しカーテンが残っていますがカーテンは嫁さんが既製品を手直ししてくれるとのこと、ただ問題は思うようなカーテンレールが見つからず現在どうするか思案中です。
解決策が見つかったらまた紹介します、乞うご期待。







2020/05/10

SB2 やっと床に巾木が付き便器も取り付け出来ました

event_note5月 10, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
巾木はジェルニスを2度塗りしましたが木地のせいもあるのかなんとなく表面がざらついた感じです。 ならばということで透明のニスを上塗りしてみました。
一度だけ塗りましたが半艶くらいの良い感じになりました。(写真は撮ってないのでごめんなさい、下の写真で代用です)

雨に邪魔されたこともあり今日やっと巾木の取り付けです。取り付けはブロンズ色の木ねじを使いました。苦労した甲斐も有って色合いは割といい感じです。
なんて思いながら取り付けを進めていくと、あらら、1枚だけ裏返しに塗装をしていました。 ドジ!

取り付けるときに分かりやすいように順番を裏側に書いていたんですがこの1枚は何故か表側に記入しちゃったみたいでこれが間違いの原因。
幸いなことにこの1枚はいつでも取り付けができる場所なので塗り直して後で取り付けることにします。

この1枚を除いて全部の巾木の取り付けが終わりやっと便器の取り付けができます。
ただ、この取り付けはちょっとやり辛く取り付けねじがボールの真下、普通のドライバーは使えません。
当然取付穴をガイドにしてドリルで下穴を開けることも出来ないのでドリルビットだけを使って正確な穴位置をマーキングします。

こんなふうに取り付け穴にぴったりのドリルビットを差し込んで指先でくるくる。
こうすることで取り付け穴の中心にマーキングが出来ます。
あとは一旦便器を退かしてこのマークの部分に取り付けねじの下穴を開け、取り付けねじだけを締めこんでおきます。
一度ねじを立てておいた方が本番の取り付けが楽に出来るだろうとの考えなんですが効果のほどは?ですけどね。

下穴の準備が出来たところでいよいよ本格取り付け、普通のドライバーが使えないのでフレキシブルシャフトを使って締め付けます。
 一度ねじを締めこんで馴染ませているの効果が有ったのか割とすんなり締め付けが出来ました。(写真を撮るためにビット部分から手を放していますが実際には手で押さえつけています。)

フレキシブルシャフトだけではこの大きな6mmのねじはしっかりと締め付けが出来ないので最後はラチェットに取り付けたプラスビットで留め、これで完璧。

これが取り付け終了の写真ですがなかなかいい感じになりました。
ホース貫通部分も良い感じです。
取り外すときに切ってしまって短くなったホースもなんとか届いてちゃんと接続出来ました。 よかった。

ただ一つ気に入らないのがトイレの蓋、開けた時にこんな風に後ろ側に大きく倒れてしまいます。
使う分にはこのままでも問題は無いのでしょうがなんだか落ち着かないので現在対策部品を製作中。 仮置きした時にこの問題は分かってましたからね。

ホースバンドをしっかり締めたところで 給水、排水、両方のバルブを開けてテスト、水漏れも無く再び使える状態になりました。
これで作業中に遠くの公衆トイレまで行かなくて済みます。
これって、歳食ってトイレが近くなった私にはとっても嬉しいことです。

一つだけ巾木のがっかりが有りましたが割といい感じに出来て工事現場のトイレから一流ホテルのトイレに格上げ出来た感じです。ちなみにこれがビフォアーとアフター。

やったね!ということで、取り敢えずご褒美の1杯。 うん、美味しい。








2020/05/08

初代SB 久々に海に出しました。

event_note5月 08, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forum4 comments
嫁さんもコロナ対策の外出自粛に飽きたのか小さい船を出そうよとの提案。
こちらもSB2をいじってばっかりで初代SBにかまってあげてなかったので提案に乗ることにしました。
天気予報をみると明日は晴れて風も穏やかなようです。
(小さなディンギーの泣き所は気持ちよく走れる風の幅が小さいことです。)

