船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2024/01/14

2024年2度目のセイリング 橋口さんに同乗いただき楽しかったです

event_note1月 14, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
朝食を終わってのんびりしながらパソコンをいじっていたら「お掃除するからどこか行っててよ」 と嫁さん。 「へ!」、外は晴れで急いで風のチェック、2mの予報が出ています。
「じゃ、船に行く」、「なら、残り物で良ければサンドイッチ作ってあげる」と言うやり取りで船を出すことに。 お天気もいいので橋口さんも誘ってみることにしてLINEでお誘いのメッセージを送っておきました。 サンドイッチが出来上がった頃には行きますとの返事をいただきました。

港に着いたらそこそこいい風が吹いています。 橋口さんが来たところで早速ジブをセットして出港です。 出港前にC-Mapを起動しましたが今回はログイン要求が出て来てメールアドレスとパスワードを入れろとのこと。多分これだよねと言うパスワードを入力しましたがどれも違っていて今日は諦め。なので今日の航跡は有りません。
桟橋を離れたら赤灯台の出口に向かいながらメインセイルのセット。 セットが終わった頃には赤灯台の外に出てしまっていました。
ここで帆走に入りますが先ほどまで吹いていた風が無くなってしまい漂流モードに時折来るそよ風も風向が定まらず船はコマのようにあっち向いたりこっち向いたり。
こうなったらじたばたしても仕方がないので12時も回ったことだしお弁当タイムとしてもぐもぐやりながら風待ちです。
今日の残り物サンドイッチはこれ、中身は良く判りませんが2種類あるのは確かです。

泡の出る飲み物といっしょにもぐもぐやってると1個目のサンドイッチも終わらぬ頃み急に西から風が吹き始め船もやっと走り始めました。
取敢えず詩島の方に船首を向けましたがクローズホールドとアビームの中間くらいで走ります。 C-Mapが使えないので速度が判らないなと思っていたら橋口さんのスマホで速度計のアプリを起動してくれました。それで見ると5ノットあたりで走っています。 時折6の数字も見えますがこれは無さそう。

詩島の東側に来た辺りで転舵、今度は黒島に向かいます。ここでは右後ろから風を受けてのクローズリーチ、ここでも5ノットは出てるようでたまに6の数字も。

快走して黒島南側を通過、ここで帰ろうかどうしようか一瞬悩みましたが日も長くなってきているしということでそのまま二島を回ることにしました。
二島を回る直前に舵を橋口さんにお願いして私はレストタイム。
二島を半時計方向に回り北側へ、自分の船で二島の北側を見るのは久々です。

ここからは南西からの向かい風、クローズホールドで黒島の北側を通過してパサージュ琴海方向に走ります。舵輪は橋口さんにお任せ


私はと言うとこんな写真を撮ってみたり、


ちょっと動画も

撮り方が下手だったので全くスピード感が無いですね。

パサージュ琴海に近づいたあたりでタックして赤灯台方向に向かいます。
風はこの時期には珍しい南西の風で上りクローズホールド、風が強まったのか30度オーバーのヒールでオットットと言う場面もありました。
鷹島を過ぎたあたりで少し風が弱まり4ノットくらい、これくらいであればウェザーヘルムも弱まりあまりコース修正しなくてよくなりました。

そのまま赤灯台手前まで走って機走に切り替えてセイルを下してしまいます。
ジブは畳んで袋に仕舞い、メインセイルはブームの上に纏めて港に戻りました。
港に入港する前にアイドリング状態のチェックを行い無事着岸出来ました。
舫を取った後には橋口さんの手も借りてメインセイルを公園広場まで運び一旦広げて綺麗に折り畳んで袋に仕舞い今日のセイリング終了となりました。やはりシングルハンドより複数ハンドの方が楽しいですね。

