船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2022/03/29

雲仙青雲荘と口之津港

event_note3月 29, 2022 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
先の大雨による土砂崩れの被害を受けて休館中だった雲仙青雲荘の営業再開と蔓延防止法の適用終了で長崎県が再開した「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」が重なったタイミングで雲仙まで1泊旅行に出かけました。
青雲荘のお風呂は直ぐ傍の小地獄温泉を源泉とする真っ白な硫黄泉で嫁さんと私のお気に入りです。

家を出て宿に向かいますが途中のお昼は小浜の温泉蒸し窯、
ここで嫁さん準備の食材を金200円で借りた蒸しかごに入れて
待つこと暫し、肉まん、魚のホイル蒸し、さつま芋が蒸し上がりました。


これに合わせる飲み物は私はノンアルコールビール、嫁さんはしっかりアルコール入りの本格ビールです。



ちょっぴり悔しい思いをしたお昼ご飯の後は直ぐ近くのとけん山公園で桜見物、急斜面で公園内の移動は大変ですがいろんな角度から見ごろの桜を楽しめました。

この公園の一番上には生目八幡の社(やしろ)があって社前からは小浜の街が一望できます。


桜を堪能した後は青雲荘へ、
表題に青雲荘と書いた割にはここでの写真があまり無く料理の写真だけ、
この最初に撮った料理の後にも茶碗蒸し、豚肉の洋風の皿、島原3色ソーメンの吸い物、寒ざらしのデザートなども出てきて全部は食べきれませんでした。

翌日はしっかり朝湯を楽しみこれまた食べきれないほどの朝飯を取った後は新しく整備されたという口之津の桟橋と船仲間の「たかひろⅡ」を見たくなって口之津へ。
港に着いたら立派なフェリーターミナルが出来ていました。

ここには立派な3基の浮き桟橋が設けられていましたがこの中の一番大きなものは3年前の小浜ヨットレースにひじゅんⅢで参加する際に立ち寄った大島の港で「ここに着けていいか?」と尋ねて 「これはまだ納入していない商品だからダメ」と断られてしまった桟橋がここまで曳航されてきて使われています。

その時の大島での写真がこれ、奥に浮いてるやつです。

この大きな桟橋の左側はビジター用になっているそうですから次回は断られることは無いでしょう。

新しいターミナルを見物した後は山本さんのたかひろⅡが近くに係船されてるはずだけどと探してみたら少し外れた所にある突堤の脇に繋がれていました。


まだ冬ごもりのままなのかいつもこういう形で片付けられているのかは判りませんがドジャーもビミニもセットしてありませんでした。

ここからもう少し足を延ばしたところに「口之津歴史民俗資料館」があるのでここで口之津の歴史をお勉強。


長崎よりも先にポルトガル船が来航したこと、明治時代には三池炭鉱の石炭積み出し港として栄えたこと、などいい勉強になりました。
ちなみにこの資料館の建物も当時の税関だった建物を利用しています。
余禄で当時の西洋帆船よりも中国のジャンク船の方が帆走性能は上だったことも知りました。 なんか形だけ見るといかにも遅そうなんですけど意外でした。

お勉強が終わった頃には既にお昼を回っていてフェリーターミナル前に見つけたレストランでちょっと遅い昼食。
嫁さんはマーボー丼、私はすだちランチなるものを注文しましたが運ばれてきた料理を見てびっくり、配膳用のお盆みたいに大きな皿に全部の料理が一緒に載せられれ出てきました。
さすがにみそ汁は別でしたけどね。

残念なのはこの大皿に盛られた酢豚、この汁が全部の料理に流れてどれも同じような味になってしまっていました。味付けも濃い目で私好みからはちょっと遠かったです。

それでもお腹がいっぱいになった後は口之津を後にして小浜経由で我が家へ。
小浜では海産物の土産物屋に立ち寄って「たこせんべい」を買おうとしましたが売り切れ、代わりにタコのみりん干しとイカせんべいを購入、ま、似たようなもんでしょう。
これにプラスしていつものパン屋さんで温泉あんぱんも購入、なんだか幸せな気持ちでの帰路となりました。