朝、目が覚めた後の雄冬キャンプ場です。
昨日の夜は隣の黒い車のカップルが夜中にペグを叩いていて「何をやっているんだろう?」と思いながら眠りましたが朝見たら なんと、レンガとレンガの隙間に無理やりペグを叩きこんでいました。
こんなことしたらレンガが欠けてしまいますよね。
こんな非常識なキャンパーが出来るだけ綺麗に人に迷惑をかけないようにと心がけている善良なキャンパーの努力を台無しにしているんですよね。 困ったもんだ。
朝食が終わったら近くに展望台があるというので尻尾を切り離して頭だけで行って見ました。車で4分ほどの距離です。
展望台の下に駐車場が有りますがここから展望台までは長い階段、クレーン車では届かないような場所に階段も展望台本体も作られていますからヘリコプターで運んだのかもしれません。お金かかってますねー。
最後は螺旋階段で展望台に到着ですが360度嵌め殺しのガラス張りで外には出ることが出来ません。
長い階段を上って汗をかいてるのに展望台内部は換気も出来ない暑い状態で汗が流れます。おまけに景色を眺めようとしても曇ったガラス越しなのでクリアーに見ることは出来ません。
仕方がないのでガラス越しに景色を眺めますが 海と隣の高台の柱状節理が見えるだけ、う~ん、何を見せたかったんでしょうね?
町興しで観光の目玉にしたかったんでしょうが正直税金の無駄遣いだったようです。
残念な展望台から戻り尻尾をつなげて出発、稚内に向かいます。
お昼近くに道の駅おびら鰊番屋が有ったのでここに立ち寄り嫁さんは鰊そば、私は刺身定食を注文、こうやって見ると刺身定食の方がお得感が有ります。
ま、仲良く半分こで食べましたが鰊そばを食べるのは2,30年ぶり、これであと10年は食べなくていいやという気になりました。
道の駅の一角には国の文化財に登録された鰊番屋が在りましたが余市でも見たし札幌の開拓の村でも見たのでここはパス、さっさと稚内へ向かいます。
ここから稚内までは日本海側の道を走りましたが道は広くて真っ直ぐ、両側の景色も開けていてここを走るだけのために来てもいいと思うほど快適なドライビングが楽しめました。
途中、風車の群れとか、利尻富士が見えたので写真をカシャッ。
快適なドライブをたのしみながら宿泊場所の稚内森林公園キャンプ場に午後5時近辺、ここは稚内の背後にある高台に作られた公園でキャンプ場も手入れが行き届いていました。
ただ車の乗り入れは出来ないので駐車場での宿泊となります。
我々が着いた時には既に5,6台のキャンピングカーが止まっていましたが中には見るからに長期滞在と見える車も。
ここに尻尾を残してスーパーと銭湯をスマホで探して食料調達とお風呂。
何とも便利な世の中になりました。
お風呂は「緑の湯」という銭湯でしたが料金440円、昭和の臭いプンプンで結構楽しく入浴しました。さっぱりしたところでトレーラーに戻って夕食、久々に焚火の前で1杯となりましたが「明日は利尻へのフェリー7:15に乗るから早起きね」とくぎを刺されて早めの店じまいとなりました。