船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2019/06/20

北海道旅行 20日目 摩周湖、神の子池、さくらの滝

event_note6月 20, 2019 editBy Noriyuki Tomimatsu forum4 comments
今日は摩周湖の方面へ移動、嫁さんが次の宿泊地をどこにするか悩んでいましたが、風呂が近い、電源付き、料金そこそこで選んだのが弟子屈町にある摩周の森キャンプ場。
料金は¥800/一人、電源¥200で締めて¥1,800/1泊なり。
チェックインは11時から可能とのことだったんで達古武キャンプ場を出て真っ直ぐここに向かいました。

トレーラー連結時にはいつも灯火類の動作チェックをするのですがここんとこ方向指示ランプの動作が不安定、達古武を出るときのチェックでも右側の方向指示器が動作せずカプラーをゆすると点いたり消えたりするのでこの部分の接触不良のようです。 早めに対策しなきゃということで移動の途中にあったホームセンターで接点復活剤と紙やすり、精密やすりなどを購入。
早速その場で接点復活剤をスプレーしてコネクターの挿抜を繰り返したら安定して動作するようになりました。あまり当てにしてなかったんでやすり類も買ったんですが意外と効果が有るもんですね。
結果として紙やすりと精密やすりは出番がなかったんで返品しようと思えばできたんですが念のためトレーラーに積んでおくことにしました。備えあれば患いなしと言いますからね。

ナビに導かれてお昼前に摩周の森キャンプ場に到着、ここ言葉の響きから郊外の森の中と思っていたのに予想に反して街近くの「摩周の森」というレストランに併設されたキャンプ場でした。

第一印象はキャンプ場と言うよりレストランの裏庭といった感じで草は伸びてるし手入れが行き届いているとはとても言えません。 レストランのオーナーが片手間にやってるんでしょうね。
嫁さんに「え~こんなとこ、どうする?」って聞いたら「他を探すの面倒だからここでいい」との答え。「はいはい」ということでトレーラーを切り離しセットしてしまいました。
セットした後はトレーラーの中でお昼ご飯ですが落ち着いてしまえばこじんまりしてこれもありかもと言う気もします。

昼食の後は観光、嫁さんに予定を聞くと「まずは裏摩周湖の展望台、次は神の子池、さくらの滝と回って最後に摩周湖の展望台」とのこと。
さくらの滝は網走湖に宿泊した時にここでカヌーツアーを営業している御仁が「この時期はサクラマスが滝を登っていて感動的だからぜひ行ってみたがいいですよ」と勧めてくれた場所です。

駐車場を出て裏摩周湖展望台に向かいますが道路は前にも後にも車は見えず貸し切り状態、おまけに道路脇には看板の類もないので気持ちよく走れます。
こんな道路って九州にはまず在りません。
警察もこんな場所でネズミ捕りやってても暇で困るだろうな、なんて思いながら走って展望台到着。

布施明が歌っていた「霧の摩周湖」の歌詞から人が水辺に行けるような場所を想像していましたが実際は急斜面の深い火口の底にある人を近づけない凛とした湖でした。
しばらく眺めていたいところですがカシャカシャと写真を撮って次の場所へ。

今度もナビのおかげで迷うことなく神の子池に到着、一昔前のように道路地図に頼ってた時代だったら入り口をすっ飛ばしてしまうこと請け合いのような小さな道路が入り口、
駐車場も砂利の駐車場でここは大型観光バスの団体さんが来る場所ではなさそうです。
駐車場から池はすぐそば、池の周囲には木道が整備されていました。
池は青く澄んでいて水底に沈んだ倒木とか砂が踊る湧出口が良く見えます。

九州にはこの池に似たような場所で阿蘇の白川水源が有りますが湧出している水の動きは白川水源の方が一つ上手のようです。
ただ水深の違いのためか水の青さはこちらの方が勝っているようでここも写真をカシャカシャ。

次は私が一番楽しみにしていた桜の滝、ここもアクセス道路は狭くって大型の観光バスとは無縁のようです。
駐車場から滝までちょこっと歩きますが嫁さん熊を警戒してしっかりクマよけの鈴を装着していました。
歩いてみると駐車場から滝まではすぐ、クマよけを着けるほどではなかったようです。
歩いて行ってすぐに目に入るのが滝の流れとぴょんぴょん跳んでる魚の姿、嫁さん「あ、跳んでる」と感動気味です。
すぐそばまで行って見てみると「え~こんなとこ登れるの」と言う感じの落差が大きく、しかも急流の滝に沢山のサクラマスがチャレンジしています。
なかなか成功率は低いようで中には水流に跳ね返されて滝つぼの倒木に打ち付けられるものもいます。
「頑張れー」と応援しながら見ていましたが結局我々が見てる間に成功したのは2匹だけでした。
ちょっと気の毒になって脇に魚道でも作ってあげればいいのにと思った次第。

最後は表摩周湖の展望台、青い水をたたえた摩周湖を見たかったんですが着いた頃は既に日が傾いていてちょっと残念でした。
ただ時間が遅かったためか駐車場は料金所が店じまいしていて無料、こちらはちょっと得した気になりました。
ここで我々意外に湖を眺めていたのは少し大きな声で中国語を話す子連れの夫婦とインドシナ系の言葉を話す若いカップルだけでした。
記念写真を撮った後はさっさと宿泊しているキャンプ場に戻りますが なんと10分強で戻ってしまいました、近かったんですね。

戻ったところで一服して晩酌タイム前のお風呂へ、ここから7,8分ほどの所に泉の湯なる町営の公衆浴場があるのでここに行きました。
さすが公衆浴場だけあって¥200/一人、安い! この値段も嫁さんがここを選んだ理由の一つでした。

風呂から戻って即晩酌タイムとなるところだったんですが嫁さん着替えたものを整理しながら「ね、あなたのタオル何処?」って質問。
MLさんの中かもと思って探しますが見当たりません、どうやらお風呂の脱衣所に忘れてきたようです。 仕方がないので晩酌タイムはお預けで再び泉の湯へ、タオル忘れたと言ったらここにあるよと番台に置いてありました。
無事タオルも回収出来てやっと晩酌タイム、今日も嫁さんが立てた計画を無事こなして1日が終りました。