初代SBを出すことにはしたものの天井にぶら下がったSBの下はSB2から下ろした荷物とか材料の物置になっていてそのままでは下ろせません。
荷物を脇にずらして軽トラの荷台を突っ込めるスペースを空けました。
で、ここに軽トラの荷台を突っ込んで船体を無事荷台に載せることが出来ました。

この他帆柱、エンジン、その他を積み込んで港に到着した時の姿がこれ、
尻尾にエンジンがぶら下がって水陸両用車みたいでしょう。


最初に船の中に載せておいた備品類を全部下ろします。乗せたままでは重たすぎて動かせません

船の中が空になったら船台ごと引きずり出して軽トラの尻尾に立てかけた状態にして前半分、後ろ半分を一旦船台から下ろし、船台を引き延ばします。

再度この船台の上に前後の船体を乗っけて連結します。

ちょっと写真が大きすぎて逆に分かり辛いですが連結方法の紹介、
先ずは船底側の金具をかみ合わせ、
上側を連結ボルトで締めます。
ダメ押しは中央の座席裏に取り付けた爪による連結部バルクヘッドの締め付け。

これだけやっておけば海の上で前後が泣き別れになることはまず無いでしょう。

この後 帆柱を立て、ラダーを取り付け、最後に非常用のエンジン(スズキの2馬力)を座席の下に積み込んで出発準備完了。
台車ごとスロープを下ろして海に浮かべます。浮かべた後に船台だけ引き上げた写真ですが
これでやっと乗り込み、パドルを使ってスロープを外れたところでダガーボードを下ろしメインシートを引いて帆走開始です。

目指すは大村湾に浮かぶ二島、今日は予報に反して多少風が強くGPS読みで2.5ノット近辺、早いときには4ノットを記録しました。 ただこの速度だと船首で砕けた波しぶきが飛び込んでくることもしばしば。
 裏側から二島をぐるっと回って桟橋に到着、久しぶりに上陸しました。

前回着た時に腐食して崩れ落ちていた桟橋歩道部分は杉板で補修してありました。
残念なことにトイレは使用禁止のまま、これはなんとか使えるようにしてほしいですね。

さて帰りです、来る時が向かい風だったので帰りは楽勝と思って二島を出ました。
確かに途中にある黒島付近までは快調に走ったんですが黒島を過ぎたところから風向きが変わり港へは完全に真正面からの風、しかも風が強くなって思うように前に進めません。
タックを繰り返して上るわけなんですが今使っている帆は中央にブームがあるのでタックの向きで帆の形状が変わります。
面白いことにブームが邪魔する側の方が上り性能が良く、ブームに邪魔されない方は思ったように登ってくれません。(上の航海中の写真はブームが邪魔する側になります。)
これ、この帆を作った直ぐ後の試験航海でも感じたことなんですけどね。
どうやら前後の長さを少し短くしてセイルに付けたタック(折り返し)の縫い付け位置を少し前にしてドラフトの中心を前に移す必要が有るようです。
(実はこの帆まだプロトタイプの位置づけですからね。)

結局時間切れで帆走は諦めてエンジンの出番、ラダーを外しエンジンと取り換えてブイーン。
真正面からの波風なので盛大に波しぶきを浴びての帰港となりました。
やはり我が家にはエンジン携行は必須のようです。

この後の後片付け部分紹介は端折らせてもらって再び車庫の天井にお休みとなりました。
久々のディンギーでのセイリング、海の上でのお弁当とビール、スナメリとの遭遇など楽しかったけど結構疲れました。
今夜は1杯が良く効きます。



