ここんとこ暫く船に行ってなかったので近くを通った時に様子を見に寄ってみました。
ハッチを開けて中に入りますが目に入るのは自分でやったとはいえ廃船とも思われる悲惨な状態、何時綺麗になるんでしょうね。
中に入ってまず目についたのが床の水溜り、ちょうど雨が降ってたので雨漏れかもと思いましたが舐めるとしょっぱいので海水でした。
え、何処から? 周りを見渡したらどうやらダミーのダガーボードを引っ張るためのロープが犯人のようです。このロープは一方がダガーボードケースの中で海水に浸かっていますからここから毛細管現象で海水が上りケースを越えて外側に垂れたロープを流れ落ちたようです。 うーん、油断も隙もありゃしない。
この野郎、ということでロープは天井まで引き上げておきました。
ここは一件落着で何時ものようにエンジン始動、ペラも繋いでしばらく運転しておきます。久しぶりなのでセル1発とはいかず2発で起動。
バッテリーはソーラーパネルのおかげで今日も元気でした。
床の水溜りがきっかけでダガーボードピボットからの水漏れが気になってエンジンを回している間にチェックすることにして周囲に積んでいる砂利袋を退かしてみました。
で、目にしたのは見たくない光景 ピボット部のピットに水が溜まっています。
これも舐めてみましたがやはりしょっぱいので海水です。
さっきのロープを伝わって来た海水かもと思いましたが途中に濡れた部分が無いのでこれは無さそう。
そうなるとやはりピボット部分からの水漏れと考えるのが自然です。
とりあえずピットに溜まった水を吸い出して綺麗にして、今度は防水カバーを取り外してみます、残念、中からも水が出てきました。
これでピボットから漏水してることが確実になりました。
じーっと観察していると見てる間にも流れてくるので結構漏れているようです。
この外側のカバーが無ければもっとたくさん漏れていたに違いありません。
ま、ここからの漏れで沈没するまでには時間が掛かるとは思いますが定期的にチェックしておく必要がありそうです。
ダガーボードをオリジナルの昇降式にしておこうか固定してしまおうか迷っていましたがこの漏水を見るとやはり固定式に改造してピボット穴を塞いでしまったほうが良さそうに思えてきました。
ちょっとがっかりしたところで防水カバーをもとに戻し、エンジンを止めて船を後にしました。
SB2さん、キャンピングトレーラーが終ったらまたレストア再開するからもう少し待っててね。