船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2014/01/05

グロープラグ 4(5番シリンダー)

event_note1月 05, 2014 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
今日はお天気もよく暖かいので外での作業にはもってこい、半分諦めかけていた5番シリンダーのグロープラグ交換にチャレンジしてみることにしました。
エンジンフードを開けて、エンジンカバーを外して、 で、エンジンの上に腰を掛けて5番シリンダーのグロープラグを覗き込みます。
うーん、やっぱり手ごわそうです。

手がはいらないでけならまだしも、まず見えないんです。すきまからやっと見えるくらい。
まずはプラグキャップを取らないと先に進みませんので、ラジオペンチとかネジザウルスとかを使って引っ張り出そうとしてみますがコモンレールからインジェクターまでの高圧燃料パイプとコモンレールにくっついてる低圧の燃料パイプが邪魔してペンチが思うように開けません。 高圧と低圧両方の燃料パイプを取り外してしまえば作業は楽になりそうですが2次災害を引き起こしそうです。
何かプラグキャップをつかめるものがないかまずは台所を物色、嫁さんが魚を捌くときに使っている骨抜きを見つけましたがこれを使ったら怒られそうです。 足をちょっと伸ばして近所の100均に行って店の中をうろうろして、ついに見つけました、アイストングです。 先っぽも折り曲げてあってうまくキャップが引っかかってくれそう。 

家に持ち帰りまずはそのままで使ってみましたが引っ掛かりがいまいち。 先っぽが半円形になっているので滑りやすいようです。 ヤスリで擦って半円形を四角い形状にして、さらに折り曲げの角度もうんときつくして再チャレンジ、うまく外れました。
今度はボックスレンチがちゃんと届くか確認、ユニバーサルジョイントを使うとうまく入ってくれました。 これだったら何とかなりそうです。
ここまで確認したので、近所をぐるぐる走って水温が規定値になるまでエンジンを温めます。
家に戻ってまずプラグの部分にCRCを1吹きしてプラグを緩めにかかります。 思ったより軽く緩んでくれました。 ぐるぐるとボックスレンチを回してプラグを緩めてしまったのですが、

なんと今度はボックスレンチが外れません、さっき確認したときはラジオペンチでつまんだら出てきてくれたんですが? プラグがねじ山の長さ分上に上がってきたのでユニバーサルジョイントが低圧燃料パイプと干渉するようになってしまったようです。 押したり引いたり少し回してみたり、30分以上格闘しても取れません。 低圧ホースを取り外しを覚悟しかかったころに、力いっぱい燃料ホースを押して、力いっぱいユニバーサルジョイントを引っ張ったらジョイントだけはやっと外れました。 ボックスが残っていますのでこれは磁石を使って引っ張り出しました。
最後はグロープラグ本体です頭の部分の電極をラジオペンチでつまんで引き出すのですがこれまた燃料パイプに引っかかり出てきません。
つまみ直そうとするとまた中に落ち込んでしまいます。
割り箸まで動員してつまみなおして、燃料パイプに傷が付くのは無視して無理やり引っこ抜いてしまいました。
新しいグロープラグをこれまた燃料パイプを擦りながら押し込んで穴の中に落とし込みます、この後ボックスをやっと見える隙間から位置を確認しながら差し込んでやっと締め付けることができました。 トルクレンチを使い17kg/mで締め付け完了。
最後はプラグキャップをピンセットで摘み、これまたやりづらいんです、何とかプラグの頭にセットして指を隙間から突っ込んでカチンという感触があるまで押さえつけます。 私の指の長さで足りるかなと心配でしたが何とかとどきました。 いやー、カチンと言ったときのうれしかったこと、ここまで3~4時間の悪戦苦闘ですからね。
(この悪戦苦闘、文章にするのは難しいですね。分かりづらくてすみません。)
エンジンを掛けてちゃんとランプが消えることを確認。 つかれたのでもうお仕舞いにしようと思ったんですが、この際ということで残りの3本も交換してしまうことにしました。 エンジンが冷えてしまったのでもう一度近所を走り暖めなおして帰ってきて速攻で残り1,2,3シリンダーのプラグを取り外します。 これは簡単、新しいプラグを入れてトルクレンチで締めて、キャップをつけて、はい作業完了。 3本交換するのに15分程度で終わってしまいました。
エンジンを掛けてランプの消灯を確認、もう点かないでね。
でも、5番シリンダー、プロはどうやって交換するんでしょうね?
必要になるガスケット類は手元にあるでしょうし、やっぱり、燃料パイプをまず取り外してしまうんですかね?