船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2024/10/29

YCエンジン 発電機取り付け型回転数センサー

event_note10月 29, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments

エンジンガバナーの電子制御化プロジェクトはここ暫く中断していましたが涼しくなってきたので再始動しなきゃねということで以前買っていた反射型光電センサーの取り付けをどうするか考えていましたがあまりいい案を思いつきません。 発電機に取り付けて回転数を検出するセンサーがあることは知っていたのでこれだったらどうかなとAmazondでプチっと購入。

届いたものを見ると意外と小さくて軽いです。発電機の漏れ磁界を検出するのでコイルが使われているかもと思っていましたがこの重量だとホール素子で磁界検出しているようです。
早速船に持ち込んでテスト、電源をジャンパー線で繋ぎ出力にオシロスコープのプローブを接続して出力波形を観察します。

この時点ではオシロスコープには波形無し。

エンジンを掛けてオシロスコープの波形を見ながら安定して検出してくれる位置を探ります。

ちゃんと出力が出るかどうか心配してましたがちゃんと出てくれました。
これはアイドリングの状態ですが出力パルスの周波数は108.4㎐。

回転数を上げるとパルスの間隔が狭くなって周波数は147.1㎐、一応回転数に比例して出力はしてくれているようです。

これでこのセンサーが使えそうだということが確認できたので今日のところはここまで。

ただこのパルス周波数と実際のエンジンん回転数の関係が判りません。
説明書を見るとエンジン回転数を1000回転にしてスイッチを操作すると66.6Hzを出力すると記載されていますのでどうやら内部にマイクロコンピュータが入ってて周波数変換をやってくれるようです。エンジンによってクランクシャフトと発電機の回転数の比が違うでしょうからどこで校正するのかなと思っていましたがここでやってました。
でも、回転計が無いから何とかしようとしているのに1000回転に合わせろなんて矛盾していますよね。
エンジン音の波形とこのパルスをオシロスコープの画面で同時に観測できれば相関が分かりそうですがマイク持って行ってやってみないと上手くいくかどうかわかりません。
親父が使ってたカラオケマイクでも持って行ってみますかね。

<追記>
ネットをほじくっていたらこのセンサーと同じものがAliExpressではAmazonの1/3ほどの価格で売られていました。 ガッカリ!
もう少し調べて買えば良かったと反省。