取り付け所要時間の関係でお蔵入りになりかけているセイルカバー、前回取り付けてみた時に問題点が出てきたので対策を講じておくことにしました。
仕舞っておくにしても引っ張り出して使おうとしたときに問題が残ってると困ってしまいますからね。
で、問題というのがこのカバー両端に通している紐(5mmのロープ)、
うっかりして引っ張りすぎるとすぐにすっぽ抜けてしまいます。 船には裁縫道具なんて積んでいませんから再度通すのは至難の業。 ということで抜け止め対策を施しておくことにしました。
前置きは大仰ですが実際にやったことはいたって簡単、紐の中央付近を糸で固定してしまうだけです。
布の上からロープを探り針を通します。看護婦さんの静脈注射みたいなもんですね。
裏から表、表から裏と糸を通して結わえたら抜け止め完了。
「な~んだ」なんて言わないでください、たったこれだけですが安心して紐を引っ張ることが出来ます。
余談ですが救命胴衣の裾の紐が片一方に寄ってしまい引き出せなくなってしまうので同じように真ん中を縫ってトラブル解消、とっても使いやすくなりました。
いつカバーを使う日が来るか判りませんが完成したセイルカバーは船のロッカーに仕舞っておくことにしました。