船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2018/12/28

トレーラー ジャッキホイール交換

event_note12月 28, 2018 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
前回のキャンプから帰って速攻で注文していたジャッキホイールが2週間ほど前に届いていました。
これが配達されてきたときの状態で何ともみじめな状態になっています。ま、中身は壊れるようなものじゃないんで届けばいいんですけどね。
発送元はベルギーになっていて受け取り時に通関費用として¥900を徴収されました。
で、これが中身、ジャッキホイールとホルダーです。
タイヤは大きいほうが良かろうとΦ21.6cmのものを買いましたが少し大きすぎるかも。
ただ同じメーカーで一番小さいものでもΦ20cmだったんで五十歩百歩というところでしょうか。

さて取り付けですがホルダーの取り付け場所を決めなきゃいけません。一番簡単そうなのはヒッチの取り付けねじを流用して共締めしてしまう方法。
ま、当然ながら穴径と穴ピッチが違うのでホルダーの加工が必要です、既存の穴は10mmですがヒッチの取り付けねじは1/2インチなので穴は13mmを開ける必要がありますが残念ながらボール盤を持っていません。
手持ちのドリルでは4mm厚の鉄板に穴を開けるには荷が重そうです。
ということでボートステーションのボール盤を使わせてもらうことにしてウォーターロックの相談と併せて訪問。(はい、ひとつ前の記事です)
ウォーターロックのダメ出しをもらった後に松尾さんが穴開けをやってくれました。
(ボール盤だけ借用して自分でやるつもりだったんですがお世話になってしまいました)
片方の穴は既存の穴を拡大、ただ穴のすぐ近くにジャッキ締め付けようのボルトが仕込まれていて凸になっています。最初は穴位置を干渉しないようにずらすつもりでしたが松尾さん「ナット側だったらでけんばってん、ボルトの頭側なら頭ばちょっと削ればよかと」と目からうろこの技を教えてくれました。
う~んなるほどこれなら簡単、今までボルトの頭を削るなんて思いつきもしませんでしたからね。 
で、13mmのドリルで単純に穴拡大、簡単~。
もう一方はヒッチ取付穴のピッチに合わせて新しい穴を開けてもらいました。
ただピッチが少しずれてしまったのでやすりを使って長穴にしてしまいました。
これ出来上がり。
穴の加工が出来たので仮付け、ま最初から分かってはいましたがヒッチしたの三角形の補強板が飛びだして邪魔してくれます。
対策は邪魔者を排除するか回避するかどちらかの2択なんですが邪魔者排除となると補強板を切欠くことになって強度の問題から気が引けます。
そうなるとホルダーをスペーサーで浮かすしかありません。
最初は2mmのアルミ板で作ろうかとも思いましたが出っ張りが大きくて多分4枚以上必要になりそうなんで「あ~面倒」で取り止め。
家を建てるときなどに使う厚くて大きい角座金が使えるかもと思って近くのホームセンターで4mmほどの厚みの角型座金を買ってきました。
2枚合わせて挟み込むとちょうどいい高さになりました。
角度を変えて
新しいジャッキホイールの取り付けの目処がついたので今まで付いていたやつの取り外しです。
ねじ3本で止められていましたが錆てなかなか外れてくれませんでした仕方がないので1本はディスクグラインダーで切ってしまいました。

これが外したパーツですが不思議なことにボルトサイズは一緒なのにナットはサイズが違うものが混じって付いています。

このいい加減さがアメリカなんでしょうね。

本取り付けの前にホルダーの新しく開けた穴の部分と角座金を亜鉛塗料で塗装しましたがこの際ということでつい全体を塗ってしまいました。
で色が他のものと合わないので銀色で塗装。
ちょっと余分なことをしてしまったような気もしますがすぐに錆が出るのは防げるでしょう。

塗装が乾いたところで本取り付け、安全上重要なボルトなのでねじロックを塗布して締め付け念には念を入れてとダブルナットにしておきました。
これはストレートな作業なんですんなり終了。

最後は既存のジャッキを取り外した時に一緒に外れたバックアップチェーンもダブルナットでしっかり取り付けてすべて完了。

これが完成写真、格好良くまとまりました。
これだったら必要な時にはすぐに車輪を下ろせるし、高低差への対処も簡単、車輪が大きくなったので地面の状態が悪い時でも沈み込むことが少なくなる、といいことずくめのはず。

ちなみにこちらは車輪の大きさ比較。
このトレーラーが我が家に来た時から車輪を大きくしたいと思い続けていましたがやっと実現しました。
次のキャンプが楽しみです。