古いねじ穴のパテ埋めまで終わっていましたが今日は新しいヒンジの取り付けです。
先ずはパテ埋め部の塗装、残っていたFRPマリンでちゃっちゃと2度塗り、これ乾燥が早いので助かります。 完全乾燥を待つ間に我が家に戻りお昼ご飯。
再び船に戻って穴開け位置をマーキングしたところで1枚、忘れるところでした。
ここから穴開けをしてねじ止め、穴位置決めなど夢中でやってたので写真がありません。
いきなりねじ止め終了です。
ヒンジの穴は6個ですが穴位置の関係で1個はねじ止めは出来ませんでした。
ちょっと間が抜けたようでみっともないですが仕方ないですね。
ねじ止めが終わったところで開閉してみますが根元近くが何かに当たって扉の先端付近が浮いた感じがします。
どうやら止めねじがハッチの枠に当たっているようなので歯医者の咬合紙よろしく枠にマスキングテープを貼って当たる場所と当たり具合を確認してみました。
マスキングテープに残った傷を見てみると当たっているのは枠の一番高い部分、もう少しずらして取り付ければ問題無かったんでしょうけどここまで来ちゃったら引き返せません。
幸い当たりはそれほど強くなさそうなのでナット部分にやすりを当てて少し削ってみました。
これで当たりの問題は解決してちゃんと閉まるようにはなったんですがこのトラブルのおかげでヒンジ側に貼られているパッキンは今まで全く仕事をしていなかったことがはんめいしました。
上の写真のナットの位置が枠の位置なのでここにパッキンが貼られていなきゃいけなかったんですね。 稲毛造船さんが建造してから約40年後の問題発見です。 その間はスカスカだったことになります。
ま、この件は後日対策することにしてヒンジ交換作業はお仕舞いです。
ただ終わってみると穴位置が若干ずれたようで以前の位置より数ミリメートルコクピット側に移動してしまいました。
デッキに汚れが残っている部分がその移動距離になります。 この影響で今まで扉の前端とコクピット後端の壁が面一だったのがこの距離の分出っ張ってしまいました。ちょっと悔しい。
実使用には全く問題ありませんがそのうちに扉をパッチン錠かなにかで固定しようと思っているのでその時は出っ張りが問題になるかもしれませんね。
(今は何の固定も無いので船がこけた時に勝手に開いて海水が流入しないとも限りません)
ま、今日の所は交換も終わって修理完了と言うことでお疲れさまでしたの1杯としましょう。