船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2013/05/31

船を作ろう 後部座席2

event_note5月 31, 2013 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
車庫の壁張りなどで船作りのほうは中断していましたが、この中断の最中に梅雨入りしてしまいました。 壁は張っても雨が直接降り込まないだけという作りですから湿気は外と同じです。 雨の日など車庫の中においている紙類はしっとりふにゃふにゃになってしまいます。 この湿った空気の中でのエポキシでの接着とかコーティングは問題を起こさないのかが目下の悩みの種。 ちょいとウェッブで調べてみ
ましたが、 湿気の多い日のエポキシは硬化しても強度は半分とか、 表面が白化する(Blushingと呼ぶそうです)けど硬化強度には問題ないとか、 エポキシ接着剤は湿潤面接着性に優れる、 挙句の果てには、水中硬化型のエポキシ接着剤まで出てきたりして、 みんな好き勝手なことを言ってるようで判断がつきません。 悩んでても仕様がないので自分に都合がいいように解釈、 
1、接着には問題なし、接着部材料の中の湿気は乾いた日に他の部分から逃げる。
2、でもコーティングなどは木材内部に湿気を閉じ込めてしまうので比較的湿度の低い日に限定。 
3、目安は作業場に置いた紙がふにゃふにゃではないこと。
の3項目を守って作業をすることにしました。  で、梅雨入り後最初の作業が写真のように後部浮力タンク(後部シートを兼ねる)の仮接着です。 
材料は銅線で船体にステッチしてありますが、こんな風に接着剤をちょん付けし、こいつが固まった後で銅線を引っこ抜きます。 その後、本格的にパテを盛って接着してしまいます。 2度手間のようですが急がば回れでこの方法が簡単確実最速のようです。 仮接着が固まってしまえば銅線はニッパーなどでパチパチ切って楽に抜けるし、パテ付けは銅線も無く材料も動かないのでやりやすいし そのまま一気にガラステープ貼りまで進むことが出来ます。 一度だけ銅線の上からパテを付けて固まってから銅線を抜いたことがありますが結構大変でした。 抜いた穴も残ってしまうしね。 人それぞれなんでしょうが私にはこの方法が合ってるようです。

コメント

写真大きくして拝見しました。きっちりと作られていますね。流石ですね。
エポキシですが。私もTomisanさんと同じ様な考えで製作しました。エポキシ接着剤は母材が湿度を吸収しなければは高湿状態でも強度は落ちない様です。が木材のように母材が湿度を吸収するものには乾燥時に接着すると言うのが一般的の様ですね。それとコーティング時大事なのは表面が汚れていたり油分が有るとコーティングはきれいに出来ません。エポキシがはじかれてぶつぶつ状態になったりします。思ったより清浄度が必要でした。えらく苦労しました。おかげで木目は出せず、全面塗装する事になりました。失敗談より。
貴重なコメント有難うございます。梅雨時はあまり作業が進められないのは仕方がなさそうですね。車庫に波板で壁は張りましたがすかすかで除湿機も効果が無さそうですし、エアコンが効いた家の中に持ち込んで作業が出来ればいいいんですが。
  • Posted by Tomi
  •  
  • at 2013/06/01 08:41:22

船を作ろう 作業場改良

event_note5月 31, 2013 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments


以前紹介した作業場、カーポートにブルーシート張りだったのですが何時までもブルーシート張りではみっともないし、梅雨対策と将来のボート機材保管場所、きっと車にもいいだろうと言うことで ちゃんとした壁を張ることに決定。 透明ポリカの波板と横木にする35x22mmの杉材を買ってきて嫁さんと二人で作業開始。 この土日の二日間で終了予定だったのに途中で柱とか筋交いが腐っている部分が見つかり補修に手間取ったり、波板を止める笠釘が長すぎるのでこれを切ってみたりで時間が食われて終了できずまだ改修途中です。

