船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2024/09/30

SB2 プロペラのフジツボ落とし

event_note9月 30, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forum11 comments
 昨日船を出した時に水をかき回すだけでなかなか推進力が出なくなってるプロペラ、昨日時間が取れれば海に入ってフジツボを落とす計画でしたが時間切れで出来ませんでした。
上架して船底の塗装と一緒に綺麗にするのが一番いいので松尾造船電話で問い合わせると10月後半じゃないと船台が準備できないとのこと。 残念。
それまで待てないのでやはり海に入ってプロペラだけでもフジツボを落とすことにしました。
シュノーケルを咥えゴーグルも付け手にスクレイパーを持って海に入りますがまだ海水は暖かく冷たさは感じません。
スクレイパーはうっかり手から離れても回収可能なように紐をつけて船体に繋いでいます。
海に入って最初の光景がこれ、大量にフジツボが付着しています。
特に上を向いている翼は前回撮影した時よりも心なしかひどい状態になってるように思います。
とにかくこれだけフジツボが付いていれば推進器ではなく攪拌器にしかなりませんよね。

プロペラだけではなく船体にも結構多量にフジツボが付着、やれやれ困ったもんです。
手が届く範囲はこの際落としておくことにします。

さて作業開始。
シュノーケルの先端を海面に出した状態でもプロペラに手が届くので呼吸しながら作業が出来ますが困るのは体が浮いてしまうこと。
プロペラ自体に足を掛けたりすぐ下のキールに足を掛けたりしてプロペラを手でつかみ体の位置を保ちながらガシガシとフジツボを落としていきます。
当然ながらペラに塗っていたペラクリンも一緒に剥がれて黄色い塗膜が水中に散らばって行きます。

暫くガシガシやって少しは綺麗になりました。

色が違うところはペラクリンの残り具合だったり金属表面の汚れ具合の差によるもので触ると少しざらついています。
耐水ペーパーで擦ればもっときれいになるんでしょうけどこれでも推進力は十分に回復しているでしょうから「ま、いいか」としておきます。
この後ラダーに着いたフジツボ、船首近くの浅い船底のフジツボなど手が届く範囲は完全ではないですが一応落としておきました。
ダガーボードにも付着が在りますがこちらは潜らないと手が届きません、潜水は得意じゃないのでここは諦めです。

これからの季節は新たなフジツボの付着は無いと聞いていますがまだ水温が高いのでどうなんでしょうね? 次の上架まで持ってくれればいいんですが。