船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2017/04/10

SB2 デンタ 失敗原因調査

event_note4月 10, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
悲惨な結果に終わったデンタでの充電、今日は失敗原因の確認。

とにかくこのデンタ、調整できる個所は周波数調整のつまみしかありませんのでこれでどの程度出力電圧が変化するのか調べてみました。

要はこのつまみ車で言えばアクセルですね。
負荷にはいつもテストに使う電気ストーブ、抵抗値を測ると12Ω、12Vでは1A流れることになります。

この状態でエンジンを起動して電圧を測るとーー。
一番回転数が上がった状態では17V近く、回転が下がった状態では11V。
ここで電気ストーブのスイッチを切って無負荷にすると電圧はぐんと上昇して一番回転数が下がった状態でも14V、回転が上がったときには20V近くになります。

これで周波数調整のつまみで12V出力の電圧が調整できることは判りました。
船で使ったときにはこのつまみは目一杯高い方に設定されていましたから16V以上が出てたわけでその分大きな電流が流れてしまって充電コントローラを壊してしまったわけなんですね。

この発電機、AVR(電圧自動調整機能)が付いてないので回転数で電圧が変わるし、負荷の大きさでも電圧がころころ変わります。
これをちゃんと使うには電流電圧計が無いと無理みたいです。
同じデンタシリーズにはAVR付きもあったようですが安いバージョンということでAVR無しも作ったんでしょうね。
それにしてもホンダも安くするためとはいえ無責任なものを作ったもんですね。 これで電流電圧計無で使えるのは白熱電球くらいなもんですからね。 
それとも発売が1979年ですから当時の標準的な発電機はこんなものだったんでしょうかね?

ということで、壊れてしまった充電コントローラの代品と取り付けておけばバッテリーの状態監視には何かと便利だろうとキャンピングトレーラに取り付けたのと同じ電流電圧計を発注してしまいました。

SB2 デンタで充電でも結果は悲惨なことに

event_note4月 10, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
ソーラーパネルは繋いだものの天候不順でなかなか充電してくれません。 バッテリーのインディケーターは赤色、充電量50%以下の表示。
それならばとゆうことで整備はしたものの使う機会が無かったホンダの発電機「デンタ」に登場してもらうことにしました。
ガソリンを入れて試運転、2度目にロープを引っ張ったときにすんなり始動。 よしよしいい子だということで船に持っていきました。

船ではソーラーパネルの代わりにデンタをつなぎ デンタ12V出力→充電コントローラ→バッテリーの経路で充電開始。
デンタのエンジンを始動して充電コントローラーを見るとちゃんと充電を示すLEDが点灯、船内のバッテリー電圧計も14Vちょいとを示しています。
 後はしばらく回しておくだけと言うことで他のことをやっててひょいと充電コントローラーを見てみるとあら充電表示のLEDが消えています。
船内の電圧計はなんと16V以上を表示。
あれおかしいなとあらためて充電コントローラーを見てみるとなんとプラスティック製のケースが溶けています。

またしても壊れて(壊して?)しまいました。
相当大きな電流が流れたようです。
それならばバッテリーに直結してみいうことでことで充電コントローラーをスキップしてバッテリーに直結してデンタを始動、やはり船内の電圧計は16V、電圧が高すぎるよねーと思ってるといきなり12.5Vに急降下。
あれ?、っと思ってデンタのヒューズ(10A)をチェックするとしっかり飛んでいました。
状況から考えるとデンタの出力電圧が高すぎて過電流が流れていると思われます。
予備のヒューズは無いし 今日のところは諦めて片づけて帰ってきました。

家に戻って取り扱い説明書を読んでみましたがバッテリーに直接つなぎなさいと書いてあるだけで電圧調整のことは何も書いてありません。
12Vの定格出力は8.3Aとの記載は有りますが電流の調整方法も記載なし。
唯一調整できるのは周波数調整のみ、これで出力電圧が変わるかどうか明日にでも試してみることにします。

で、明日への鋭気を養うために一杯。