2013/05/22

船を作ろう 後部座席

event_note5月 22, 2013 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments

理由は特に有りませんが、前船体の外側エポキシコートは後回しにして後部船体に後部座席兼浮力タンクを取り付ける作業を先にすることにしました。この後部座席、普通であれば左右にバルクヘッドとその上に板を渡して塞いでしまえば終わりなんですが、この船の場合、入れ子にして重ねる都合で左右のコーナーに分けて二つ作らないといけません。

2013/05/19

船を作ろう ガラステープをごしごし

event_note5月 19, 2013 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
今日はほかの事で忙しかったので船を触る時間はあまり取れませんでした。 ただちょとだけ時間をとって、船体外側のエポキシ・コーティングの前準備でガラステープのふちをやすりでならしてあげました。
ガラステープのふちは繊維を織り帰すため中央部分に比べて厚くなっています。このため貼り付けたときのエポキシもこの端っこの部分がぴょこんと高くなったまま固まってしまっています。 この上からまたエポキシを塗ると最後まで悪さをしそうです。 ためしにやすりでちょいとこすってみると簡単に平らになるので全部をこすることにしました。
どこにピントが合ってるか分からないような写真ですが白くなっているのがやすりでこすったときに出たエポキシとガラス繊維の粉です。
 


ベランダ補修

event_note5月 19, 2013 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments




今日は急に思い立ってベランダの補修を始めました。 前から気にはなっていたのですがベランダの上の縁のカラー鉄板が錆びてきて一部には穴まで開いています。 ベランダのこの部分は普通だったらコンクリートモルタルなんでしょうが安普請なもんでカラー鉄板でかぶせただけになっています。この上にアルミ製の手すりがついているんで長い間に異種金属間の電食で錆びが進行してしまったようです。プロに頼んで銅版かなんかの錆びに強い材料でやり直してもらおうかなとも考えましたが自分で補修すればしばらくは持つかなと思い直して作業開始。
まずは手すりを外してサンダーで錆び落とし。 で、錆びて穴が開いていた所を指でひっぱたらずるずるとトタンがめくれてますます大きな穴になってしまいました。 あっちゃーどうしよう何で塞ごうかなと、一瞬悩みましたが思いついたのは船作りの材料、ガラステープとエポキシで固めてしまうことにしました。
エポキシ樹脂は紫外線に弱いのと金属とプラスティックの熱膨張率が違うのが気にはなりますが上から塗装するし、最近覚えた「ま、いいか 何とかなるべ」でやっつけてしまいました。ついでに他の手すり足を止める部分も電食防止のため同じようにガラステープとエポキシでコートしてしまいました。エポキシが固まったのでさて塗装と思って手持ちのペイントを見ると古い塗装が残っている場合は水性カチオンシーラーで処理をしろと書いてあります。結局塗料メーカーの術中にはまって近くのホームセンターで買ってきました。嫁さんと二人で急いで塗りましたがこの上に塗装するまで2時間待てとのこと、本日時間切れでここで終了。明日は雨の予想で最後の塗装まで終わりたかったけど残念。
嫁さんいわく、「何も雨の予想の前にやらなくっても」だって。そんな言ったって、始めたときにはカチオンシーラーなんて予定に入ってませんでしたからね。
もう一つ予定外、パーゴラを支えている柱、ちょっと傷んでいたのは分かってたんだけど作業の途中で尻をぶつけたらぼきっといってしまいました。あー、これも何とかしなきゃーー、会社休んでしまおうかな。 

