船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2024/05/10

水深計の取り付け 諸先輩に勧められ取り付けることに

event_note5月 10, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
自分の船が居る位置の水深を測る道具「水深計」ヨットの先輩たちと話すたびに「取り付けてないと駄目だよ」とか「有ったほうが安心だよ」とか言われてしまいます。
実は持っていない訳では無くこの船入手時にくっ付いていたヤマハの”YF-6200NFD4”なるGPSプロッター(GPS魚探)をキャビンシート下の物入に放り込んだままになっています。
これ、使おうと思えば引っ張り出してきて使うことはできるんですが物が大きくてここだと言った取り付け場所が見つからずそのまま。

釣りはやらないので水深だけを測ってくれるものが無いかなと探していたところで見つかったのがデプスサウンダーと呼ばれている水深表示と設定した水深以下になったらブザーで警報を出してくれるこの装置。

ボート用品を扱っているオンラインショップで見つけたんですがお値段は税込みで2万5千円ほど「う、高い」ということでAmazon.comで調べたら送料込みで105ドルで帰ることが判りました。 ちょっと円安が恨めしいですがそれでも日本で買うより安いのでポチッ、2週間ほどで手元に届きました。

「さて、取り付けなきゃね」ということになるんですが理想は操舵位置で水深計が見えること、ステアリング前に取り付けているオートパイロットの操作部と並べて取り付けれればいいんですが取り付けスペースが在りません。
*注:このバケツ何よ?と思ってる方もいるかもしれませんがコンパス(羅針盤)のカバーです。 紫外線で劣化しないように被せています。

あら残念ということでこのボックスを作り直すことにしました。
この際だから泡の出る飲み物の缶サイズに合わせて作っていたドリンクホルダーもステンレス保温カップとかカップ麺も置ける大きさに少し拡張しておくことにします。

手元に残っていたバーチ合板の端材から切り出した新しいオートパイロット操作部コンソールがこれ、前回と同じくステッチアンドグルーで作りますが銅線で各部材をつなぎ合わせて1度目のエポキシパテを当てて硬化した状態です。3年ほど前に浸かった残りのエポキシでしたがちゃんと固まってくれました。


ステッチしていた銅線を抜いて2度目のエポキシパテを当てた後にサンドペーパーを使って表面を綺麗にして塗装の準備、裏蓋も出来ました。



さて塗装、木材の防水のためエポキシを塗り、

硬化を待って船用塗料FRPマリンで最終塗装。

今までのやつを船から取り外してきたので比較してみます。
前面の大きな穴が新しい水深計用、小さな穴はオートパイロット電源コネクター用です。

後面にはUSBソケットと12Vシガーソケットを取り付ける二つの穴。差し込んだプラグに体が当たったりドリンクホルダーから飲み物が流れたりするのを出来るだけ避けるために少し奥まった位置にしてみました。

ついでに上側の比較、
結果的に幅、高さとも少し大きくなりました。

水深計、USB電源、12Vソケットなどの取り付けと内部配線は家で済ませて船への取り付け、上手く付いてくれました。

こちらは後ろ側、廃却しようと考えていた古いコンソールボックスも「あ、これって無線機を置くのにちょうどいいや」ということで新しいボックスの下に取り付けました。


ここまで終わった時点で五島行クルーズの日を迎えることになりましたが表示部本体は取り付けが終わったもののセンサー(超音波振動子)の取り付けと配線は積み残しとなってしまいました。

ま、五島への航海では水深計は使えませんでしたが新旧のコンソールはC-Map表示のタブレットを乗せたり、無線機を乗せたり、はたまた泡の出る飲み物のカップと缶を乗せたりと大活躍してくれました。ドリンクホルダーって多すぎて困るってことはないですね。


さて残るは超音波振動子の取り付けと配線です。コンソールまでの配線が苦労しそうですが頑張らなきゃいけませんね。