悲惨な結果に終わったデンタでの充電、今日は失敗原因の確認。
とにかくこのデンタ、調整できる個所は周波数調整のつまみしかありませんのでこれでどの程度出力電圧が変化するのか調べてみました。
要はこのつまみ車で言えばアクセルですね。
負荷にはいつもテストに使う電気ストーブ、抵抗値を測ると12Ω、12Vでは1A流れることになります。
この状態でエンジンを起動して電圧を測るとーー。
一番回転数が上がった状態では17V近く、回転が下がった状態では11V。
ここで電気ストーブのスイッチを切って無負荷にすると電圧はぐんと上昇して一番回転数が下がった状態でも14V、回転が上がったときには20V近くになります。
これで周波数調整のつまみで12V出力の電圧が調整できることは判りました。
船で使ったときにはこのつまみは目一杯高い方に設定されていましたから16V以上が出てたわけでその分大きな電流が流れてしまって充電コントローラを壊してしまったわけなんですね。
この発電機、AVR(電圧自動調整機能)が付いてないので回転数で電圧が変わるし、負荷の大きさでも電圧がころころ変わります。
これをちゃんと使うには電流電圧計が無いと無理みたいです。
同じデンタシリーズにはAVR付きもあったようですが安いバージョンということでAVR無しも作ったんでしょうね。
それにしてもホンダも安くするためとはいえ無責任なものを作ったもんですね。 これで電流電圧計無で使えるのは白熱電球くらいなもんですからね。
それとも発売が1979年ですから当時の標準的な発電機はこんなものだったんでしょうかね?
ということで、壊れてしまった充電コントローラの代品と取り付けておけばバッテリーの状態監視には何かと便利だろうとキャンピングトレーラに取り付けたのと同じ電流電圧計を発注してしまいました。