ラダーを下に引きながら左右に振れば少しずつ抜けてはきますが少し下がったところから動かなくなってしまいました。
ここは力業、これでどうだとラダーにロープを掛け体重をかけてラダーをグリグリ、
この作戦は上手くいってやっとラダーが抜けてくれました。
こうやって見るとラダーシャフトって長いんですね。
ラダー周りでは取り外した際にやりたいことが2つあって、1つは甲板部に在る一番上のラダー軸受けの手直し。もう一つはラダー面積の拡大。
ラダー軸受けは摩耗してがたが大きくなりエンジンの振動でガタガタと大きな音を立てます。 樹脂製のブッシングが入っていますので取り外して作り直しをしたいところ。
梶面積拡大は低速の時には全く舵が利かないので少し舵を大きくしてみようとの考えです。
船尾ぎりぎりまで拡張したらどうかなと思っていたんですが残念ながら既に船尾ぎりぎりでした。
軸受けブッシング(松尾さんに言わせるとこれもコックボードというらしいです)を下から叩き出そうということで内径を測ってみると30mmくらい、ノギスで測るべきなんですが持ってこなかったのでとりあえず巻き尺です。
松尾さんとこに在る丸棒だとかパイプだとか30mmに近いものを探しますが帯に短したすきに長しで丁度良いものが見つかりません。 仕方が無いので今日は諦めてホームセンターで調達をすることにしました。
日没までにはもう少し時間があったのでラダープーリーの2分割に再挑戦することにしました。
ひょっとしたらねじ頭を金切り鋸で飛ばしたときにバリが出て邪魔をしてるかもしれないということでやすりで切り口部分を綺麗にしてみることにしました。
手作業でせっせとやすりを動かして綺麗になったんですがこれでも全く動く気配が有りません。
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before |
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after |
結局やすり掛けを行ってる間に暗くなってしまって今日の作業はここまで。
目標だったラダー取外しが出来ただけでも良いことにしましょう。
帰宅途中でホームセンターに立ち寄ってラダーシャフトブッシングの取外しに使えそうなものを物色、Φ30mmのワッシャーと8mmの長ねじを購入しました。
ついでに1本だけ抜けたラダープーリーのねじサイズを確認したら3/8インチのウィットねじでした。
M10のISOねじだと思っていたんですがこのサイズのねじはホームセンターには置いてないのでネットで購入するしかなさそうです。