ドジャーの屋根に取り付けている120Wのソーラーパネル、取り付けて3年弱ですが表面が真っ白になってきました。 水拭きしても綺麗にならないので表面のプラステックの紫外線劣化のようです。 (写真ではそれほど酷くないようですが肉眼ではもっと白く見えます。)
このままでは発電効率がた落ちだよねということで磨いてあげることにして手持ちの車磨きのワックス類を持って船へ。
持って行ったワックスの缶を開けてみましたがどれも乾燥してひどい状態、最後に車にワックスがけしたのはいつだったのか思い出せないほど昔のことですから仕方がないですね。
これが本命かなと思っていた超ミクロンコンパウンドは完全にからからに乾燥していて使える状態ではなくこれを使うのは諦め。
何とか使えそうな残る2つの内研磨剤が含まれていそうな超対水ホワイトというワックスを使って磨いて見ることにしました。
布に付けてごしごし、半分終わったところで比較写真。
奥の方と手前の方の差が判りますでしょうか?
残る半分もせっせと磨いて少しはましな状態になりました。
最初の写真に比べても「え、綺麗になった?」てくらいの差ですが発電量が増えてくれるのは間違いないでしょう。
でも正直疲れました。
<おまけ>
このソーラーパネル表面はPET樹脂であまり紫外線に対しては強くありません。
お天道様に当てて使うものなのに何故この樹脂を選んだのか判りませんが当時の中華製フレキシブルソーラーパネルはPET樹脂のものがほとんどでした。
きっと安かったからでしょうけどね。
やはり耐候性が問題になったのか最近はもっと耐候性の良いETFEというフッ素樹脂を使ったものが主流になっているようです。
買い直すのはもったいないので今回は磨いて対処してみましたがすぐに白化するようであれば新しいETFEを使ったものに交換する方がいいんじゃないかと思っています。
なんたって布にコンパウンド付けて磨くのって疲れますからね。