セットが終わっていたダガーボード、松尾さんにお任せだったんですが外側のFRPクロス貼りまで終わりました。
自分でやったわけではないのでDIYのタイトルに反しますけどお手伝いはしたので小文字のdiyくらいにはなるかと。
最初はセットしたダガーボードと船体の間のつながりを良くするためにパテ付け。
形状が複雑になる船首側にはたっぷりとパテが塗られています。
ダガーボードには船体の重量が掛かった時にこれを受ける鍔が溶接されていましたがちょっぴり長すぎたようでポコッと出っ張っています。
船尾側のスリットが有った部分はプラスティックのバックアップ材を押し込んだ後にパテ埋め、つながり部分もパテを盛ってあります。
パテが固まったらディスクグラインダーで整形、ダガーボードに付けていた鍔が長すぎたかなと思っていましたがこれも一緒に削ってもらい良い感じになりました。
ここできたらガラスクロス貼り
作業中の写真を撮っておけば良かったんですが松尾さんの手際に見とれて忘れてしまいました。
ストランドマット(織っていないやつ)をまず2層、次にクロス(織ったやつ)を1層、その上に再びストランドマットを2層、計5層を手際よくあっという間に貼り付けてしまいました。 さすが職人技、私にはまねできません。
気になっていた船首側のつながりもすっきり出来上がりました。
船尾側もしっかり塞がりダガーボードからのつながりもスムーズです。
この後の作業は
外側はグラインダーで新旧の境界部分を均してゲルコートを塗り最後に船底塗料を塗って仕上げとなります。
船内側はダガーボードケース内にポリエステル樹脂を流し込んでダガーボードの接着固定と万が一の時のためにダガーボードケース上部をFRPで塞ぐ作業が残っています。
ま、まだ先は長そうですがこれで初めて上架した時からず~っと懸案になっていたダガーボードの処理にやっと目途が付きました。
心も軽くなったところで一人で乾杯です。