船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2023/06/18

SB2 最後の組み込みと試運転 失敗ですが原因が判りません

event_note6月 18, 2023 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
冷却水通路の洗浄も終わったので今日の目標は残っているパーツの取り付けと試運転。
家を出る前にちょっとやっておくことがーー。
それが排気口仮ガスケットの製作。
ダイソーで買っていた厚紙に正規のガスケットを載せて型を取り切り抜きます。

取敢えず4枚製作、

なんでこんなもの作ったかと言うとエンジン停止時にミキシングエルボーから冷却水を排気口側に吸い込んでいないかの確認のため排気管の取付け取外しを繰り返したいからなんです。 正規のガスケットは一旦取り付けて取り外すと表面に塗ってあるパテ状の物質が剥がれ落ちて再使用が出来なくなってしまうので取り付け取外しを繰り返すと毎回新しいガスケットを使うことになりお金がいくらあっても足りないということになりますからね。
ちなみに紙の耐熱温度は450℃と言われているので厚紙製でも短時間の使用には十分でしょう。

仮ガスケットを持って船へ、取り外したままになっていた吸気管を取り付け、排気管は仮ガスケットで取り付け、冷却水ホースなども全て接続を済ませました。
最後は燃料系のエア抜き、念のため燃料噴射ノズルの所までちゃんと燃料が来てることを確認。

この高圧燃料パイプを噴射ノズルにしっかり接続して起動準備完了です。

さて起動、上手く動いてくれるでしょうか。 頭の中は2,3回のクランキングであっさり起動するイメージが出来てたんですけどね。
セルモーターを回すと2回目のクランキングくらいで最初の爆発、やったねと思ったのもつかの間、4回ほど爆発した後に止まってしまいました。 あら??
排気管とミキシングエルボーの接続部からは煙が漏れてきます。 接続が緩すぎたんでしょうか?

その後はなんどセルモーターを回しても掛かってくれる気配すらありません。
なんで~????と頭の中はパニックに近い状態。 燃料が来て圧縮が在れば回るのがディーゼルエンジンなんですけどね。

燃料系統のエア抜きが不十分だったのかもと再度エア抜き、これでもダメ。
ロッカーアームと弁隙間が不十分で圧縮が無いのかもということでカバーを外して再確認、ここはOK。
そうこうするうちに排気管上部とミキシングエルボーの接続部から水が落ちてきました。
これはヤバいということで排気管を外してみると排気口が水浸し。 いつか見た光景です。
(私がパニック状態だったこともありこの辺の写真は撮っていません。)
この辺で時間切れ、せっかく手直ししたバルブとバルブシートが錆びてもらっては困るので排気口の水を綺麗に拭きとっての帰宅となりました。

家では食事の間も1杯やるときも頭の中は??の山積み状態、明日ゆっくり落ち着いて1から調べ直すことにしてお休みなさいです。 夢の中で神のお告げでもあればいいんですが。