2013/05/18

船を作ろう 2分割部ガラステープシーム

event_note5月 18, 2013 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
前部船体の内部は前後船体にまたがる座席(スホートと呼ぶらしい)以外はほとんどの部品が付いてしまったのでまたひっくり返して外側の作業に戻りました。 半分になっているとは言え、いろんなものがくっついたので重たくなっています。 まず、船体自身のバーチベニヤが重たいのと、強いほうがいいだろうと補強も大きめのものを入れたので余計に重たいようです。 一人でひっくり返しましたが馬の上で落とさないようにひっくり返すのには苦労しました。 ひっくり返した後、まずはマストステップとダガーボードケースに外側から木ねじを締め込み補強、ねじ頭は埋め込んでしまいエポキシパテで隠します。 次に、前後接続部のバルクヘッド部分をガラステープでシール。 ここは接続金具を取り付けるため掘り込んでいる部分があるためどうしてもガラステープがうまく貼りついてくれません。 はさみでテープに切れ込みを入れましたがそれでもだめで汚くなってしまいました。 しっかり硬化してからヤスリと追加のテープで手直しをすることにします。 もともと細かい部分が気になる性格ですが、この船作り、「ま、いいか」と「ドンマイ」の重要性を教えてくれます。 これが出来ないとまったく先に進めません。 船が出来上がるころは性格が変わっていたりして。。。

船を作ろう ラダーチーク 2

event_note5月 18, 2013 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
ラダーチークは昨日のうちに左右の張り合わせをしていたので、今度は取っ手(ティラー)を接着しました。 運搬を考えるとこの取っ手、取り外しできるようにしておいたほうが良かったのかも。 ま、今悩んでもしっかり固まってしまっちゃったので当面はこのままにしておいて、実際に持ち運びが不便だったら改造することにします。 
あまり重量については考えずに作りましたが結構重たくなりました。 喧嘩するときに振り回せば結構強力な武器になりそうです。 もっとも私おとなしい性格ですから喧嘩はせずすぐに謝ってしまうほうですが、Hi。 これもどこを吊るせば吊った跡が残らず全部を一度にエポキシで塗ってしまえるか考えているところです。

2013/05/17

船を作ろう ダガーボード/ラダー

event_note5月 17, 2013 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
去年から作りかけていたラダーとダガーボード(センターボード)のエポキシコートを行いました。 冬の間はエポキシの粘度が高いのでほったらかしにしていましたが、もうぼちぼち良さそうなのでサンドペーパーをかけ最初のエポキシコートです。 ラダーの材料は12mmのラワン合板なので目地が粗く、砥の粉で事前に目止めをしておきました。 両面を塗る必要があるので紐で吊るして塗ってみました。ぶらぶらするので手で持たないと塗れません。最初のほうはいいのですが下まで塗り進むと一度塗った部分を手で持つはめになり、べたべたぬるぬるでゴム手袋してても気持ちが悪いです。きっと外科医も同じような思いをしているのかもーー。 このダガーボードは安くあげるために杉材を並べて張り合わせていますが ちょっと軟らかいのが気になります。 このエポキシコートで強くなってくれればいいんですがーーー、エッジ部をガラステープで補強したほうがいいんでしょうかね??


コメント

ダガーボードってこんなにでかいのですね。これで浮いてしまいませんか?
  • Posted by JT
  •  
  • at 2013/05/17 21:48:10
大体1mx0.3mくらいの大きさです。3/4くらいは水の中で浮力を計算すると2kgくらいかな。だれかのお腹周りの脂肪のほうが浮力は大きいかも。
  • Posted by Tomi
  •  
  • at 2013/05/18 00:29:36

2013/05/16

船を作ろう ラダーチーク

event_note5月 16, 2013 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
ラダーは浅瀬などでヒットしたときに上側に回転して逃げる構造になっています。ピントル(ヒンジの回転側)を取り付ける場合に取り付けねじの1本がラダーケース内側(本当はラダーチークと呼ぶらしい)に位置することが分かりました。 ケース内側から皿ねじを差し込めればいいのですが必要なねじ長さが隙間より大きいのでこれは無理、ナット側を残すしか手はなさそうです。 ステンレスの爪付きナットがあれば簡単なんですがいくらネットで探しても見つかりませんでした。普通の6角ナットを埋め込もうかとも思いましたがトルクがかかったときにくるくると回ってしまう心配が残ります。 しつこくウェッブを検索していたらこんなねじを見つけたのでこれを使うことにしました。
細長い形状になっているので回り止めも十分で、無理にエポキシで固めずに後付けでも良さそうです。彫刻刀で溝を掘りエポキシでコートしました。 これだったら塗装が終わった後に隙間から取り付けれるのでねじ穴が塗料で埋まってしまう危険性がありません。
 ねじ1個で悩んで時間がかかります、悩みの数=楽しみの数でもありますがいつになったら海に浮かべれるんでしょうね。

