失敗したキャビン入口の扉、ダメ元でそのまま使えないかと船に持って行って合わせてみました。
表向き、やはり形が違ってうまく収まってくれません。
裏返し、厚みを増すために貼り付けた4mm合板の部分が船体と干渉してこれもだめ。
ということで密かに期待したそのまま利用の可能性が消えてしまいました。
ただ一つ収穫が有って今回作ったものは厚すぎて無理やり押し込まないとスロットに入ってくれず逆に引っ張り出すのも大変だと判りました。
ノギスで計測してみたら、オリジナルは12mm、今回のは12.7mmと0.7mm厚くできています。
エポキシとニスを何度も重ね塗りしているのが影響しているようです。
とほほの結果でやはり作り直し確定。
今回はもう少し綺麗に作ろうということで車庫に残していた古い材料を物色、切れ端が残っていた12mmラワン耐水ベニヤ(たぶん1類)を使うことにしました。
やはり杉材の構造用合板は表面が荒れているのと内側の積層部分に欠損部分が多いので今回は敬遠。
耐水のグレードは落ちますが、エポキシでしっかりコートすればいいかなと楽観的な考えです。
厚みも測ってみましたが杉合板は12.3mm、今回使うラワン合板は12.0mmと厚みも有利です。
オリジナルをテンプレートにして線を引き鋸で切り出し、
通気口はドリルで四隅に丸穴を開けてジグソーで切り抜きました。
こっちのやり方がルーターを使うより早くてきれいに仕上がりました。
後は前回と一緒、同じように上に4mmのベニヤを貼り付けて下地完成。
左右のスロットに差し込む部分は塗装の厚みを考えて少しきつめにサンドペーパーをかけています。
此処までは簡単ですが塗装が一番面倒くさいんですよね。
エポキシを塗ったら硬化待ち、ニス塗りにしても塗るたびに刷毛を洗ったり容器を洗ったり、毎回使い捨てにすればいいんでしょうがそれももったいないし。
ま、ぼちぼちやりますか。