先日の久山港での船飲みから帰った際にエンジンルームの点検をしたら床に茶色い海水のようなもの発見。 その時は冷却水ドレンコックから漏れたのかもと思ってきれいに掃除して様子見としていたんですが改めてよくよく観察してみるとエンジンヘッド脇に茶色い水が流れた跡が。
始点はぱっと見には排気エルボのようですがよ~く観察するとすぐ近くのシリンダーヘッドガスケットから流れているようです。
排気エルボー取り付けねじの少し上あたりに塩の結晶のようなものが見えますのでここからなのかもしれません。
シリンダーヘッドの手直しをした後の取り付け時に何か問題が在ったんでしょうかね?
漏水箇所の確認が出来ないかとエンジンを起動したところピーっという音が消えずに油圧警告灯が点いたまま。 すぐに消えなきゃいけないんですけどね。
オイルレベルをチェックしてみましたがきちんと規定量入っていますし白濁も無いので冷却水の混入も無さそうです。
念の為と数回起動と停止をくりかえしたものの結果は同じ、「えい、このやろー」とエンジンブロック上部のオイル配管を緩めてみましたがオイルが出て来ません。
どうやらオイルポンプからオイルが送られていないようです。
オイルが回らない状態でエンジンを長く回すわけにもいかないのでそうそうにエンジン停止。
冷却水の漏れはともかくとしてオイルが回らないのは一大事です。
この2つのトラブル、因果関係があるんでしょうか? 一生懸命考えてみましたがこれと言って思いつきません。
原因究明はさておき修理に必要なガスケット類とエンジン内部とオイル通路洗浄用にフラッシングオイルを手配しておくことにしました。
このYCエンジンなかなか安定して動いてくれず、こんな状態では外洋に安心して出ることが出来ません。 いっそのことエンジン換装をとも思いますが新エンジンの2YMは納期1年半、中古の2GMは見つからないし、換装するにしてもドックまでは走らなきゃいけないのでとりあえず修理するしかないですね。 ため息!