船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2019/05/14

SB2 エンジンルーム部材の塗装も終わり船に取り付けました

event_note5月 14, 2019 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
ステインでの着色が終わっていたエンジンルーム部材、今度は上塗りです。

内側になる部分は何もなしでもいいかなとも思いましたが手持ちに防水塗料が有ったのでこれを塗っておくことにしました。
こうしておけば汚れとか臭いも浸み込みにくいのではないかと思います。
目には付かない所ですし防水塗料はしゃぶしゃぶなので塗装作業は早いです。
塗料が透明だし木材に沁み込んでしまうので写真では塗ったのが分かりませんね。

防水塗料が乾いたところで表側の塗装、カンペのウレタンニスを使いました。
特にこれと言って書くようなことは無いのですがメーカーの指定通りに2度塗りです。
やはり1度だと吸い込みが大きいところは全く艶がなくざらざらの状態、2度目を塗ると艶が出てきます。
ここで#300台のサンドペーパーを掛けて3度目を塗ればもっといい艶が出るように書かれていましたが部屋に置く家具ではないし2度塗りで済ませました。
3度塗らなくても2度塗りで軽く水ペーパーを掛けてコンパウンドで磨けばつやつやになりますがこれもパス。
ほとんどの部分は普段は目につかない所になるのでこれで十分です。
ただ塗料が裏側に垂れてこぶ状に固まってしまったやつは取り付けの邪魔をするので鉋と鑿を使って削っておきました。

これで仮のダッシュボードと天板ではありますがエンジンを囲むすべての部材の塗装が終わりました。本番用の天板とダッシュボードは先送りです。

塗装が終わった部材を持って船へ行き再取り付けです。
すぐに取り付けをしようと思いましたがその前に後部のバルクヘッドに排気ホースを通す新しい穴を開けておくことにしました。周りに何も無いときの方が作業しやすいですからね。
今付いている排気管はウォターロックから船尾の排気口までだらだらと上り勾配になっているので排気管の中に水が残ります。これが嫌なのでウォターロック部で高く立ち上げて後は下り勾配にしたいための新しい穴です。 
ドリルと回し引き鋸を使って開けましたが理想はもう少し高い位置にだったんですけど船尾の収納庫の床が邪魔してこれ以上高い位置には取り付けが出来ませんでした。
何とか下り勾配は確保できそうなので「ま、いいか」になりました。

さて再取り付けの開始、これは悩むことは少ないく手を動かすのみ。
一度締めたねじ穴に合わせて取り付けをやらなきゃいけませんがここでも最初に準備した冶具が活躍してくれました。こうやって支えてもらって微調整です。
これが無かったらこの重たい部材を片手で支えながら位置決めしてもう一方の手でねじ止めしなきゃいけませんが私の腕力ではとてもできません。

下側の部材はエンジンを載せるときにはまた外さなきゃいけませんが出来栄えを見たいこともあって全部取り付けてしまいました。
我ながら結構いい感じで仕上がりました。
これで全て完成と言いたいところですがまだエンジンコントロールレバー機構のカバーが出来ていません。

家で部材から寸法取りしたカバーを合わせてみました。
 
コクピット側の部材は船体にねじ止めするときに変形するのでねじ止めした後に合わせないと正確な形が分かりません。
多少ガタがありますが何とかなりそうなので家に持ち帰って補正と塗装をすることにします。
他の部材と一緒に作っておけば2度手間にならずに済んだんですがーー、やっぱり段取り悪いですねー。

ま、2日後に塗装が終わったのでこれも取り付け、ぴったりには出来ていませんでしたがねじ止めしたら変形してぴったりくっついてくれました。

これまた蓋も変形してくれてカバー完成。
ダッシュボードと天板は仮とはいえ全部の部材が取り付いて視覚的にはエンジンは見えなく在りました。
ただ臭い対策としてはあちこち隙間だらけなので効果のほどは限定的かもしれません。
エンジンルームを作ったらエンジンの吸気経路も作らなきゃと思っていましたがあまり気にしなくても良さそうです。
これでやっとエンジン積み込みの目途が立ちました。
それにしても随分と時間が掛かりました、お疲れ様で1杯、いや、いっぱいかな。