船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2017/08/25

SB2 エンジンルーム解体

event_note8月 25, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
以前レポートしたようにYCエンジン、オイルが冷えているときにはいいんですがしばらく走ってエンジンが温まると油圧警告灯の点滅が始まり気持ちいいものではありません。
考えられる原因はクランクシャフトとコンロッドの間にあるメインベアリング(ジャーナルベアリング)の摩耗が一番怪しいとのこと。
ということでベアリング交換にチャレンジしてみることにしました。



このベアリングを交換するには本来であればエンジンを下ろすところなんでしょうがパーツリストに記載の分解図をよーく見てみると横置きエンジンなのでエンジンヘッドを外してクランク側の蓋を開ければ何とか船に積んだままピストンとコンロッドが抜けそうです。

で、思い切って邪魔者のエンジンルームを解体してしまいました。(古い写真しかなく、タオルの奥がエンジンルームです。)

まずはエンジンモニターとかスイッチパネルが設置されているので電気配線の取り外しから始めます。
始めて見て分かりましたがいろいろ改造がなされたみたいでスイッチに接続されていないどこに行ってるのか判らない電線が結構あって回路を読み解くのに時間がかかりました。
行く先が判明した電線には再組立ての時のため行く先表示をしておきました。

此処までやったらあとは力仕事、止めねじを緩めてしまいエンジンルームを取っ払ってしまいます。
全部の囲いが取れてしまったらエンジンが良く見えますがこうなってしまうとキャビンと言うより機関室と呼んだほうがぴったり来ます。
これでエンジンへのアクセスが大幅に楽になりました。
ただエンジン自体は両側のベッドスペースより下にありますので上から覗き込みながらの作業になりそう。
ま、なんとかなるでしょう。

嫁さんがこの状態を見たら壊してるとしか思わないでしょうけど破壊は創造の始まりと言いますからね。
解体してしまったエンジンルームをどう再建するかはエンジン修理が成功してから考えることにします。

2017/08/24

SB2 ガフスライダー

event_note8月 24, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
すぐに引っかかって下りてこなくなるガフスライダー、前回のセイリングの時にも引っ掛かって下りてこなくなりハンマーでたたいてやっと下ろしました。
じーっと現物を見てみると去年の上架時に補強材を溶接してもらいましたがこの溶接部分の根元がマストの溝幅より大きいためくさび状態で食い込んで引っかかっているようです。
(このスライダーは最初から動作に問題があったようで私のところに来る前にも改造がなされていました。)

さて修正ということで取り外して家に持ち帰りました。
まずは溶接部分をディスクグラインダーで綺麗に均しやすりで仕上げました。
スライダーの先っぽにそり状の板が溶接されていましたがこれも引っ掛かりそうなので少し細身に整形。
グースネック部のベースは左右に振られたときにマストと接触するので動きを抑制するのと滑りをよくする目的で手元にあったジュラコンと思われる樹脂を取り付けようとしましたが 残念ながら手持ちの工具と私の技量では思うような形に整形できず雨戸用の敷居滑りを張り付けて妥協してしまいました。

改造が終わったスライダーを船に持っていき滑り具合の確認。
セイルなしでガフだけセットして上下に動かしてみます。
今までよりは動作がスムーズになりましたがやはり上の方で引っ掛かってしまい下りてこなくなってしまいました。
ガフの角度と位置を変えながら力いっぱい下に引いてやっと下ろしました。 汗!
セイルを張ったらまた違う結果になるとは思いますが今回の改造でも十分ではないようです。
ま、今までよりもましなんで使えないことはないんでしょうがそのうちに抜本的に変更した新しいスライダーを考えてみることにします。

2017/08/23

スマホが釣れた(海底からの回収成功)

event_note8月 23, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
7月4日、台風への準備に行ったときに海に落っことしてしまったスマホ、当日、潜ってみたり、たもで海底を探ってみたりしましたが回収できず諦めて新しい物を買いました。

諦めきれずに船を上架してる時にタコテンヤを使って再チャレンジしましたがアンカーロープなどに引っ掛かって無くなってしまい2回目も回収失敗。

2回の失敗でほとんど諦めていたんですが嫁さんのテニス仲間がラインを使って情報交換をしてるとの話から回収出来たらの嫁さんのスマホデビューの第一歩との冗談半分の結論になりました。

2017/08/20

SB2 浮きフェンダー

event_note8月 20, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
いつも苦労する着岸、少しは楽になるかなと思い船の左右に常設の浮きフェンダーを設置してみることにしました。

同じ港に漁船を係留している人の口利きで漁協からオイルフェンスに使われていたという古い発泡スチロールの浮き球を無料でゲット。 ただこの浮き球オイルフェンスの芯材だったためロープを通すための穴がありません。
(浮きフェンダーとして売られているものは中心にロープを通す穴が準備されています。)

