船の方ののニスが乾燥するのを待つ間はトレーラーから外した窓枠のシリコンなどのコーキング剤をせっせと落としていました。
特に中央の窓は義弟が盛大に盛り付けていたので落とすのに骨が折れました。
さて綺麗になった後は次の防水の準備です。
アルミの外板は波板状態で凸凹が大きくしっかり考えないとうまく防水できない可能性があります。
大量のシーラントを使う手も一つの方法ですがちゃんと隙間にまわってくれたか確かめる手立てがありません。
で、この柔らかい防水テープを使うことにしました。
厚みが10mmありますし柔らかいので隙間に柔軟になじんでくれます。
これとシーラントを併用すれば完璧でしょう。
窓枠に貼り付けましたが幅もぴったり。
ただ一つ問題があってこれを解決しなければ車体に取り付け出来ません。
問題と言うのはこの防水テープを貫通してネジを締めようとすると写真のようにネジに絡んでテープがちぎれてしまいます。
(これ実験の写真ですがねじにスポンジゴムが巻き付いているのが判りますかね?)
何らかの対策が必要なので船の入口扉から取り外したエアーベントルーバーを使っていろいろ試してみました。
こういった実験好きなんですよね。
1、単純にキリを通して下穴を開ける。→X
2、ねじ穴部分の粘着テープをハンダごての頭を突っ込んで焼いてしまう→X
3、キリを通して下穴をあけねじの頭にシリコングリースを塗る。→〇
何とか方向が見えました。でも下穴を開けるのが面倒
シリコングリースが効くんだったらシリコンシーラントだったら?ということで。
4、キリを通して下穴をあけねじの頭にシリコンシーラントを塗る。→〇
やったね、でもやっぱり下穴が面倒。そこで最後に試したのが
5、下穴無しでねじの頭にシリコンシーラントを塗る。→〇
という結果が出てねじの頭にシリコンシーラントを塗って締め付ければ防水テープが絡むことは無いことが判りました。
これだったらネジ部の防水も兼ねるし作業も簡単、一石二鳥で万々歳です。
この写真がその成果、絡みなしで貫通しています。
ちなみに使ったシーラントはセメダインのバスコークNです。
良かった良かった、で、乾杯。