船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2019/01/31

SB2 船内掃除、大仕事です。

event_note1月 31, 2019 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
エンジンルームを作る前に軽油の臭いを減らそうということで船内の掃除をしておくことにしました。
最初は単純に油が沢山こぼれているエンジンルームの床を洗うつもりだったんですがそれだけでは臭いは取れないだろうということで室内の壁と天井もきれいに掃除することにしました。

一番大物のマットレスは既に持ち出していましたが船内を空っぽにしないと作業がやり辛いので中に取り付けられていたカーステレオ、魚探、工具、などなど、全部持ち出して家に運びました。
ここまでやってしまうと室内に設えてある棚なども取り外した方が掃除が楽だよねということでねじを緩めて取り外しました。
ギャレーのシンクなどもこの際取り外そうと思いましたがこれは大事になりそうなので止めておくことにしました。
ただ作りがちゃちなのと木目調じゃないので作り直したい気もしますのでまた気が変わるかもしれません。
 
でこれが裸になったキャビン、さっぱりしました。
実は棚を外すときにトラブルが発生、左舷の棚を外すにはデッキからハルに排水を流しているホースを外さなきゃいけないんですがホースを外そうと力を入れたらパキッと言う音が「あ、やばい」と思ったんですがなんとデッキ側のスルハルが割れてしまっていました。プラスティック製は錆びないのは良いんですが古くなると脆くなるのが困りものです。幸い予備が有ったのですぐに交換できましたが修理前に雨が降ったら悲惨なことになるところでした。
教訓、プラスティック製のスルハルは予備を準備しておきましょう。
右舷側も同じようにプラスティック製スルハルとホースが使われているのでいつ壊れるか分かりません。心配なので少し値が張りますがステンレス製のスルハルを注文してしまいました。

余分な修理作業が発生しましたが一段落したので掃除開始、メタルクリーナーを入れたスプレー、家庭用洗剤スプレー、ブラシ類を準備しましたがブラシ類は100均でトイレ掃除のものを調達してきました。
まずは汚れの少ない船首側からスタート、友人が遊びに来たときに「油も臭いけどカビの臭いもするよ」と言ってたのでバウピットとかシート下の物入も綺麗に掃除。
ここは家庭用の洗剤を使いブラシでこすった後で雑巾で仕上げました。

雑巾はあっという間に真っ黒け、多分建造されたあと一度も拭き掃除なんてやられていないんでしょうね。
物入が済んだら前部キャビンの壁、ここは凸凹の吹き付け塗装をされていますがこの凸凹に埃が積もった感じに汚れています。
これも洗剤を吹き付けブラシでこすり雑巾で仕上げました。
ここでも雑巾は真っ黒になりましたが拭きあげた壁はあまり変わり映えしません。

やはり凸凹の中に入り込んだ汚れは完全には落ちないようで綺麗にするには再塗装しかなさそうです。

さて次は本命のメインキャビン、掃除は上の方からと言いますがエンジンルーム部分の汚れがひどいのでここから始めることにしました。
でないとせっかく綺麗にした他の部分をまた汚してしまいそうですからね。
ここでもまたトラブル、邪魔になるバッテリーを取り外したらホルダーの下に沢山の木の繊維が落ちています。なんとバッテリーホルダーの下の部分が腐ってぶかぶかになっています。 とりあえず近くの100均で回し引き鋸を買ってきて切り取ってしまいました。
余分な作業がまたしても飛び込んできましたが底を抜いてしまったのでこの下を洗うにはかえって好都合となりました。

箒でごみを片付けた後、先ずはメタルクリーナーとたわしでごしごし、真っ黒い汚れが浮いてきます。
これを水を含ませた洗車ブラシで洗い流しますがメタルクリーナーも濯ぎの水もビルジ
溜まりに流れていきます。
あまりに汚れがひどいのでこの作業を2度繰り返して最後は家庭用洗剤を含ませた雑巾で拭きあげました。
ビルジ溜まりにはメタルクリーナーと水が流れ込んでいますのでここを洗うには好都合、
バケツに残っていたメタルクリーナーも追加してたわしでこすって長年の汚れを落としておきました。
最後に汚れた水をポンプ(ドラム缶用の手動ポンプです)でポリタンクに吸い上げ吸い上げきれなかった分はペーパータオルに吸い込ませてビルジ溜まりも綺麗に拭きあげました。
写真を撮りましたがBeforeの写真が無いので比較は出来ません。
ま、比較しても写真ではあまり差が出ないかもしれませんけどね。

まだ天井とか壁が残っていますがとりあえずはここまでのレポート、これで油の臭いが減ってくれれば嬉しいんですが。
次に船内に入るときに効果が判るとは思いますがあまり期待しないでおくことにします。