外側の処理をする前に 去年作っておいダガーボードケースを引きずり出して仮止めしてみます。船体内側の接着をやったときに接着剤をかなり厚く塗り重ねてしまっているのでなかなかぴったり収まってくれません。 カンナで少し削っては合わせてみての繰り返しです。
凡そ収まった状態になったところで船底に穴あけをすることにしました。 ケースの穴と同じサイズの角材を準備してキールに沿わせて線を引きます。 穴あけはジグソーで行いましたが、まーうるさい事。 ジグソーの振動が船体のベニヤ板と共鳴して大音響が響きます。(ご近所様、うるさくてすみません。) 後はヤスリででこぼこをならして整形しますがこれもうるさい。 形が整ったところで先ほど線引きに使った角材をケースの下に差込み、これをキーにして船体側の穴にも差込んで位置合わせ、最後の調整を行います。
結構な時間を掛けて調整を行い、程よくなったところで木ねじで仮付け。 ここでバルクヘッドに対しての直角を確認するとーーー、あれれ、左右両側とも90度に足りません?? よくよく見るとバルクヘッドがまっすぐではなく外側に湾曲しています。仕様がないのでバルクヘッドに添え木をして直線にしてあげました。 バルクヘッドが直線になったのはいいのですが またケースの位置が変わって再調整です。 あー、面倒くさい。 前後を切り離したときからバルクヘッドの強度が足りないのは?と気にはなっていましたが不安が現実に。 前のほうのバルクヘッドはダガーボードケースを取り付けてしまえばこれが補強になって動かなくなりそうですが後ろのほうは何らかの補強が必要な気がします。 ただ前部を入れ子にするためにあまり出っ張らない補強じゃないと重ねられなくなるので一工夫必要です。 これで、また眠れない。