船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2018/09/21

SB2 パーツ洗浄変じて錆落としに

event_note9月 21, 2018 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
シリンダーブロックをは帰ってきましたがさて何処から手を付けましょうということでシリンダーライナーが抜けてる時にしかできないウォータージャケット内の掃除から始めることにしました。
ここは錆と海水から来た泥のようなものと塩だか防蝕亜鉛の亜鉛だかが混じったものがこびり付いて見た目にはひどい状態になっています。

ここで悩むのはこれ落としておいた方がいいのかそのままにしておいた方が良いのかの選択。
ひょっとしたらこのままそーっとしておいた方が新しい金属面が出ない分錆が進まないかもしれませんし、それとも出来るだけ錆を落として防錆塗料を塗っておいた方が良いんでしょうか?
なーんて悩みながらほじくってみるとぽろぽろと塊が落ちるのでついそのままほじくり続けてこんなに錆の混合物が落ちてきました。

もうここまでほじくったら錆止めの塗装をしておくしかないですよね。
と言うことでこの後もスクレイパーとワイヤブラシでせっせと擦ったらウォータージャケットは少しは綺麗になりましたけどクランク室も粉だらけになってしまいました。
このままでは先に進めませんのでまずは洗浄です。
エンジンパーツの洗浄と言えばすぐに思いつくのは灯油か軽油、でもこれって臭いし廃却も制約が多くて面倒です。
なんか良いものがないかググったらメタルクリーンなる洗浄剤を発見、早速購入しました。臭くないし使った後は下水に流せるとのことで処理も楽ちんみたいです。

翌日には配達されてきたので早速洗浄開始、コンテナボックスの中に50℃のお湯を入れて洗浄剤を溶かしシリンダーブロックをドボン、洗車ブラシでごしごしして汚れを落とします。シリンダーブロックの底面は錆止め塗料も塗ってなく錆が出ていたので後での塗装の時のため念入りに洗って脱脂をしておきます。

気持ちよくごしごし洗っていたら以前塗った錆止め塗装が剥がれてきました。
ま、脱脂も水での洗浄もろくすっぽやらずに塗ったので密着が悪かったんだろうとやり直すつもりで洗車ブラシをワイヤーブラシに持ち替えて錆止め塗装を剥がします。
こんなことだったら塗るんじゃなかったと思いますが塗った時点ではオーバーホールの計画は入ってませんでしたから仕方ないですね。
時間を掛けてこすり続けたら粗方の錆止め塗装は落ちてしまいました。

これに気を良くして塗装が必要だけれど油まみれで脱脂をしていない台板(足です)の洗浄に入りましたが錆がひどくってこれまたワイヤーブラシでごしごし。
結局洗浄脱脂のつもりで始めたのに錆落としがメインになってしまいました。

お蔭で洗浄液は錆で土色に、これでは洗浄してることにならないだろうとまた新たに洗浄液を作って濯ぎを行いました。
ここまでは順調だったんですがーーー。
で、翌日乾燥したパーツを見てみると なんと新しい赤さびが出ています。
この洗浄液、防錆の効果もありと書かれていたんですが話が違います。
全体の再組立てが終ってから塗装をやるつもりにしていましたが作戦変更が必要なようです。
やれやれ。