船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2018/12/19

SB2 セルモーターと発電機取り付けて今度はウォーターロック製作(その1)

event_note12月 19, 2018 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
セルモーターと発電機の整備も終わったのでe-Bayで買ったやつを取り外してエンジンに取り付けました。 本当に忌々しいったらありゃしません、e-Bayのことをevil-Bay(悪魔のオークション)と呼ぶことも納得。手回しで何十回かクランキングしましたが発電機は静かだしセルモーターからのオイル漏れも今のところありません。

ここまで来たら次は試運転なんですが問題は騒音、住宅地の真ん中なので消音器も無しで運転したら怒られること請け合いです。
どうやって音を小さくしようかと考えましたが思いついたのはウォーターロックをくっ付ければ少し静かになるかもということ。
ただ既設のステンレス製ウォーターロックは水漏れのため新しいものに交換することにしていたんですがまだほったらかしで何も手をつけていません。
買ってしまえば簡単なんですがお値段がちょっと高いので二の足を踏んでしまいます。
せっかくだから遊んでみようということで自作することにしてこのテストも併せて試運転することにしました。
寒くなったんで急いでも仕方無いですからね。

さてウォーターロックの自作の方法なんですが幸い先人が立派なサイトを立ち上げてくれていて作り方もしっかり紹介されています。

先ずは本体の型の製作から始めなきゃいけないんですが100均ショップでこんなものを見つけました発泡スチロールの保冷ボックスですが大きさも手ごろ、ただ100均といいながら300円の値段が付いていました。 上記のサイトでは板で型を作る方法を紹介されていましたがこれだったら手間いらずでしょう。

クーラーボックスなので余分な出っ張りが付いているんでこれは買ったナイフで切り取ってしまいました。多少の凸凹はFRPを積層するときに吸収してしまうと思うのでかなりアバウトな作業です。

外形を整えたところでラップでくるみました。
これをやっておかないと発泡スチロールはFRPの樹脂で溶けてしまうそうで、またくっ付いてしまって剥がれなくなるそうです。

いつも我が家で使ってる少し伸縮性の有るラップを使いましたがコーナーなどの処理は伸縮性が有ったほうが楽なようです。

本体はこれで準備が出来ましたが排気の入り口と出口に使うパイプも必要、これも自作してみることにしました。
エンジンのミキシングエルボーのサイズは52mm、船に取り付けられている排気管(ステンレスパイプです)の外径は49mmなので排気ホースは内径51mmのゴムホースを使うことにして外径51mmで作ることにしました。
いろんな形のウォーターロックが紹介されていましたが一番オーソドックな上からパイプを入れる形が作るのもホースの接続も楽そうなんでこれを採用。
ただこれには90度曲がったパイプが必要になりますのでどう作るかが課題。
真っ直ぐな管を一旦作って90度の角度で接合する手もありますが2度手間になって面倒くさそう。 何とか一度で使えないかと考えたのがこの方法。
まずΦ38の塩ビパイプを45度の角度で切ってこの先っぽもまた45度で落としてしまいます。

これを90度の角度で合わせてマスキングテープでくっ付けてしまいます、ただこれは後で引っ張たら抜けるようにほどほどの強さにしておきます。
これに新聞紙を巻いてサイズ調整、コーナー部分は後で抜くのが楽なようにトイレットペーパーを使いました。 ま、うまく行くかどうかは結果を見ないと分かりませんがこれだったら水で溶けてくれるはずですからね。

これでFRP積層の準備は出来たんですがさてうまく行ってくれるでしょうか。
神様、仏様、お酒様、よろしくお願いします。