ちょっと日付の順番が前後してしまいましたがコクピット下の遮音をどうしようかと悩んでいた時の作業です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コクピット下の遮音と吸音をどうしようかと悩んでいましたがこれといったアイデアが出ずちょっと時間を置くことにして扉を全部取り外している今が燃料配管をやり直すいい機会だということで燃料系を整備することにしました。
ま、本当ならエンジンを乗っけた時にちゃんとしておかなきゃいけなかったんですけどね。
先ずはオリジナルで付いていた燃料パイプのチェックから。
今まで状態が気がかりでしたがロッカーの下になっていて見るのはこれが初めて。
船から引っ張り出したのがこれで銅管の両側にゴムホースが付いています。
問題は燃料タンク側のゴムホースと銅管のつなぎ目、ここからの燃料漏れに苦労したのか幾重にもクランプ、針金、電線、おまけにビニールテープが巻かれています。
内径8mmのゴムホースに外形6mmの銅管を差し込んでいるのでしっかり締め付けるのが難しかったんでしょうね。
エンジン側は私が液体パッキンをたっぷり塗ってつなぎ直しています。
次は燃料タンクの固定、今まではコクピット後ろのロッカースペースに転がしてあっただけなので船が動揺するとあちこち滑って動き回る危険性が大。
どうやって固定しようかと燃料タンクの下に敷いてあった板を外したらロッカーの床に大きな穴が、たぶん一番最初の燃料タンクはここにすっぽり収まってたんでしょうね。
ただ私のところに来た時にはボロボロに錆びたスズキ製の燃料タンクに変わっていて使い物にならず今のポリプロピレン製の燃料タンクに交換しています。
(その時の記事は
こちらをクリック)
穴をベニヤ板で塞ぎ(ちゃんとねじ止めしました)、この上に位置決め用の枠をねじ止め、この枠の中にすっぽりと燃料タンクが収まるのでこれで動き回ることは無いでしょう。
ここで問題発生、燃料補給とゲージ確認に最適の位置にタンクを固定したんですが場所が変わったのでオリジナルの燃料ホースもテスト用の燃料ホースもどちらも届かなくなってしまいました。あらら!
幸いテスト用の燃料ホースは燃料タンク側に内径6mmのホース、エンジン側に内径8mmのホースを途中で接続したものだったのでこの6mmホースを流用することにして銅管に接続、長さの問題と、燃料漏れの危険性の除去と一石二鳥の結果となりました。
ただこの燃料ホースは2層構造とはいうものの柔らかい材質なので念のため外側に電線をまとめるときに使うスリーブを被せておきました。
ちょっと分かりづらい写真でごめんなさい。
これを再びエンジンからロッカールームの燃料タンクまで繋ぎなおして燃料パイプの整備完了。
今までロッカー下の燃料ホースの状態が気になっていたんですがこれですっきりしました。
これで枕を高くして眠れますーーー、ということで寝酒を1杯。