船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2015/11/30

コンパス 再度解体

event_note11月 30, 2015 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
自分の迂闊さにがっかりするやら腹が立つやら、いつまでも嘆いていても仕方がないので再度解体です。



せっかく時間をかけて注入した液をまた抜き、ねじを外し、
エイヤーと力を入れてボウルを引きはがします。
めりめりめりといった感じでボウルが外れました。
ドームはベゼルにくっついたままです。
オーリングはこのときに引っ張られて伸びてしまいました。
ドームとボウルは分離はしましたが液体ガスケットがべっとり、プラステックの材質の違いためか作業手順のためかドームのほうは少なめです。
再組み立てのためにはこれを綺麗にしなきゃいけませんがボウルにくっついた分がなかなか剝れてくれません。

しばらくトライしましたが結局面倒になって古いほうを解体して使うことにしました。
パーツに互換性があったらいいんですが。
古い方も液を抜いてねじを外してベゼルを取り外すと、なんとこの時点で構造が違います。やな予感。
こちらの方は2枚のアルミリングで一旦ドームとボウルを押さえたあと、ベゼルにねじ止めされていました。
ネジを緩めてボール、ドームを分解、ジンバルも取り外します。
ボールがあまりにも茶色で中が見えなかったのですが分解してみるとなんとジンバルも茶色、作りも少し違います。新旧比較写真です。
ちなみに文字盤上の透明プラスティックを半分ほど拭ってみましたが文字も茶色になっているようです。
ジンバルは使えないかもしれません。

あとはボウルのサイズが変わってなければいいのですが。
試しに古いほうと新しいほうのジンバルを入れ替えてみましたが残念、ちゃんとセットできません。
よく観察するとピボットの太さと長さが違い、ボウルとジンバルの組み合わせは変えれないことが判りました。

さてドームとボールの間の組み合わせ部分は?
ここは新旧ともに同じサイズのようでオーリングは古い方から取った分をを使えそうです。
新しいほうに付いていたオーリングは引きはがしたときに伸びてしまい使い物にならなくなっていましたからこれだけでも助かります。

結局、古い方からの部品で使えるのはオーリングと液のみ、またしてもへこんでしまいました。

古い方のボウルが使えないことが判明したのであきらめて液体ガスケットをはがす作業をやるしかありません。
ただひたすら、ちびちびと剝していきます。 あー、面倒!
全くはがれてくれません。 
剝しながらよく観察すると液体ガスケットに含まれていた溶剤でボウルが溶けボウルと液体ガスケットが溶着してしまっているようです。
竹串などを総動員してこすり落としますが柔らかくなったボウルのプラスティックも一緒に取れているようでオーリングが当たる部分も凸凹になってきました。
本当にこれ再利用できるんでしょうか?

ま、いろいろ考えると先に進まないので雑念を取り払ってまたしてもひたすら清掃作業。
こんな時は水割りがお供ですが飲みすぎる前に本日終了、あと数日同じ作業をすることになりそうです。
あー、ため息!