ひじゅんⅢが上架されたと聞いたので船底の違いを確認したくて見に行ってきました。
おなじノラ26でも私のSB2は特殊らしくキールが他のノラ26とは異うのでどの程度違うのか自分の目で確かめたかったんです。
この間お世話になったお礼も言いたかったのですが 残念ながらオーナーさんはこの日は不在でお話は出来ませんでした。
一目見ただけでSB2よりかなりキールが深いことが判ります。(青いのがひじゅんⅢ、赤いのがSB2)
SB2はこの2/3から半分くらいの深さしかありませんがその代わりにアップダウン式のセンターボードが取り付けられています。
ただ、前々オーナーがちょこっと頭を出した状態で固定しているのでこの面積を考えるとセンターボードの効果はほとんど無いと考えたほうが良さそうです。
固定された理由を聞く機会が有りましたがセンターボードのピボットが吃水下にあるため動かすたびにピボット部分から浸水するから固定してしまったとのこと。
この状態でもそこそこ上ってくれますがこうやって比較すると何とかしたくなります。
一番いいのはオリジナルの状態に戻してセンターボードを下せるようにすることでしょうけど水漏れはごめんこうむりたいし、 ひじゅんⅢのようにキールーを延ばしてしまうか---。
仮に上下できるように修復したとしてももう一つ気になるのは錆びの問題、このセンターボード鉄でできていて錆びてかなり痩せてしまっています。 バラストとして考えた場合今でも十分な重さを保っているのかちょっと心配。
オリジナルの状態を知らないので何とも言えませんけどひじゅんⅢのバラストの深さを考えるとやはり気になります。
いっそのこと一度センターボードを取り外してみればとも思いますが上下させるためのワイヤーワークの状態も判らないので二の足を踏んでしまいます。
SB2もぼちぼち上架しなきゃいけませんがやることを整理しておかないと上げれません。
ま、今やっているエンジンの煙対策を終わらないと上架する場所まで回航が出来ないのでこれが最優先ですけどね。
こうやっていろいろと悩んでいるとあっという間に時間が経ってしまい、その分コップに液体を注ぐ回数も増えてしまいます。 困ったもんですね。