どうやってロープを通す穴を開けようかと思案していた時に長ーいドリルビットホルダーを発見、千円ちょいだったので即買ってきました。

で、この先っぽに木材用の20mmドリルビットを装着して穴あけ開始、トンネル工事の距離が長いので当然のように出口は意図していた場所から離れてしまいます。
仕方なしに今度は反対側から掘り進んで途中で合流作戦、これまた合流できないケースもあって出口側穴が2個開いてしまうケースも発生。
ま、ロープが通れば良いんでこれでも「ま、いいか」です。
下の写真にも穴が2個開いてます。
穴あけがすんだら穴の周りをガスバーナーであぶって溶かし補強しました。 効果のほどはさて置き気休めにはなります。

穴あけが済んだら今度は浮き球をポリタープで包みます。

漁協の方のアドバイスによるとこれをやっておかないと魚が発泡スチロールをつついて食べてしまったり、日光でやられたり、で劣化が早いそうです。
ポリタープはキャンピングトレーラーの修理をするときに雨除けの屋根替わりに使っていたものを再利用しました。

で、更にこの上に網を被せます。
聞くところによるとポリタープが劣化した時にばらばらにならない用にするためらしいです。
私的には無くてもいいんじゃないかなと思ったのですが念のため手元にあったナイロン製のネットを被せました。
ただ網目サイズが10cmと大きいのでこの効果も気休め程度でしょうね。

ここまでできたら穴にロープを通して両端を絞って細いロープで縛ってしまいます。
縛ってしまった姿はなんとなく大型ソーセージですね。
ただ両端を絞っただけだとずるずると動いてしまうので細いロープをメインのロープに直接括り付けて浮き球の両端に渡して動きを規制します。

さあこれで完成、海に浮かべて一方をアンカーの浮き球につなぎもう一方は係船環につないでロープをぴんと張って完成です。
こう書くと簡単なんですが実際は浮き球の間隔とか全体的な位置を調整するのに手間がかかりました。

終わった時には日が暮れてしまいやっと撮れた写真がこれです。

船の両側に浮きフェンダーを設置したので頭か尻かをこの中に突っ込んでしまえば横流れが抑えられるので着岸は楽になるように思います。
もっとも突っ込む前に流されちゃうと意味が無いんですけどね。

2017/08/18

沈んでしまったスマホ防水ケース

event_note8月 18, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
SB2から海の中に落っことしたスマホ、何度か回収できないか試みましたが成功せずまだ海の中、結局、新しいスマホを買いました。
今度は落っことさないように船に乗るときには長いひもで首からぶら下げるようにしています。

2017/08/11

SB2 船尾灯取り付け台(その2)

event_note8月 11, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments

1月以上も前に接着まで終わっていた船尾灯の取り付け台、塗装をして船尾灯を組み付けました。

塗装はまずエポキシで下塗り防水をしてその上からニスを3回ほど塗りました。
一口で言うと簡単ですが硬化と乾燥を待つ時間が必要なので3日ほどかかります。

塗装が終わったら船尾灯本体を慎重にねじ止め。
この後 電線(VVF)を接続しておきました。
船尾灯からのリード線部分はフレキを被せて見栄えと紫外線対策としました。
実はVVFケーブルもあまり紫外線には強くないんですが「ま、いいか」にします。

これで船に持って行って取り付けるだけになりました。


2017/08/08

SB2 砂利バラスト

event_note8月 08, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
たいしたことではないのですがーーー。
ホームセンターでバラストにするために土嚢袋入りの砂利を買ってきました。
砂と砂利とどちらにしようかちょっと悩みましたが袋が破けてこぼれた時の回収が楽そうな砂利を選択。

2017/08/07

SB2 セイル修理頼んだのはいいけれど

event_note8月 07, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
先日、(と言っても1月以上前ですが)手入れのために洗ったセイル。
自分でハトメ類を打ち直そうと準備していたんですがSB2本体の上架と重なってしまったのとジブのワイヤー両端の処理が自分では難しそうだったのであるセイル屋さんに手直しをお願いしました。
ここのホームページには「セイルをお送りいただければ状態を拝見して作業前にお見積りさせていただきます。」と書かれていました。
念のため電話を入れて現物を送りましたが受け取りの連絡も見積もりの連絡もなし。

2017/08/03

SB2 油圧低下原因?

event_note8月 03, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
エンジンが温まると油圧警告灯がつく問題、ヤンマーさんに電話してプロの意見を聞いてみました。

条件
1、オイルポンプは交換済
2、オイルフィルターの詰まり無し
3、油圧ラインはフラッシング済
4、温度が低い間は油圧警告灯は消灯
5、負荷をかけて運転し、エンジンが温まると油圧警告灯点灯

