櫓べそを取り付けました。
単純に書けばこれで終わりなんですけどそれだけでは面白くないので少し書き足すと。
先ずは取り付け位置の考察。
昔から漁船に乗ってる友人に聞くと 櫓には右櫓と左櫓があって櫓べらと櫓腕の角度が付いてる向きが違うとのこと、私は今までどれも真っ直ぐだと思ってたんですけどね。
頂いた櫓を見てみるとこれは真っ直ぐで左右どちらでも使えるようです。
じゃ今度は右左どちら側がいいか考えると立って漕ぐ時には右利きで力が入れやすい後から見て左側が良さそう、ただ座って片手で漕ぐには右側が良さそうな気がしたんですが聞いてみると「釣りをするときには右手で釣り竿を持って左手で櫓を漕ぐので左側だよ」とのこと。
なるほど、ってことで左側に決定。
で、どれくらいの位置って聞くと「端の方だけどあまり端っこすぎると押すときに押しづらいよ、端から10cmくらいかな」との返事。
船の幅でも変わるだろうとちょっと納得がいかないので船の中心に立って櫓を押し引きするのにやり易い位置を測ってみると大体中心から45cmくらいのところに櫓があるのが良さそうです。
実際にSB1に当てはめてみたら端から10cmは中心から45cmと偶然とは言え出来すぎの数字、ここに決定です。
さて位置が決まったらあとはねじ止めだけですがねじ部分から水が浸入して木を腐らせるのが嫌なので一旦ねじ止めした後取り外してねじ穴に防水塗料を吸い込ませておきました。
防水塗料が乾いたころを見計らって再度ねじ止め、ダメ押しでねじにはシリコンシーラントを塗って締め付けました。
ま、SB1は雨ざらしになることは無いのでここまでの処理は不要なのかもしれませんが心配の種は減らしておくにかぎりますからね。
あとは早緒を結びつける所を船体側に付けなきゃいけませんが船首側を重ねているし、その中にもいろんなものを突っ込んでいるので一人で動かすのは無理。
嫁さんの手を借りれるときにやることにして先延ばしです。