2013/05/15

船を作ろう ブロック・ベース

event_note5月 15, 2013 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
市販の穴付きL金具(L型の両側に4mmねじ用の皿穴が3個づつ開けられています。)を利用して帆の調整をするためのブロック(滑車)を取り付ける座金も作りました。 ヨット作りを始めて最初の金属加工です。加工と呼ぶほどの作業ではないかも知れませんね。 まずはシャックルを留めるための穴、これはもともと開いていた4mmの穴を5.5mmに拡大、反対側には木ねじ用に4mm穴を2個追加。 これがマストステップの水抜き穴のとばっちり。この座金、マストステップにねじ止めの予定ですが、中央にあったねじ穴部分に水抜き穴が重なってねじが止めれなくなってしまい、仕方なく左右にねじ穴を追加する羽目になってしまいました。 でもさすがにステンレスは硬くて穴あけにてこずりました。 ボール盤があれば楽なんでしょうが手持ちのドリルだけなんで大変でした。 「仕事は道具だ!」の言葉は本当ですね。

2013/05/14

船を作ろう マストステップ

event_note5月 14, 2013 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
マストステップを作りました。 マストの傾きをどうやって調整できるようにしようかと悩んで最初はスタッドボルト+長穴でナットを緩めてステップ自体を動かしてはなどと複雑なことを考えていましたが 結局、単純にマストの尻が入る穴を前後に長めにしておいて隙間に入れるスペーサーで傾きを調整する単純確実な方法に落ち着きました。 今考えると何でこの方法を一番最初に考えなかったんだろうとも思いますが、どうもややっこしい方法にとらわれてしまうようです。 方針が決まったので早速制作、その辺に転がっていた2x3材を左右に並べて接着、この上に6.5mmバーチ合板の切れ端を3枚重ねて木ねじで仮止めして整形します。 整形は船底の形に合わせるため、またもやかんなで削ってはあわせてみての繰り返し、結構な時間がかかりました。 船底に落ち着いたところでマストの尻が入る場所にマークし、仮止めを外して角穴をあけて本接着となります。 このときに角穴の中に水が溜まるといやなので水抜き穴を開けました。 この穴、開ける場所を良く考えなかったので思わぬところにとばっちりがーーー。 
ステップ材の上下が固まったところで船体に接着、これでもかと言うほどたっぷりとピーナッツバターを盛り付けて船底にぐりぐりと押さえつけます。 むにゅむにゅとはみ出してきたパテをきれいにならして接着終了。 きっと接着した部分に多少の気泡はあるかと思いますが確認のしようも無いし重量軽減に寄与してると考えドンマイとします。

2013/05/08

船を作ろう ヒンジ

event_note5月 08, 2013 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
こんなヒンジを買い込みました。
このヒンジを使って前と後ろの船体を接続する予定。 でも具体的にどうするかはまだ内緒です。 うまく行ったら公開します、お楽しみに。
でも、このヒンジ、一方は2tの板を曲げただけの簡単なつくり、もう一方は鋳型を使って仕上げにバフで研磨したような立派なつくり、厚みも4mm。
値段は前者のほうが高くて後者が3割ほど安い--不思議???。 

2013/05/07

船を作ろう フロントデッキ接着

event_note5月 07, 2013 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
やっとフロントデッキ接着とダガーボードケースの接着が終わりました。マストサポートには63mmの穴を開けてあります。デッキ材が反っていたので思いっきり重石を乗せて接着しました。
これでマスト・ステップ(マスト下側の受け)をつければ船体前部の内装はほぼ終わりです。