船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2019/06/15

北海道旅行 15日目 知床岬クルージングと羅臼の知床開き

event_note6月 15, 2019 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
羅臼での「知床開き」は午後4時からと分かったのでそれまでに知床岬までのクルージングを済ませることに、小型船で岸辺を走ってくれるというゴジラ観光に電話しましたが残念なことに今日は予約で一杯、途中で引き返すコースだったら空きがありますとのこと。
やはり「知床岬を見なきゃ意味がないよね」と嫁さんが調べて大きな船で行くクルージングだったら空きが有ることが分りそのまま予約を済ませました。

このクルージングの出発はまたしても知床峠を超えたウトロ港、今日も曇り空なんで霧が出ていそうです。
やれやれまた峠越えかと思いますがウトロ側にはこれと言った宿泊所が無かったんで仕方ないですけどね。
これが乗船した「おーろら2」冬は流氷の中も走れるそうです。
途中「カムイワッカの滝」「タコ岩」などを見ながら知床岬まで、地形的には溶岩が流れて出来た台地で海岸線はどこも切り立った断崖です、この景色はハワイのマウイ島とよく似ています。

知床岬まで来たところで船は反転して帰路につきますが岬は草に覆われた溶岩台地で女性的な表情をしていました。
お天気がよければここから国後島が見えるとのことでしたが生憎曇り空で見ることは出来ませんでした。
ま、知床岬を見ることができたんで良しとしましょう。

帰りの船内は観光バスツアーで強行軍を強いられているお客らしき人たちはほとんどお休み状態、我々はランチタイムということで船内で売られていた「和牛まん」となりました。300円/1個と少しお高いですが肉がころころしていて美味しかったです。

船を降りたら羅臼側に戻らなきゃいけませんがまたしても知床峠越え、これでここ走るの5度目ですよ、なんとま~効率の悪いこと。
それでもこれが最後だろうということで霧の中記念撮影、今度来ることがあれば晴れていますように、祈。

羅臼に戻ったらここに来た目的「知床開き」会場へ。
一番の目的は明日の海上保安庁巡視船に乗っての国後沖までの航海だったんですが悪天候が予想されるとのことで明日の行事は全て中止になってしまいました。残念x2!
それでも前夜祭会場には出店がたくさん並んでいて地元漁協なども海産物を並べていました。毛ガニなどの値段は函館朝市で見たものの半分程度。
我々も地元青年団らしき若い人たちが出しているお店でタコ足の串焼きとホッキツブガイのつぼ焼きを買って晩御飯の前菜、ただビールが飲めないのが残念です。
 会場に海上保安庁がブースを出していたので明日の体験航海が中止になったのは残念と話をしたら今日は「てしお」の船内公開してるんで見てくださいとのこと。
終了時間に近かったので大急ぎで船に向かいましたがすぐそばに来たところでタイムアウト、諦めかかったところで船のブリッジから声が掛かって「見るのであればまだいいですよ」とのこと。どうやらブースから連絡をしてくれたみたいです。
一旦上げられていたタラップを降ろしてくれて船内へ、速度とか1回の航海日数とか質問してみましたが性能、運用に関することはすべて内緒だそうで回答はしてもらえませんでした。 当然、内部の写真撮影もダメで外からの写真のみです。

この後はキャンプ場に戻りましたが昨日強風のなか一生懸命ペダルを漕いでた外人さんカップルが同じキャンプ場に来ていて 祭りの話をしたらぜひ見たいというので車で会場まで送迎してあげました。
車の中で話を聞くと国籍はイスラエル、日本に来たのは1か月半まえで東京をスタートしてあちこち回っているとのこと、迎えに入った時がちょうど花火の時間だったので一緒に楽しんでキャンプ場に帰りました。
ま、日本での楽しい思い出の一つになってくれれば幸いです。

キャンプ場に戻って1杯、熊の湯に浸かってお休みとなりました。