船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2024/06/01

とりあえず3島(二島、黒島、高島)回りセイリング(6/3 水深計不具合について追記しました)

event_note6月 01, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
オイル交換も終わったししばらく船出していないしということで朝から嫁さんにサンドイッチ頼んで船を出すことにしました。
港に着いたら北風が吹いています。ジブの準備を済ませて出港、赤灯台に向かいながらメインセイルの準備しますがマストと船尾の間を何度も行き来しなきゃいけません。
メインセイルを上げ終わるころにはすでに赤灯台の外になっていました。
ジブも上げてとりあえず黒島方向にクローズホールドで走り始めたもののすぐに風がなくなり周りは鏡状態になってしまいました。 あらら、
風待ちの間に100均で買ってきたバッグ(100均と言っても550円でした)を使ってロープの整理、今まではマストの根元に転がしたままだったのですがヒールした時に動いたり、タックした時にジブシート(ジブ制御用ロープ)に絡んだりはたまた足に引っかかったりとトラブルの元だったのでバッグに詰め込んでみました。
バッグはとりあえずリーフィングホーンにぶら下げてみましたがもう少しいい手を考えなきゃいけませんね。
これでマストの下はすっきりしてジブシートと絡むこともなくなりましたがドジャーの中から前方を見るときには少しじゃまっけです。


そうこうしているうちに今度は南からの風がやってきました。
ここで舳先を二島に向けますが風は真後ろからのランニングです。
ボートフックを使って観音開きを試してみたりしながら二島へ向かいます。



今まではメインセイルはメインシート(メインセイル用コントロールロープ)の長さが短く45度程度までしかセイルを開くことが出来ませんでしたが1週間ほど前に長いものと交換(15m→25m)、今回からは60度程度まで開くことが出来るようになりました。 これ以上はマストを支えている再度ステーに当たるので開くことが出来ません。
これで追い風の時にどれだけ早く走れるようになるか判りませんがすくなくともやり残した感は無くなるでしょうね。

メインシートも長くなって船尾に散らかるのでこちらもバッグに入れてみました。

ロープ類の整理の後は追い風で走りながら泡の出る飲み物タイムーー、じゃなかったお弁当タイム。
今日はハム、チーズ、レタスのサンドイッチ1種のみ。 やはり泡の出る飲み物がよく合います。 上下2段になったカップホルダーも使い勝手が非常によくなりました。


3ノット後半の所で走っていますが追い風なのであまり速度感はありません。
大航海時代の帆走も追い風がほとんどだったでしょうからこんな感じで走ってたんだろうなと思いながらもぐもぐ。

二島の東側を過ぎたところでこのまま真っ直ぐ琴海のほうに向けましたここからは強まってきた南西の風を左前から受けてのクローズホールドで上ります。

白波が立つ中を20度近辺のヒールで走りますが時折30度、久々にスプラッシュを浴びました。


パサージュ琴海近くでタックして高島方向へ、詩島も回ってみようと思いましたが思い直してこちらはパス、詩島周りは浅瀬が多いですからね。
高島手前の前島沖では長崎大学ヨット部が2艇出ていて練習中、なんというクラスなのかわかりませんが1枚帆のキャットリグ、シーホッパーって言うんでしょうか、私が見てる間に2度ほどこけて横倒しになっていました。 そのあともちゃんと起き上がって練習していたので起こすのはさほど難しくないようです。

高島近くになりこのままでは回れないので2度タックを繰り返し東側を通過します。

この辺りは山影なのか風も弱く風向きも前になったり後ろになったりと一定しません。
「えい、この野郎勝手にしろ思っていたいたところで山影から抜けたのか再び南風がやってきてそのまま赤灯台内側まで上って本日の帆走終了、帆の片づけに少し手こずりましたが4時頃の着岸となりました。

本日の走行距離13マイル(海里)日も長いしもう少し遠くまで行ってみてもよかったかなとも思いましたが気まぐれな風のおかげでいろんなシチュエーションの走りが出来て結構楽しめました。
エンジンも順調で着岸時も安定して回ってくれました。
ま、赤灯台内側からなのでそれほど熱くなってないのとアイドリングもかなり高く設定しているのも効いてるんでしょうね。
ちなみに着岸後のエンジン回転数を音から算出してみたら780rpmでした。
マイコン制御プロジェクトはここんとこ停滞しているのでまた再開しないといけませんね。

<追記>
セイリング中に気づいたことが一つ、先日設置した水深計、右側に20度以上ヒール(傾く)すると表示しなくなることが時折。
センサーを取り付けた部分は船の中央部分でキール中心からの距離も30㎝程の距離なのでここが水面から上に出ることは考えられません。
考えられる原因は取り付け場所の横方向の傾斜が約7度、
(下は取り付け時に計測した傾きがこちら、スマホの下げ振りです。)

このの水深計の取り付け可能な最大の船底傾斜角度は30度となっているのでヒール角度が23度以上になれば船底の角度7度とヒール角度23度を合わせて30度オーバーとなって計測できなくなるんじゃないでしょうか。
ず~っとヒール角度23度以上で走り続けることはまれでしょうから「ま、いいか」にして現状でOKにしてしまいましょう。