2日目朝、雨はすっかり上がりトレーラーの外に出ると指宿旅館街が良く見えます。
明るくなった公園がこちら、ま、感じは悪くありません。 時々散歩の方が通られます。
で、ネットで調べた時に見た300台の駐車場は御覧のように護岸工事用の資材置き場となっていました。
何でもホテルが並んでいる海岸を海側に数十m伸ばして緑地にし、さらにその沖合の防波堤も大きなものに作り替え、指宿のハワイ海岸を目指しているとのこと。
指宿観光の活性化が目的のようです。
朝食の後、嫁さんとぶらぶらと旅館街の方へ散策、ただ人通りはほとんどなく静かすぎます。 昔はガラスボールの中に明かりがともっていたに違いない街灯もこの状態。
レジャーの形態が変わった今どうやって人を呼び込むのかなかなか難しそうです。
散歩コースで唯一人が訪れていたのが「砂蒸し会館」われわれもここで朝風呂を浴びることにしました。
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写真を撮ってなかったのでネットから拝借 |
入浴料1,100円、タオル200円、タオル持ってくれば良かったんですけど急に思い立ったので仕方がない。
砂に埋まったところの写真が欲しかったんですが撮影禁止になっていたのでありません。
面白かったのはどこの国の方かは判りませんでしたが興味ありげに入って来て「砂蒸しで温まった後は海岸で涼めるのか?」って聞くので砂を掛けの方に訊いてみたら涼むどころではなく足火傷しちゃいますよとのこと。 結局この外人さん砂蒸しは体験せずに帰ってしまいました。
この屋根に葦簀が掛かっているところが砂蒸し温泉ですが波打ち際に湯気が上がっているのが判りますかね。
以前から指宿の砂蒸し温泉に行きたいと思っていたのでこれでしっかり満足。
ひと風呂浴びた後は丁度お昼近くになったので通りを歩いて食堂を探しますがなかなか見当たりません。
やっと見つけた中華料理屋さんで中華ランチを頂きました。
お腹が膨れた後は太平治公園を後にして知林ヶ島に向かいます。潮は丁度干潮で砂州を歩いて渡れる時間です。
この砂州の長さは1㎞とのことで砂の上をこれだけの距離歩くのは骨が折れます。 ここで今回の旅行で初めて桜島が見えました。 島の中には遊歩道もあるそうですが朝から散々歩いて小指に豆が出来たらしく痛いのでここはパス。
帰りも砂の上を1㎞歩いてやっとの思いで車に戻りました。
これで今日の観光は終了、今日からの宿泊地「かいもん山麓ふれあい公園」に併設されたキャンプ場に向かいます。
キャンプ場では連休明けと言うこともありサイトは選び放題、ソーラーパネルへの日当たりなど考えて場所を選定しましたが個別サイトには水道、電源が準備されていてサイト代に電源使用料も含まれていました。
それならばと言うことで電源に加えて水道もトレーラーに接続、ブブブブブというポンプ音を気にせず水が使えます。
このキャンプ場よく整備されているし開聞岳は間近に見れるし気持ちのいいキャンプ場です。 家から近ければリピートしたいところですがちょっと遠いのが難点。
この日の夜はお決まりの焼肉に引き続き焚火、これが無いとキャンプの楽しみが半減してしまいますからね。 最近焼肉と言えば炭起こしの手間が入らない串焼きコンロのお世話になっています。
南国鹿児島とは言えまだ5月、夜は焚火の温かさが嬉しいねなんて思いながら飲んでいたんですが焚火の温かさに加え酔いと散歩の疲れも手伝ってつい寝込んでしまったようです。
場内に在る温水シャワーから戻ってきた嫁さんに「こら、風邪ひくよ」と言って起こされてしまいました。
ここで焚火は終了、トレーラーに戻って少し寒く感じるのでエアコンON、電源って有難いですね。
ついでにダメ押しでFFヒーターもON、あれ今回はちゃんと温風が出て来ます??
暫く嫁さんが寝た上側ベッドの下でごそごそしていましたがさあ寝ましょうということで私もシャワーを浴びようと手に200円を持ってシャワー棟へーー。
シャワールームで裸になり200円を投入して温水が出るのを待ちますが一向に温水が出る気配が無く使用可能時間10分の半分くらい待っても出てこないのでここで諦めです。
一旦脱いだ服を着直してトレーラーに戻り追加の200円を持って嫁さんが浴びたという動作確認済の女性用シャワーを使うことにしました。
このキャンプ場私らの他にはおじさんライダー2人と若いカップル1組だけだし、カップルの方は就寝タイムのようなので「キャーッ」なんて叫ばれることは100%無いでしょうからね。
シャワーを浴びてさっぱりした後私も遅いお休みなさいとなり2日目終了です。