いつ買ったか忘れてしまった蛍光灯、それでも我が家では新しいほうの照明器具です。この蛍光灯リモコンで点灯、豆球への切り替えなんか出来るやつですがかなり前からスイッチを入れても数分したら消えてしまうトラブルが発生。またスイッチを入れなおせば点いて安定するので、「ま、いいか」でほったらかしになっていました。それがここのところの冷え込みで症状が激しくなってきたので修理してみることにしました。寒くなると症状が悪化するので、電解コンデンサーが一番怪しそうです。天井から外して、蓋をあけて、制御基板が出てきました。思ったより多くの部品が付いていてコンデンサーもたくさん乗っかっています。 1,2個だったら全部変えればと思っていたのに予想が外れてしまいました。 おまけに手持ちのコンデンサーを見てみると同じ定格のものがありません。 で、今日はコンデンサーの取替えは諦めることにします。 制御基板を外して裏側を見てみるとハンダ付けの部分に劣化して出来た小さなクラックがたくさん見えます。 写真では見づらいかもしれませんがハンダの円の中間部分に見える細い線がクラックです。
紙フェノールの片面基板では古くなると良く出てくるトラブルで、いろいろな悪さをします。今回はこれが原因かどうかは判りませんが、とりあえずハンダの補修をしておくことにします。 ハンダ鏝でハンダを盛りなおしていきます。
ひょっとしたらこれだけで直るかもしれませんが、あまり期待はできないかも。 だめだった場合にコンデンサを取り替えることが出来るように基板上のコンデンサの定格をメモして組み戻しました。
これで2,3日様子を見ることにします。
その間にコンデンサーを入手しておくことにしましょう。