ミュンヘン近くでの観光の目玉は何と言ってもノイシュヴァンシュタイン、我々の宿からだと車で10分足らずです。
お城の中を見るにはガイド付きのツアーに参加することが必須となっているので日本で事前予約してチケットもプリントアウトしてきました。
我々の予約は11:05なのでホテルで少しゆっくりして出発です。
すぐにお城の下の方にある駐車場に到着、ここから城までは歩くか馬車に乗るしかありません。 歩きだとず~っと登りで約35分ほどとのことだったので1人€8を払って馬さんのお世話になることにしました。乗り込んだ席は御者のすぐ隣の最前列、馬の背中越しに前がよく見えます。
馬車の速度は歩いている人たちより少し早い程度でゆっくりです。 御者の足元に目をやると何やら電気仕掛けが、馬車の後ろのほうからモーターが回る音がするので「電動アシストか?」と聞いてみたら「そうだ」との返事、馬さんの負担軽減ということであれば馬なしの電動車にする手もあるんでしょうけど風情を重視したんでしょうね。
我々の馬車ではないですが全体はこんな形、
前回来た時(と言っても40年近く前のことですけど)にはこんなちゃんとした座席ではなく平らな荷台の周辺に座ってたような記憶があります、当然電動アシストなんて無いから馬さんは大変だったでしょうね。
しつこく馬車の話ですがこんなシーンも、上のほうに城が見えます。
城まで上って馬車を降りたところにはちょっとした時間待ちのための東屋的な建物がありますが我々もここで時間待ち、ついでに城の外側の写真もパチリ。
予約時間の少し前に城門をくぐって中に入ります。 中には入場ゲートが設置されていますがツアーの番号と時間が表示されたディスプレイがあって改札はQRコードの読み込みで行われます。
改札機の写真は撮っていませんが時入場を試みる試みる人もいてしっかり弾かれていました。
我々の時間が来たので改札を通って城内へ、入ったすぐのところに音声ガイドの貸し出しがあり日本語のものを借りました。
音声ガイドを借りたからあとは勝手にということではなくちゃんとガイドが付きます。
内部は写真撮影NGということで何の写真もありませんがガイドが先導して城内の各ポイントではグループの状況を見ながら音声のスタートを行っていました。スタート時には音声ガイドを聞くようにと合図をくれます。
ツアー自体は約35分ほどで終了、あとはコース外のテラスなどに出て城からの眺めを堪能、
下のほうにある古いホーエンザップ城、フュッセンの町とその先の湖、こんな景色眺めながら暮らしてみたいです。
テラスからはお城がよく見えるというマリエン橋に多くの人が立っているのもよく見えるので逆撮影。
この後城を出て我々もマリエン橋まで歩きました。歩くこと15分ほどで橋に着きますが橋の上は人であふれていて橋が落ちるんじゃないかと心配になるほど。
我々も人込みの隙間に潜り込んでさっさとお城の撮影と記念撮影を済ませました。
お城を楽しんだ後は駐車場まで歩いて下ります、下りの馬車は料金も半額の€4に設定されていますが乗る人は少ないようでした。
いったん宿に戻りもう今日は運転しないぞということでビアタイム、お昼には少し遅かったのでおつまみだけで終わってしまいました。
ちょっとゆっくりした後はホテルからすぐの修道院の礼拝堂を覗き、
司教の夏の別荘らしきお城のような建物へ、この建物は出窓がたくさんあって豪華なつくりのように見えますが実はこれすべて騙し絵下から見上げると全く平坦です。 何でもこの司教の趣味だとか。
この後はぶらぶらと街を歩いて夕食によさそうなレストランを物色、地元料理の店が2軒ほど見つかりました。 またしても一旦宿に戻って今度はワインタイムです。
夕食にいい時間になったところで昼間物色していた地元料理の店へ、ウェイターにどれが名物料理だと聞きこれとこれがお勧めと言われたものを注文、写真が載ってないメニューなので出てくるまで想像できません。 あ、当然ビールも注文しましたよ。
ビールが運ばれて来たときに日本の焼き肉屋みたいなエプロンも渡されました。
服を汚しやすい料理のようです。
出てきた料理がこれ、
後でガイドブックを調べたらアイスバイン(Eisbein)とシュニッツェル(Schnitzel)という料理でした。
失敗したなと思ったのが料理の量、一人では到底食べきれません。一皿頼んで二人で食べるのが一番よさそうです。
食べきれなかった分はボックスを頼んで宿に持ち帰り私の夜食になりました。
え、味はどうだったって、塩味だけで正直言って一度食べれば十分かなという感じでした。
世の中にドイツ料理専門店がほとんどない理由が分かります。