時間がかかるのは覚悟のうえで真っ黒けの船底掃除に取り掛かりました。
使うのは今回もメタルクリーナー、油汚れには強そうですからね。
いきなりたわしに含ませてこすっても良かったんでしょうが まずは霧吹きで表面にスプレーしてみました。しばらくすると濡れた表面に水溜りに浮いた油のような虹模様が浮かんできました。結構な油分のようです。
暫くコノヤローと思いながら見ていましたがた見ていても綺麗にはなってくれないので力仕事に取り掛かります。
トイレ用の柄が付いたたわしにメタルクリーナーを含ませてごしごしを開始、真っ黒な汚れが浮いてきます。たわしでは少し力不足のようなので今度はブラシに持ち替えて両手で押さえつけて両手を使って力一杯ごしごし、これだと汚れがどろどろになって流れだします。
切り残した床板の下は隙間が狭くってたわしもブラシも入らないのでシュロの箒を使ってごしごし。
汚れが浮いたところで今度はたわしに水を含ませて流してしまいます。
これを繰り返すこと3度、真っ黒だった船底が少し黒っぽいですがFRP本来の飴色が戻ってきました。
これが右半分が終わった状態、左半分と比べるとかなり綺麗になったのが判ります。
気を良くして左半分側も同じようにごしごしを3回繰り返しました。
最後にダメ押しでサッと4度目のごしごしをして水で流しウェスを使って拭きあげました。
ただ残念ながらこれだけこすったのにウェスが汚れないと言うところまではいかず茶色になってしまいます。
ま、真っ黒けになるよりはずいぶんとましなので「ま、いいか」にしておきます。
終了した時の写真がこれ、
これで本日終了と出来ればいいんですがメタルクリーナーとか濯ぎに使った汚れた水がビルジ溜まりに流れ込んでいるのでこれをポンプでポリタンクに吸い上げ綺麗に拭きあげてやっと本日終了となりました。
ポリタンに吸い上げた汚水は海を汚すわけにはいかないので家で処理をして下水に流すことにします。
それにしても今日は疲れました、なんと言っても6時間以上の作業でしたからね。
床下の汚れをどうしようかとずーっと気になっていましたが思いきったおかげで悩みが解消しました。
さて、これで臭いが無くなるとはいかなくても少なくなってくれればいいんですが。
今回は何とかしてくださいと神頼み、神様、仏様、イエス様、何とかしてください。
ということで綺麗になったお祝いと念願成就の祈念を兼ねて1杯、いや、もっとかな。