船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2019/03/30

SB2 やっとエンジンルーム再建が少し進みました

event_note3月 30, 2019 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
お天気が悪かったり他の行事があったりでなかなか先に進まないエンジンルーム、とりあえずコクピット側の造作を支える桟木を接着しました。
本当はねじ止めが良いんでしょうがコクピットに穴を開けることになるのでそれはやりたくありません。
次善の策で接着となるんですが生憎とFRPの上に凸凹の吹き付け処理がしてあります。
確実な接着をするためにはこの塗装を剥がしてFRPの地肌を出し、エポキシで接着するのが一番いいんでしょうけどーー、う~ん面倒。
で、凸凹の面でも大丈夫そうなセメダインスーパーXとXGなる接着剤を使ってみました。
両者の違いは硬化速度Xは15~20分程度、XGは1~2分となっています。
両方とも使ってみましたがXGを使っても凸凹を埋めるために大量に塗布するとすぐには固まってくれず動かなくなるまでには結構な時間がかかることがわかりました。
仕方がないのでマスキングテープで暫く保持しておきました。
ま、それでもXより早く動かなくなりますけどね。
ただXGはXよりも粘度が低く流動性が高いので垂れて流れ落ちてきました。
ちゃんと凸凹の隙間に接着剤が残っているのか少し疑問です。
時間は少し余分にかかりますが粘度の高いXを使うのが正解のようです。
一応桟は貼り付けましたが、これで本当に12mm厚のベニヤ板を保持してくれるんでしょうか、接着剤が流れ出したこともありちょっと心配。

さて次は部材の切り出しですがカットアンドトライの必要があるので船の傍に馬を持ち込み木工所開店です。
ここで予め採寸していた寸法に1枚目の板を切り出して船の中に持ち込んで合わせてみますが何処に合わせればいいのか基準が分かりません。
おまけに仮止めしようにも一人で部材を保持してねじ止めするのは不可能に近いと分かりました。

で、次に作ったものがこれ。これは家で作ったんですがこの写真だけでは何なのか分かりませんよね。
いい加減な作りですが高さは下側(エンジン側)の高さに合わせてあってこんな風に使います。これで基準の高さがはっきり出せます。
コクピット側は上からぶら下げるかたちになるので上側部材を保持するためにこんな冶具がないと正確な位置にねじ止めできませんからね。
この上に部材を乗っけてねじ止めすれば正確な位置に収まるという算段です。
この台の上に乗っかっているのが1枚目の部材ですが3度ほど切りなおしてやっと収まりました。

まだまだ残りの部材を沢山切り出さなきゃいけないしダッシュボードをどう作るか詳細が決まっていませんが少し先に進みました。
ということでダッシュボード部分の造作を考えながら1杯。