孫守から解放されてさて何をやろうかということでやりたいことじゃなくやらなきゃいけないことを考えてみました。
SB2のハッチはアクリル板とパッキンを変えて雨漏れ対策をしていたのですがその後も雨が降るたびに漏れてキャビン内のシートに水たまりが出来ていました。 やはりこの雨漏れ対策が最優先課題ということで作業を開始。
アクリル板とパッキンは交換済なので漏れているとしたらボート本体とハッチフレームの間からに違いありません。
ということでここのコーキングをやり直してみることにしました。
まずは取り付けねじを全部取り外します。 当たり前ですね。
ただ、簡単に緩んでしまうのにはちょっとびっくり。
今度はスクレイパーを船体とハッチフレームの間に差し込んで剝しにかかりますが簡単には剝がれてくれません。
スクレイパー2本を交互に差し込み、ノミをクサビ代わりにし、カッターナイフを動員してやっと切り離しました。
フレームが外れるとコーキングが切れてしまった部分がよく判ります。
やはり四隅の部分が切れてしまってここから漏れていたみたいです。
特にこのコーナーはフレームはRがついているのに船体側は直角に開口を切ってあるので幅が狭くなっています。 このためもあって止めねじがFRP面から外れて効きづらくなってるのも問題の一因のようです。
再コーキングの前に古いシーラントをスクレイパーでせっせと落とし、シリコンオフでふき取ります。
取り付け穴の部分にもシーラントが残っているのでここも綺麗にします。
このシーラントを落としてしまって判ったのですが、取り付け穴は皿取りがしてあるのに鍋ねじが使われていました。
私的にはこれは許せないのでホームセンターまで走って皿ねじを買ってきました。
再取り付けの準備が整ったところでたっぷりとコーキング剤を塗ります。
今回もセメダインのバスコークNを使いました。
ねじ穴部分にもコーキング剤を塗って皿ねじで止めていきます。
(あ、書き忘れましたがコーキングの前にマスキングを行っています。)
ねじを締めていくとコーキング剤がムニュムニュとはみ出してきますので綺麗にならし最後にマスキングテープをはがして終了です。
ねじを鍋から皿に変えたので取り付け穴にぴったりフィットして気持ちよく仕上がりました。
ここからの雨漏れの可能性も減ったはず。上がBefor下がAfterです。
雨漏れが止まってくれることを祈念して焼酎で乾杯。
追伸
写真のファイルサイズを変えたらとんでもない画質になってしまいました。
オリジナルを変更してしまったので戻せませんでしたごめんなさい。