船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2020/04/26

SB2 物入完成ーーかな?

event_note4月 26, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forum4 comments
コロナウイルス対策でテニスコートも使用禁止、キャンプにも行きづらいし、こんな時にはSB2のレストアに専念ということで塗装が終わった部材を持って船へ、船は3密とは無縁なので行っちゃだめとはならないでしょう。

先ずは物入の組み立てから、ねじ止めをしていくだけなのであまり悩むことも少なく先に進んでいきます。
ただ下側の前面板は左右の固定だけでは心もとないので床下からもねじを打ってしっかり固定、おかげで少しぶよぶよして下にたわんでいた床もしっかり補強出来ました。
ねじ止めするだけとは言いながらねじの数は多いし、下穴を開けたりしながらなので それなりの時間は掛かりました。

ねじ止めが終わったところで棚の上に寝っ転がって強度を確認してみましたがL字形の補強を行った前面は全くたわみませんが40x30mmの杉材で受けた後ろ側は若干たわみが感じられます。
ま、あまり重たいものを入れることは無いでしょうからこれでも十分なような気がします。

さて次はトイレ後ろの棚、
ここで面倒くさいのは棚を受ける桟の取り付け。
取り付け場所の寸法を測ってドンピシャの位置に取り付けるのは至難の業なので所望の高さになるように板を切ってきてこの上に桟と棚を乗っけて位置決め。

この棚は物入の壁を支える役割を持たせるように考えていますのでしっかり取り付けたいんですが物入の壁もキャビン側の壁も12mmのベニヤ板、ここに裏側に出ないような長さのねじを立てても強度的には期待できそうにありません。
出来れば反対側からも長いねじでしっかり止めたいということでちょっと面倒な手を使ってみました。

先ずは桟の側から壁を貫通する長いねじでねじ止め、壁の向こうからは位置が判りませんからね。
今度は反対側に出てきたねじを目安に壁側から桟に向かって長いねじを打っておきます。
最後に最初に打ったねじを抜いて壁を貫通しない長さの少し太めのねじに取り替えます。
これで両面から桟を固定することになりしっかり取り付けが出来ました。
二人作業であればもう少し効率の良い作業が出来るのですが一人作業で手が届かない壁の両側からの作業なのでやむを得ずの作業です。
キャビン側のねじ頭とねじを抜いた後の穴はパテで処理をすることにします。

桟がしっかり取り付いたところで棚板の取り付け、これも強度部材ということで大きめのねじを多めに打ってしっかり取り付けておきました。
本当は下の桟の方からねじ止めしたほうが見かけは良いんですが出来るだけネジ山が掛かる長さを取りたかったので上から締めました。

棚も取り付き物入壁板もしっかり固定されて押しても引いても動かなくなってくれました。 これでやっと物入と棚の完成です。
頑張って目に入る部分は全て塗装した甲斐もあって結構いい感じに仕上がりました。
そうそう、前板の木口が見えそうだった右端と床との境には化粧板を当てたのですっきり見えます。

物入に荷物の落下防止の手立てと目隠しを付けなきゃいけませんがこれは嫁さんの手を借りながらぼちぼちやることにします。
その意味ではまだやることが残っているので完成とは言えないかもしれませんが一段落です。

右舷側が賑やかになったので反対側(左舷)に目をやるとこちらには何も無く寂しく感じます。
この際だから天井近くに電車とかバスの網棚のような手荷物置きでも作りますかね。
寝袋とか着替えを置くのに都合良さそうだしーーー。
なんてことを考えながら1段落祝いの1杯。