船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2024/12/14

SB2 長丁場に備えて休憩所を準備、ラダーシャフト上部軸受け取り外しとPSSスリップリング取外し

event_note12月 14, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
昨日は作業中に雨が来て止むまで約2時間近く軽トラの運転席で待機、ちょうどお弁当タイムだったので何もせずに待つよりは良かったんですがやはり狭い、眠たくなっても横になれません。
こんな時にはキャンピングカーがあればゆっくりできるのにということで松尾さんに駐車許可を頂きました。
で、朝から一人ではどうしようもなくなった時の助っ人として嫁さんに付き合ってもらいキャンピングトレーラーを引っ張ってボートステーションへ出発です。
電動のホィールジャッキを準備してはいますがトレーラー設置予定場所は砂利敷で起伏もあるため使えない可能性が大きいですからね。

ボートステーションに到着してトレーラーを押し込みますが前の道路が狭いのと押し込む角度が鋭角なので何度もやり直してやっと押し込むことが出来ました。


これでお弁当とかコーヒーブレイクの時にはここでゆっくり出来るし必要とあらばここに泊まって移動時間の節約も出来ます。

キャンピングトレーラーの設置が終わった時にはお昼少し前、中で嫁さんと仲良くお弁当食べましたが暖房も利いてなかなか快適です。
お弁当が終わったら嫁さんはバスの時間を見て帰宅となりました。 ここ田舎なので1時間に1本のバスしか有りませんからね。

ちょっとゆっくりした後に今日の作業開始、昨日やすり掛けしたラダープーリーの分割作業から始めることにしました。
頑張ってやすりを掛けてレシプロソーで切った部分を綺麗にしたので切断によるバリはほとんど無いはずです。

作戦的にはこんな感じでボルトとナットを使って押し広げてみることにしました。 ボルトが当たるところには傷防止で木材を噛ませています。

期待を込めてボルトを締めこんでいくとミシミシと音を立てて噛ませた木が潰れていきますがラダープーリーの分割部には何の変化も無し、この作戦も効果は有りませんでした、がっかり😞。

ここで今日のところはラダープーリーの分割は諦めて作戦を練り直すことにしてラダー軸受けのブッシング(これもコックボードと呼ぶらしいです)の取外しを行うことにしました。
摩耗が進んでエンジンの振動でガタガタとうるさいったらありゃしませんからね。

昨日買った30mmのワッシャーと8mmの長ねじを使ってこんな感じでワッシャーをセット、

これに25mmのパイプを合わせて、

軸受け金具の下から差し込んでハンマーで叩きます。

この作業は思ったよりすんなり運んでブッシングが抜けました。

これでラダー周りの取外し作業は完了です。

船尾ロッカー内に広げていた工具を片付けてキャビン内に移しプロペラシャフトの取外しに掛かります。
一番気になっているのがPSSのステンレス製オーリング取外し、これが取れないことにはプロペラシャフトは抜けませんからね。
で、先ずはこれが動いてくれるかどうかのチェックから始めることにしました。

このオーリングは2個の6角穴付きイモネジで固定されています。 さて緩めようとしたら手持ちの6角レンチはどれも合いません? え、これってインチサイズ?
確かアメリカで買った工具セットの中に6角ビットが有ったよねと見てみると1個だけ6角ビットが有りました。 これを試してみるとラッキー、ピッタリです。

イモネジの頭が3mmほど出てくるところまで緩めてオーリングを動かしてみようとしますが全く動いてくれません、やれやれ予想通りの展開です。
固着してるんだったらイモネジを取り外してここからCRCを吹き込んでみようと取り外したらーー、あれ、思った以上にイモネジの長さが短いです。

この長さだったらシャフトを押さえる深さまで届くなんて不可能、ねじ穴の奥にどんな仕掛けがあるのかなと覗いて見るともう一個イモネジが在りました。 簡単に言えばイモネジが2階建てになってたわけです。
写真ではちょっと見づらいですが、

この1階部分を取りはずそうとしますが工具セットの6角ビットは届いてくれません。
ちゃんとした6角レンチが要るよねと言うことで今日の作業はここまでとなりました。
なかなか先に進めませんね、困ったもんだ。
明日に備えて帰宅途中でインチサイズの6角レンチセットを買っておきました。