船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2023/08/08

Tomi 右腕レストア 術後数日間の院内生活

event_note8月 08, 2023 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments

手術翌日、朝から食事が出来るようになり、きちんと食べれればブドウ糖の点滴は終了とのこと。 ただ抗生剤点滴は8時間に1回残るので針は残したままです。

食事と言っても腕は上から吊るされたままだしあぐらもかけないので電動ベッドを起こして寄りかかったままの食事です。 当然左手での食事になりますが困るのは180mLの牛乳パックに付いているストローを伸ばして小さなあなにさしたり、子袋入りのマヨネーズやドレッシングなどの袋を破いたりの両手が無いと出来ないこと。 看護師さんもそこは心得たもので配膳の時に容器の蓋を取り」、ラップが掛かっていればラップを取り、ドレッシングが付いてれば袋を開けてかけてくれ、牛乳のストローもセットしてくれます。 有難いことです。

食事が終わると痛み止めなどの飲み薬がありますが決められて量を持ってきてパッケージから取り出してくれ飲んだことを確認したら腕に着けたリストバンドのバーコードをスキャンして記録。 体温、血中酸素濃度、血圧なども毎回パソコンに入力して記録、やはり時代が変わって行ってることを実感させられました。

確かこの日だったと思いますが尿道カテーテル(おしっこを出すチューブ)を外しましょうかと言われたものの手も足も不自由だし抗生剤の点滴も有るのでもう一晩だけ待って外してもらうことにしました。
翌日尿道カテーテルが取れたトイレに行かなきゃいけませんが自分ではまだ歩けないので車いすのお世話になります。
これがまたちょいと面倒なんですよね。
まず上に吊るされているネットをフックから外してもらい、今度は首から三角巾で固定、車いすをベッドわきまで持ってきてもらいベッドわきに一旦立って向きを変えてお尻を車いすに乗せます。
これで車いすでトイレまで連れて行ってもらい便器の前でも一旦足を着いて便器に乗り換え。 これでやっと用が足せます。用を足すときには看護師さんは車椅子は残してトイレから出て入っちゃうので終わったらナースコールのボタンを押して迎えに来てもらいます。
帰りは来たときの逆の手順でベッドに戻り腕を吊るして終了。
読むのも付かれるでしょうけど本人はもっと大変でした。
初めて車椅子に移るとき腱を取ったほうの足も付くことになりましたがその時の感覚は歩けないけど立てると言った感じだったんですがーー。 この続きは後ほど。

術後4日目は術後初めてのシャワー、これも一人では行けないし右手も使えないので介助付きです。
車椅子でシャワー室まで行き解除してもらいながら裸に、腕のシーネは上から防水用の腕カバーを被せてもらい椅子に座った状態で頭と体を洗います。
左手だけなのでどうしても届かないところは看護師さんにお願いです。
体を洗い終えてタオルで拭くとき、頭をドライヤーで乾かす時、院内着を着る時も解除してもらわないと一人では出来ません。
実はこのあと長い間シャワーを浴びれなくなるなんて思いもしませんでした。

あそうそう、歯磨きの話を忘れていました。
歯磨きは食事がすんだ後にベッドの上、左手だけでフロスは使えないので糸ようじと歯間ブラシ、歯ブラシもうまく使えないだろうと電動歯ブラシを準備していましたがそれでも慣れるまでは上手くいかず手こずりました。 
うがいは食事の時にマグカップに水を入れてカップに残ったもらいその水でうがいをしてうがい受けの容器に吐き出します。カップに残った水を使い歯ブラシも濯いで濯いだ水も容器の中へ。 この容器は次に看護師さんが来たときに綺麗にしてくれます。

と、ま~こんな感じで最初の数日は過ぎていきました。