2020/05/07

SB2 巾木とホース穴目隠し、欲が出てきてモールの塗装もすることに

event_note5月 07, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
ホームセンターで買った出来合いの塗装済巾木は色が中途半端で諦め返品、厚さ11mmの桧の板を使って作ることにしました。
巾3cmほどのヒノキ材を奥の方の分から切って行ってすべて切り出したんですが悩むのがホース穴の部分。
(また悩むのかよ、って言わないでくださいね。)
前回紹介したように小さな囲いは作ってみたものの巾木との収まりが良くありません。
おまけに便器自体の取り付け位置を後ろにずらしたために既存の穴ではホースの取り回しもいまいち。
じーっと考えた末にせっかく作った囲いは諦めて1x4のヒノキ材を使ってホース穴の位置変更と穴周りの化粧と巾木の代役を務めてもらうことにしました。
最初からもっとよく考えてれば囲いの木を作らずに済んだんですけどね、これだけでもなんだかんだで数時間使っていますから効率悪いったらありゃしません。

先ずはホールソーで1x4材に穴を開け
次にこの板を船に当ててホールソーの位置決めをして穴を開けます。
この作戦うまく行きました。
本当は一気に両方切れればいいんですがホールソーの深さが2枚切るには浅いのでこうせざるを得ませんでした。

板を外したら下側はこんな状態。 ま、見えないから良いですけどね。
この後1x4材は適当な長さに切って他の巾木と一緒に塗装のため家に持ち帰ります。

だんだん周りが綺麗になっていくのでこれまで手をつける気が無かった他の木製パーツ部分がみすぼらしく見えて来てせっかくだからこちらも手を入れてあげることにしました。
前部バルクヘッドの扉枠は取り外して持ち帰り、
スカイライトハッチの枠もニスは剥げ落ちて雨漏れのしみだらけなのでサンドペーパーで擦ります。
擦ってみて判ったんですがこの材料は欅が使われていました。

この他にも天井近くのモール材も壁を塗った時の白色のペイントがくっ付いていたことも有ってこれまたサンドペーパーでゴシゴシ。
こんなことなら壁を塗りなおす前にやっておけば良かったんですが当時は部屋を綺麗にすると言うより臭い対策で壁塗りしたんで仕方ないですよね。
ま、私の無計画さも一因ではありますけど。

家に持ち帰った巾木の塗装をどうしようかということで2つの候補を比べてみました。
1つは物入に塗ったチーク色のオイルステイン、もう1つはトレーラードアの内側に塗ったオーク色のジェルニス。
他の調度に合わせてチーク色という手も有りますがやはり足元は同じ系統の色でまとめたほうが収まりが良さそうなのでオークのジェルニスに決定。
比較したのは一度塗りで実際には二度塗りしなきゃいけませんので仕上がりはもう少し濃い色になります。
ジェルニスは布でくるくると塗り込むだけでむらも出来にくいので私は好きです。
2年以上前に使った残りですが容器の中で固まることもなくちゃんと使える優れものでした。
くるくるを繰り返して一度目を塗り終わったのがこちら、

今度は船の方のニス塗りの番ということで船に出かけました。
先ずはマスキングから、あ~面倒。
マスキングが終わったら小さい刷毛を使いよそを汚さないように慎重に透明ニスを塗りました。
1度目が終わったのがこれ、艶はまだ今一です。

不思議に思うのはこのモール、一度もニスを塗られた痕跡がありません。扉の枠も同じです。 建造時に無塗装だったとは思えませんがどんな仕上げだったんでしょうね?
唯一スカイライトハッチの枠だけはニスが塗られていました。

再び家に戻り扉の枠にニス塗り。
まだ1度塗っただけですがずいぶん綺麗になりました。

ほんと、最初から全部を塗りなおす計画にしていればもう少し効率よく出来たんでしょうけどね。あっちが綺麗になったらこっちもとだんだんと欲が出てくるので仕方ないです。
家のリフォームなども同じで一度始めるとあそこもここもと次々にやる羽目になることが多いらしいです。
ま、紆余曲折があったとしても最終的に綺麗な部屋になってくれればそれでいいんですけどね。
ということで自分の行き当たりばったりの無計画性を弁護しながら1杯。