上の条件を言って意見を聞いてみると帰ってきた答えは
「コネクティングロッドのクランクピンベアリングが摩耗してここから油圧が逃げている可能性があるかも」とのこと。

正直この答えはショックでした、もしここが原因であれば簡単に手を出せる場所ではありません。

ま、めげてても仕方がないのでクランクピンベアリングについて調べてみました。
マニュアルによるとここにはケルメットのメタルベアリングが使われているとのこと。 
で、ケルメットて何よ?と調べてみると銅と鉛の合金だそうです。
さらにこのケルメットの上に材質は不明ですが何らかのコーティングが施されていると記載されています。
エンジンフラッシングした時に出てきた「小さな赤茶色の雲母状態のごみ」は摩耗したベアリングからはく離したものと考えればつじつまが合うように思われます。

なんとなく一番怪しい箇所はわかりましたがどう対処するかを考えると気が重くなってしまいます。
エンジンを下ろさずにコネクティングロッドが外せればいいのですが--。

2017/08/02

SB2 港まで回航(やはり油圧警告灯点灯)

event_note8月 02, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
さて今日は「凪男君」に加勢をお願いしてボートステーションから母港までの約1時間の回航です。
ここで気になるのが油圧警告灯、さてどうなるでしょうか?

ボートステーションを後にしてエンジンはハーフスロットル、速度は6ノット。
ちょいとフルスロットルでのテスト、速度6.5ノットこれ以上は速度も上がらず煙が出るのですぐにハーフスロットルに戻しました。
このあとは6ノットで順調に進んでいます。
時々油圧警告灯に目をやりますが出港して20分ほどは問題なし、よしよしと気を抜いていたんですが40分ほど経ったところで目をやると、残念、ちかちかとエンジンの回転に合わせて点滅しています。
どうやら油音が上がって粘度が低くなるのが気に入らないようです。
フルフラッシング剤の時もシャバシャバのオイルだったので警告灯は点灯したままでした。

SB2 番外編 チヌ(黒鯛)が釣れた

event_note8月 02, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments

SB2のエンジン整備が終わったら夕暮れ時。
この時間は魚もお食事時と思い船の中に置いていた釣り竿とルアーを持ち出して船の上からキャスティング。
最初は全く当たり無しでしたが魚が跳ねるような音がした方向に投げること数回、ゴツンと急に重たくなって何かが食いつきました。
結構強い引きで釣り竿がしなります。
近くまで引き寄せて見てみると結構いい形のチヌでした。
最初っから何も食いつかないと思って始めたんでたもの準備もなし。
頭を水面に出しておとなしくなったところでラインを手で持ってエイッと引き上げました。
初めての大きなサイズの魚だったので記念写真と行きたかったんですが相棒がいなかったので魚の写真だけです。
家に持ち帰って測ったら37cmありました。
嫁さんに料理してもらい刺身とあら汁でおいしくいただきました。

2017/08/01

SB2 ダミーのダガーボードで走ってみました

event_note8月 01, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
船底の手入れ後初めての出港、今日は風は少し強めで一日中吹きそうです。
まだまだ一人で出る自信はないので今日も凪男君に助っ人依頼。
さて、ベニヤ板で即席で作ったダミーダガーボードの効果はいかほどでしょうか。

SB2 油圧警告灯対策(念入りにフラッシングしてみました)

event_note8月 01, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
船台から降りたSB2、油圧警告灯のチェックです。

 準備したものは日産ピットワークのエンジンフラッシング剤2種、
最初はエンジンオイルにクイックフラッシング剤を混ぜて洗浄、これを抜いた後にフルフラッシング剤を投入して再洗浄を試みるつもりです。

まずはエンジンオイルを温めるためにエンジン始動、??あれ油圧警告灯が消灯しました。 なんで? オイルの粘度が高いときは大丈夫?
悩んでも仕方がないので温度が上がったところでクイックフラッシング剤を投入して再起動。
起動した時点では警告灯はまた消えましたがじーっと見てるとここで変化が 3、4秒点灯してまた消えてしまいました。
何が起きたんでしょうね? そのあとはずーっと消えたまま。
15分ほどアイドリングした後でオイルを抜き、オイルポンプ、オイルフィルターも取り外してしまいました。
オイルフィルターチャンバーをウェスでふき取ると小さな赤茶色の雲母状態のごみがくっついてきました、ペイントがはがれたような感じのものですが何なんでしょうね?
ここでちょっと反則かもしれませんがオイルの通路にパーツクリーナーを吹き込んで清掃、オイルパンに流れ込んだ分はポンプで吸い上げてしまいました。

再びオイルフィルターなどを取り付けてフルフラッシング剤を投入、結構さらさらしています。
エンジンを起動、あら今度は油圧警告灯が点きっぱなし。
粘度が低いと油圧が上がらないんですかね。
ちょっと回転を上げてみたい衝動にかられましたが我慢してアイドリング10分、停止した後はまたフラッシング剤を抜いて、オイルフィルターを外して、 あー面倒。

と、念入りに内部洗浄をした後で#30の大漁オイルを規定量投入、
エンジンを掛けてかなり長い間アイドリング、オイル警告灯はちゃんと消えています。

これでトラブル解消してくれればいいんですが。