これが今日の航跡の手書き、こんなコースを撮りましたと言うだけで位置精度は全くあてになりません。


後片付けが終わった後にはエンジンルームの点検と昨日電球交換した停泊灯他両色灯、船尾灯の点灯を確認して船を後にしました。



停泊灯電球交換でマストに上りました。2014-01-17 追記あり

event_note1月 14, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
今年最初のセイリング後にマスト天辺に付いている停泊灯が点かないトラブル発見、スイッチパネルなどを調べましたが結論は球切れ。交換はマストに上るしかありません。
お天気が良くて風が穏やかなときに上ろうと思っていたところ今日は晴れ、朝食を終えて外を眺めてると丘の上の竹が揺れていません。
今がチャンスと嫁さんに手伝いを頼み、6mの長梯子を軽トラに積んで船へ。
前回マスト上のブロック交換も梯子を掛けて上りましたがこの時はスプレッダーの上に立てば手が届きました。 その時の記事はこちら
今回はもっと上に在る停泊灯なのでスプレッダーの上に立ったとしても停泊灯は頭より高い場所になるので手は届いても電球交換までは無理と思われます。
このことは事前検討で分っていたのでスプレッダーの上にセットする足継ぎを作るように計画してたんですが「ま、梯子だけでも何とかなるか」と見切り発車してしまいました。

船の上に梯子を運び上げて梯子をセット、梯子の頭にインナージブハリヤードを結び付けて梯子の頭が逃げないようにしています。
この状態で梯子最上段がスプレッダーを越えるところまで引き上げます。(写真が無い)
さて上る時には腰に椅子結びでロープを巻いて安全帯代わりにし、これにアウタージブハリヤードを結んで梯子無しでもぶら下がれるように準備。
(こちらも写真が無いので以前上った時の写真ですがこんなふうにロープを腰に巻いて上ります。)

嫁さんはこのロープを私が上るのに応じてクリートに巻き付けて安全確保です。
一度上ってみましたが梯子の頭が丸いマストに寄りかかっているので前回スプレッダーに立てかけた時のように安定してくれずくるくる回ってしまいます。
で、一旦降りて足元をロープで固め直し、梯子の頭の位置も少しずらして回りにくくして再度挑戦、今回は上手く上から停泊灯を覗ける位置まで上ることが出来ました。
ただ両足踏ん張れないので片手はマストを掴んでおくしかありません。
すこし不自由ですが停泊灯の蓋を開けて電球交換、念のためここで嫁さんに停泊灯のスイッチを入れてもらって点灯確認、OKになりました。
蓋をねじ止めして一段落、上から嫁さんの写真を撮ってみました。

こんどは下りかかったところを嫁さんが下からスマホでパシャリ。

下りる時には嫁さんがロープを緩めてくれないと下りれません、クリートに巻いたまま少しづつ滑らせてくれて無事下まで下り電球交換完了です。

次回上る時にはスプレッダーの上に固定できる足継ぎを準備して足元を固めて両手が使えるようにしたいですね。

<追記>
ちなみにこれが今回壊れて点かなくなったLED電球。

2016年5月初めて上架した際にマストを倒したんですがその時にいいチャンスとばかりに電球から置き換えたものです。
色温度は4,000°Kと通常の白色LEDよりは低かったものの船検の時に「あれはLEDですね、もとの電球に戻してください」と言われてしまい、「はい、交換します」と言うことでその場は済んでいたんですがいつかは電球に戻さなきゃとず~っと気になっていました。
その意味では今回はいい機会になったわけです。

ただこのLED電球、点灯する機会はいままでほとんどなく使ったのは長与の花火大会で錨泊した時くらい。
点灯時間はたかだか10時間程度で壊れたことになりますが灯具内での温差変化、潮風での塩分などで壊れたんだと思います。
電球、過去のものと馬鹿にしていましたが、半導体、電子部品など環境の影響を受けやすいものに比較してローテクの電球の方が悪環境にも強く信頼性が高いということになるんでしょうね。